酩酊の自己暗示でワクチン接種後の血栓を予防できるかもしれない。

 わたしはこの数年、トータルして酒は1デシリットルも飲んでいない。歳をとると外見が健康そうでも腎臓はシュリンクしていたりと、とにかく各種の負担には弱くなっているはずだから、まあ、転ばぬ先の用心だ。
 しかし酩酊のフラッシュバックがあり得ることに気が付いた。
 ノンアルを飲むと、いい気持ちになる、そんなプラセボ効果を体験した人は多いだろう。

 ところが先日、BSで「飲み鉄ナントカ旅」とかいうのを視ていたら、視ているだけで頭の中の血管がパブロフドッグのように膨張したらしく、軽く頭痛がしてきた。その現象が数時間も続いたのでおそれいった。

 そこで考えたのだが、新コロワクチンの接種後、自己暗示をかけて、ほろ酔い状態をフラッシュバックさせてやれば、血栓は起き難くなるのではなかろうか?

 話は変わるが、政府は、パンデミック対策として注射器の「射ち手」がいちどに大量に必要になったとき、その要員を弾撥的に確保できるようにする法律改正を今年中に実現して、来年以降に備えるべきだ。ほんとうは、この法改正は去年のうちにやっておく必要があった。政府は1年を無駄にしたのだ。

 たとえば自衛隊病院の職員でもなんでもない、自衛隊の一般部隊の「衛生小隊」の二等兵、昔で言う「看護卒」たちだ。この者たちに部隊内で最低基本のインジェクションの訓練を積ませておく。平時にそのワザを一般人に対して用いることはゆるされないのだけれども、中共が生物兵器を使ってきたりといった緊急非常事態時に「注射祭り大ホール会場」等に動員されたときには、正規の医官の臨場監督下に、一般人に対するワクチン接種等ができるようにしておくのだ。

 これで自衛隊の衛生小隊のモチベーションも上がり、募集上も有利であろう。

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 SETH ROBSON 記者による2021-5-13記事「Navy’s Guam-based Triton drones to join Air Force Global Hawks in Japan this summer」。
   2020-1からグァムに常駐している米海軍の「MQ-4C トライトン」が、5月中旬以降、一時的に、日本本土にやってくる。

 ちなみに米空軍が2014から日本本土に展開してきたグローバルホークも常駐ではない。一時的な駐留である。

 米空軍の太平洋軍は台風シーズンにはアンダーセンからヨコタに「RQ-4 グローバルホーク」をローテーション展開させる。

 今回飛来する機数は非公表事項。
 昨年の夏だと、5機が来た。

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 AFPの2021-5-14記事「French Toshiba unit hit by ransomware attack」。
    東芝のフランス子会社「TFIS」が5-4にランサムウェアにやられた。金曜日公表。

 犯人はダークサイド。
 TFISは、プリンターに特化している会社。
 顧客データまでは盗られていないと。

 金曜日には、アイルランド政府の保険省がランサムウェアにやられてコンピュータシステムをシャットダウンしている。

 ※ダークサイドはコロニアルパイプライン事件の直後、米サイバーコマンドから報復攻撃を喰らったのではないかと疑える。ダイレクトな反撃ではなく、たとえばプーチンの個人資産に対するマルウェア攻撃だ。それでプーチンが音をあげて、ダークサイドの活動を休止させたのかもしれぬ。

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 AFPの2021-4-15記事「Huthi missile debris sparks fire at Saudi university」。
    水~木曜日の深夜、イエメンのフーシがサウジを5発の弾道弾と4機の爆装無人機で攻撃。
 破片によってサウジ南部ジザン市の大学で火事発生。

 フーシは、アラムコの石油施設を狙って執拗にミサイルとドローンを放っていることを逐次に声明している。サウジ側はペトリオットで迎撃に努めている。



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