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書いたあとの偶懐。
日本では、平地を離れるとするなら、山に入るしかない。ところが山の扶養力は小さい。また、山の面積もそんなに広くない。
欧州では、馬力を使うことで、次第に個人が村から独立した。
日本では牛馬耕とは無関係に、村民互助構造を脱し得なかった。
これが個人の独立自主心を圧迫し、有能な個人が悪い所属組織を庇おうとする堕落肯定根性を定着させた。
長州は、条約による開港が、特権的な港湾税や通航税をとれなくなる未来に向かうのがいやだったので、欧米船を砲撃したくてたまらなかったのか。
次。
スウォーム補給母艦があり得るはずだ。
1個口が80kg未満の荷物を100機以上のマルチコプターで陸岸まで揚陸できる高速艦。接岸する必要なし。ボートを卸す必要もなし。すべて有人ヘリか無人ヘリで済ます。
合理的ですよ。
次。
Dan Goure 記者による2019-10-31記事「How Russia Conducts ‘Lawfare:’ The Case of Interpol」。
いわゆる「ハイブリッド戦争」の一環としてロシアは、インターポル=国際刑事警察機構 を悪用中である。
インターポールには、容疑者の逮捕権はない。しかし、テロ、麻薬密輸、サイバー犯罪、人間密輸送犯罪等を諸国家政府が取り締まる手助けをする。
インターポルが発する「レッド・ノーティス」。これは、インターポル加盟194ヵ国が指名手配している人物について、他の加盟国にまず知らせる仕組みだ。
「ディフュージョン」はもっと強い措置で、インターポル経由でそれを通知された国の官憲は、逃亡犯罪人引渡しを要求する国の代わりに、その人物を拘留する。
ロシアはこの仕組みを濫用する。プーチンの政敵や、政府に批判的なジャーナリストたちを、「逃亡犯罪人である」として、インターポールからディフュージョンさせているのだ。
中共とベネズエラも、同様の《法律戦争》を展開中だ。
Bill Browder は国際的投資家で、人権を擁護する活動家であり、プーチンを批判している。そこでプーチンは彼をすでに7回、「レッド・ノーティス」させてきた。
スペイン警察はそれに従って一時、Browder を拘禁したこともあった。
またロシア外務省は、オレグ・スモレンコフの居場所をインターポルが探せ、と要求している。当該人物にはCIAに情報を洩らしたという嫌疑がかけられている。
モスクワ政府は、プーチンにとって好ましくない人物が、インターポルから手配中である、との、フェイク・ニュースも捏造し、世界へ発信する。
特にモルドヴァの民主主義政治家がこれをやられている。モルドヴァの政治機構をロシアの思うままに改変できないことが、ロシアには気に喰わないのだ。
したがってプーチンに批判的なロシア人は、ロシアの言うなりに個人の身柄を拘束して引渡しかねないような諸国へは、けっして海外旅行をしない。 ※だから日本へも来てないよね。
この問題に関して米国の連邦議会人はすでに立ち上がっており、インターポールを政争に利用することを米国内においては拒絶する法案を提案する予定である。
※ロシア、中共、韓国等、初めから国際法を守る気のないような政府と日本政府が何かを約束することは、それじたい、憲法違反行為になる。なぜって日本国憲法は、国際法遵守を主眼にしているのだからね。