みにみににゅーすぅ

 雉だ! 雉が3羽!
 窓を開けると目の前は、護岸いっさいナシのワイルドな川です。道路はウチの前までで行き止まり(直進すればそのまま谷に突入する)。どこか遠くの温泉旅館のような風情です。よ~し、パパ、こんどは釣りにチャレンジしちゃうぞー。
 その対岸には小学校のグラウンドが遠く見えるのですが、その手前がずっと「荒野」。まだ雪が数十センチ積もっているその荒野を茶色の羽毛の雉のような体形の鳥が悠々と歩いているのでした。遠景には道南の低山がロッキー山脈のように望まれる。
 ところがこの温泉旅館みたいな貸家から歩いて15分ほどで、「産業道路」と称されます、郊外型店舗が軒を連ねた4車線バイパスに出ます。ありがたいことに書店もあるではないか。
 さっそく部屋に大きな市街地図を貼ろうとしたら女房が、「今後はそういうのは禁止」との厳命です。この借家は築三十年近いのですが、リフォーム直後で新築のようにも見えますので、大いに元気になりまくりやがり、もうインテリアなどに凝り始めている。どこが「元修道女」じゃ! 質素実用を本旨とした俺様のいままでのライフスタイルが間違いかよ? 「その地図には一年間我慢してきたがもうダメ」だと? わかりましたよ。じぶんの仕事部屋に貼りますよ。
  並木書房からわたくしの新刊。『陸軍戸山[とやま]流で検証する 日本刀真剣斬り』(だったかな、タイトルは?)が出ました。7日から10日にかけて各地の書店に並ぶだろうと思います。籏谷先生との共著です。軍刀や殺陣を研究する人が一度は目を通さねばならない資料になると自負しております。
 それとビックリしたんですが、並木書房で小松直之さんのマンガの企画が進行してたんですねえ。新刊の折込広告をどうぞごらんになってください。
 小生の『2008年 日中開戦!!』は、倉橋さんという、信州にご在住の作画家さんとコンビでやることに本決まりですわ。いやぁ、サン出版のコーディネイト能力を見直しましたよ。
 あと、旧称「史料英訳会」があらたまりました、ホワイトプロパガンダの非ボランティア・スキームの方ですけども、サイトも改築されました。 今後は http://hassin.sejp.net/ に、アクセスをおねがい申し上げます。