本日の「チラ裏」特報!

 井澤元彦さんは2ちゃんねるではときどき工作員の誹謗の対象になってますが、「日本人は言葉に自縛されて筋を通せなくなる屈曲度が西洋人より酷い」──つまり、日本人は言葉を大げさに懼れてしまう異常な国民だと仰っていることに、間違いはないでしょう。(ちなみに兵頭は某警察雑誌でいちど井沢氏と対談しているのですが、この雑誌が一般読者の目には触れないのはどうも残念です。)
 井澤氏が指摘する性向は、日本人の近代的自我の不確かさと、モロに関係があります。
 また北京や朝鮮人からの理不尽な宣伝に簡単にやられてしまう「他者の気持ちを思い遣る」セキュリティホールの一つの原因そのものでもあります。
 対抗手段のことを軍事用語でカウンター・ミージャーズといいます(無理にカタカナにしています。ミリオタはすぐにスペルが思い浮かぶでしょう)。
 スパイ防止策なら、カウンター・エスピオナージです。
 プロパガンダに対抗するのは、カウンター・プロパガンダです。
 これは価値中立の言葉です。プロパガンダには悪い意味がありますが、カウンター・プロパガンダには悪い意味はありません。もちろんどんな価値中立な言葉にも悪い意味を帯びさせることはできます。しかしそれに怯えるのは近代人ではありません。
 英語で、オポジット/コンフロント/エミュレイト/アゲインスト/カウンターヴェイル/カウンタラクト/カウンターワーク等、「反対する」の語はいろいろあてはめられますが、当会は、敵が日本の外で外語によるブラック・プロパガンダを打っている現状を放置できないし、その対策を役所にも任せられないので、立ち上がっているわけです。またその趣旨を率直に国内に説明して醵金を募ろうとしております。そして兵頭の見るところ、真実の書かれた文献が英文化された上でいちどHTML形式でUPされれば、その文献に関する限り、敵は対抗不能です。
 仮りに本会がとんでもなくバカ右翼っぽい名称でHPを運営していたとしても、そこに価値のある日本語史料が適宜に英訳されたテクストがUPされていれば、そのテクストは第三者によってコピペ使用されることによって、それ自体でシナのプロパガンダを破壊する砲弾になってくれるのです。
 ところが、この砲弾仕上げメーカーには、お金がありません。広く醵金を募る必要があるのです。そのために、会は潜在的醵金者の皆さんにとって、分かりやすい、紛れもない名称であることが不可欠でしょう。
 さらにまた、当会が日本社会の一員として堂々と活動していくためには、会の名前は無論のこと、活動主旨内容の説明文を、日本人の誰に対しても隠すことはできません。隠せば醵金者を騙すことになります。
 ということは、「プロパガンダ」というカタカナ文字はどこかに必ず入ってくるでしょう。
 それを、ネット利用者なら誰でもタダで使える和英自動翻訳ソフトにかければ propaganda という横文字が現れるでしょう。この当然のことが分からない人がいるようです。
 将来、たとえば米国人が米国内の端末を使って、近代日支関係史に関する英文資料を探そうとして、グーグルやヤフーの検索エンジンを駆使し、jpドメインの本会のHPを見つけたとしましょう。
 その検索エンジンの画面では、本会の英文サイトと和文サイトは、上下に並んで表示されるはずです。
 彼がもしその和文HPの方にアクセスして、設立趣旨のテクストを英訳ソフトにかければ、propaganda という文字が出てくるでしょう。
 これは隠しようのないことですし、隠そうとすればシナ人が暴き立てて米国内のいろいろなウェブサイトに英文で本会を誹謗中傷するネタを提供するだけでしょう。
 したがって、本会が対抗宣伝に適する文献を英訳したテキストをUPするHPを国内向けと国外向けとで完全分離しよう(つまりpropagandaという文字が一箇所でも入っていると米人に与える印象が悪いので、その文字を入れないHPを別個に同時に運営しよう)と仰る一部会員のご提案には兵頭は賛成し兼ねるわけです。
 それはホームページの運営のために要する年間固定費を単純に2倍にしますが、その2倍のコストに見合うベネフィットは無いでしょう。
 それこそ、カウンタープロダクティヴ(逆効果)なだけだろうと愚考するのですが、本会の支持者の皆様は如何思われますでしょうか?
 当会は非常に少ない人数で運営されることになると思いますが、敵の工作員は無数にいます。つまり、敵はすぐにバレるような姑息なアンチ工作を100通り、200通りも打ってきます。そのなかには、それこそカウンターフィト(偽造)の本会HP立ち上げだって、あり得ますよね。和文と英文の混在HPにしておけば、そのような工作に対する抵抗力が具わるのではないでしょうか。
 土曜・日曜も休み無く工作を仕掛けてくる敵に悠然と対抗し得る最良の方法は、初めから姑息なマネをしないことではないでしょうか。言霊に脅えて姑息なマネをすれば、やがて受け太刀一方になるのは、ネット界の常識のように兵頭には思えるのですが。
 ところで朗報があります。18日時点の連絡によれば、加瀬英明先生が、本会の会長に就任してくださる見通しが立ったようです。これは兵頭がチャンネル桜の核武装討論会で加瀬先生のファンになり、茂木社長に「この人しかいない」と交渉をお願いしたのです。
 しかも加瀬先生は、5人の錚々たる保守系論筆家の方々を会の委員に招きたいと仰っています。この構想が実現すれば、北海道のコジキにすぎない兵頭などいなくてもこの会は磐石です。
 そこで昨日までの情勢では、兵頭は国内運動では今より以上には手は拡げられないと申しましたが、前言をあっさり撤回し、なにかやることにします。
 画像系の仕事がネットで展開できないかな、と思っております。
 2008年の北京五輪にあわせて、シナでは、外国プレスに見せるためのビジュアル捏造歴史博物館の建設ラッシュになっているようです。これにイメージで対抗する方法について、また皆様のお知恵を借りたいなと思います。
 この捏造博物館が欧米プレスでビジュアル報道される前に、わたくしたちが先手を打つことはできないでしょうか? 求む、マイケル・ムーア。
 できれば、こんどは、「法人格なき社団」でもない、全員ボランティアの純然ネット上活動で行きたいんですが。