『尖閣諸島を自衛隊はどう防衛するか』の見本が著者の手元に届きましただよ。

 たぶん次著も対中共軍がテーマになると思うので、今から写真を募集しますだよ。
 じぶんの写真が本の表紙になったら、愉快だと思わないかい?

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 Thomas Newdick 記者による2021-3-18記事「Germany’s Unwanted Euro Hawk Drone Has Finally Become A Very Costly Museum Exhibit」。
   この「RQ-4E ユーロホーク」、初飛行は2010-6-29。ドイツは2012に1機受領していた。
 これがいよいよ博物館行きと決まった。

 2019-10には、機体以外のスペアパーツ等すべてをNATOの支援調達局に移管することが合意されていた。NATO保有の4機のAGS=「RQ-4D アライアンス・グラウンド・サヴェイランス」の整備のために役立ててくれというわけ。

 残るRQ-4Eの機体ドンガラは、ドイツ連邦軍歴史博物館に収蔵され、2022以降に常設展示されるはず。

 ドイツ国防軍としてはこの機体を5機買って、エアバス製のSIGINT機材を搭載して、ブレゲーアトランティック哨戒機の後継にしたいという意向もあった。しかし欧州大陸の上をこんな大型無人機に飛び回られては、航空事故の危険が増えるので迷惑だという声に圧倒された。
 という次第で2013年にはこの機体の行き場がなくなった。それまでに7億9350億米ドルをドイツはつぎこんでいた。

 カナダは、こういう機体で北極圏の海上を見張らせるという案を検討したが、けっきょく引き取らないことになった。
 有人機でないため、追加で巨額の機器を買わないと、どうも航法や操縦が行き届かぬと分ったらしい。

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 Mona Chalabi 記者による2021-3-20『ガーディアン』の記事「Atlanta shootings: why US hate crime data is so lacking」。
  米FBIにはセックスワーカーに対する暴力犯罪のデータがない。

 ことし、ある研究が公開された。NIBRS=ナショナル・インシデント・ベイスト・リポーティング・システム のデータセットを使うと、在米のアジア系住民に対するヘイトクライムについて少し明らかになるという。

 研究者たちは見出した。アジア系に対するヘイトクライムには特徴がある。たとえば、非白人が犯人である比率が、比較的に高い。また、アジア系に対するヘイトクライムがよく起きる場所は、学校である、という。

 ※なにごともデータが基礎でなければならぬが、米国の場合、まずはシナ系とコリア系とその他系とを峻別するところから始めないとダメなレベルなんだと思う。「アジア系」などと呼んでいる時点で、白人は何もわかってない(メディアインサイダーになりおおせている儒教圏系人にコバートに言論を操縦されている)と自白しているようなものだ。儒教圏系とその他系に分けた統計すら、連邦にはないのだろう。もちろんローカルの警察には、どの風俗店がどのエスニシティかを直観的に掴んでいる。しかしそれを統計化しようものならポリコレの地雷原に進み入ることになるので、データはないことにしているはずだ。

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 東京五輪の開会式は、いっそ、都内の小学校のグラウンドを1つ借りきって、30分くらいで済ませたらいいだろう。入場行進は無しで、各国選手団の代理人1名ずつが、国旗シールをぺたりと貼った団扇をめいめい扇ぎながら、ガヤガヤと校庭にあらわれ、演説台の前に、かたちばかり整列。そして、短い開会の挨拶の後、すぐに解散。おそれおおくも主上は遠く校舎の2階教室の窓から、お忍びの体にて一部始終をご叡覧あそばされる。北朝鮮みたいなマスゲームは一切なし。小芝居演出も一切なし。これぞ国体の明徴ならずや? 聖火の点灯はタブレットのモニター画面に映すだけでいいだろ。というか聖火そのものをLED電球に替え、二酸化炭素ガスのエミッションをゼロにしとこうや。



尖閣諸島を自衛隊はどう防衛するか 他国軍の教訓に学ぶ兵器と戦法