中共が台湾を侵略するときにはスターリンクを使わせるなよとプー之介が電話でマスクに釘を刺していたという。

 『モスクワタイムズ』が2024-10-25に、米紙『WSJ』の木曜日の記事を紹介した。
 マスクはセルゲイ・キリイェンコらロシア高官とコンスタントに電話で話している。
 今ではウクライナの味方ではなく、ロシアの味方である。

 報道官ペスコフによれば、マスクはプー之介とは1回電話で話しただけだという。そのテーマは「宇宙」であった。

 ※マスクが「宇宙の真珠湾」などと漏らしたのは、プー之介が「スターリンクをウクライナ軍に使わせるなら、大気圏外で水爆を炸裂させてやるぞ」と脅したことを示唆する。マスクの軌道上資産は、ロシアの無法な攻撃の前には、まったく無防備だということを、プー之介は何度でもマスクに思い出させるであろう。中共も、北京郊外のテスラ工場と電池工場に対して如何様にもイヤガラセ圧力をかけられる筈。結論。自衛隊は「スターリンク」などに1ミリも依存しては危うい!

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 Sofiia Syngaivska 記者による2024-10-25記事「Intercepted Communications Reveal russian Hostility Towards Newly Arrived North Korean Troops」。
   ウクライナ国防省が傍受している露軍内の通信によると、クルスクにいるロシア兵が、「新来の北鮮兵に対して装甲車を提供してやれ」という上からの命令に、反発しているそうだ。

 ロシア兵は、同じ露軍に属する他民族の部隊に対して、露骨な侮蔑を示す。これは昔から、変わらないのである。

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 「mil.in.ua」の2024-10-25記事「With 200 Munitions Plants, North Korea Could Provide russia 9.4 Million 152mm Shells」。
    北鮮はすでに2万個の弾薬コンテナを羅津港からロシアへ搬出させた。その中実は152ミリ砲弾にして940万発に達する、と。

 韓国Yonhapによれば、それにもかかわらず依然として北鮮内には、1ヵ月~3ヵ月の戦争を賄えるくらいの砲弾はストックされているという。この見積もりの出処は韓国国防部である。

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 Vijainder K Thakur 記者による2024-10-24記事「Russia Records 1st UAV Shoot Down By Missile-Armed Helicopter; Heralds New Era In Drone-To-Drone Combat」。
   23日にロステックが自慢。「カモフ52」から対戦車ミサイルの「Vikhr〔旋風〕-1」を発射して、空中で、宇軍のドローンを1機撃墜したぞ、と。

 ところがこの報道にはディテールに疑問がある。戦闘中の戦果ではなくて、単に鹵獲してあったドローンを用いた「実験」にすぎない可能性があるのだ。

 Vikhr の誘導方式は、レーザーを使うセミアクティヴである。最大で10km飛翔。弾頭重量12kg。

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 Waylon Cunningham 記者による2024-10-26記事「McDonald’s E. coli crisis reveals why vegetable contamination is harder problem than beef」。
   木曜日、米国マクドナルズは、新鮮なオニオンを、一時的にメニューから外した。これは、中西部~西部の数州における大腸菌アウトブレーク騒ぎを承けたものである。
 75人以上が症状を訴えており、死者も1人出た。FDAいわく、入院している22人のうち2名は、溶血性尿毒症症候群と診断されたと。ひらたくいうと急性腎不全。

 「Quarter Pounder」という商品を、全米14000店舗のうち五分の一の店舗では、売らないことになった。

 野菜や果物のことを英語の名詞で「プロデュース」という。生鮮品。ハンバーガーに入れるときに加熱をしない「フレッシュ・プロデュース」は、牛肉とは違って、簡単確実に雑菌を殺せない。雑菌検査をしても、見逃しはゼロにできない。そこが難しい。

 牛、イノシシ、鹿などの生きた動物の腸内にいる大腸菌が、潅水や洪水経由で、野菜畑にとりついてしまうことがある。
 また、野菜をスライスする工程で、大腸菌に汚染させてしまうこともある。

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 ストラテジーペイジ の2024-10-25記事「オーストラリアのメーカーである「Anduril」社は、3トンある無人潜航艇「ゴーストシャーク」を完成した。
 ただし主機が謎。
 AIPかもしれないし、リチウム電池かもしれないし、それ以外かもしれない。

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 「mil.in.ua」の2024-10-24記事「IL-76 Shot Down in Sudan Carried Russian Linked to Arms Dealer Viktor Bout」。
   先年、ロシア政府との人質交換取引により、米国の刑務所から釈放されているヴィクトル・ボウトのお友達らしい武器商人のヴィクトル・グラノフ氏(67)が、スーダンにて墜死。乗っていた「イリューシン76」輸送機を21日に撃墜されて。

 グラノフは南阿国籍になっており、そこで2つの航空会社を経営し、コンゴに武器を輸出していた。

 ちなみにボウトが25年の懲役刑を2012に言い渡されたその罪科は、コロムビアへの武器密輸出であった。

 「IL-76」機を操縦していたのは33歳のロシア人らしい。やはり死亡。
 そしてこの機体には「World Food Program」の偽装ロゴがペイントされていた。
 元空挺隊員らも乗っていて、死亡した。