「釣り糸」でありながら、同時に光ファイバーの機能も併せもっているような繊維製品があるとよい。

 これによって、常に水中を視認しながら、探りを入れられるようになるから。

 「つり」という、従来、門外漢には単調に見えていた暇つぶしが、「水中観察」に進化するのである。

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Nancy Montgomery 記者による2021-8-2記事「’World’s fastest man’ raised by Italian single mother who met his US soldier father at Vicenza」。
    男子100mで金メダルを取ったイタリアのラモント・マルセル・ジェイコブズ選手の母親はシングルマザーである。そして父親は、ヴィセンザ基地に勤務していた米兵であった。

 母親のヴィヴィアナ・マッシーニが18歳の米兵ラモント・マーセル・ジェイコブズ・ジュニアと出合った時は16歳であった。
 2人は結婚し、米本土のエルパソのフォート・ブリスに移り住んだ。

 3年後、息子が生まれた。その数週間後、父親が韓国勤務と決まった。

 母親いわく。それについて行くのが不可能であったので、生後1ヶ月足らずの息子とともにイタリアに帰ったのであると。

 現在26歳のジェイコブズは父親を知らずに育った。『ワシントン・ポスト』によれば、初めて父親と会話したのが昨年であったという。

 このようなスプリント選手がいたことを誰も知らなかったことは、賭けのオッズが8対1とか10対1であったことからも分かる、と。

 げんざい、実の父親はテキサス州ダラスにいて、レースの前にテキストメッセージで激励したという。

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 ストラテジーペイジの2021-8-2記事。
    エルビット社は、射程が異なる2種類の自律誘導ロケット弾のポッドを1台のトラックに搭載する、新MLRSを完成した。

 「PULS MLRS」という。中共にもこれとよく似たものがあるという。

 台車となるトラックは6×6でも8×8でもよい。C-130で空輸できるサイズでありさえすれば。

 選べるポッドは以下の如し。
 射程35kmの「アキュラー122mmロケット弾」が18発入ったポッド。
 射程40kmの「アキュラー160mmロケット弾」が10発入ったポッド。
 射程150kmの「エクストラ」が4発入ったポッド。
 射程300kmの「プレデター・ホーク」が2発入ったポッド。

 このうちのどれか2つのポッドを混載できる。

 このうち「EXTRA」は自重570kg、径306ミリ。洋上発射型もあり。イスラエル軍には2019年に採用されている。GPSで終末誘導される。

 イスラエルが米国製のATACMSを改良した製品が「LORA」。自重1.8トンで射程300km。弾頭重量は400kgから600kgでいろいろある。弾頭を軽くすれば400km飛ぶ。GPSと、バックアップのINSにより、狙った点から10m以内に着弾してくれる。イスラエル軍は2018年に導入した。径610ミリはATACMSと同じ。

 2006年から実用化され、たとえばイスラエル軍がレバノンで、車載地対地ミサイルを破壊するのに使ったのが「デリラ」。弾頭重量30kgのロイタリングミュニションである。滞空30分可能。2018年にはシリアで、SAM陣地を破壊するのに投入された。
 最新バージョンは500km先まで攻撃できる。


ハイパーソニック弾の開発には超高速風洞が必要なはずだが、日本のどこにそんなものがある?

 風洞への投資の貧弱さを補ってくれるのが、スパコンの性能と、量子コンピュータということになるのか……?

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 AP による2021-8-2記事「 Tokyo Olympics: Belarus sprinter alleges Olympic team tried to send her home against her will」。
   ベラルーシの陸上スプリント選手 クリスチナ・チマノスカヤ(24) が東京でオーストリー大使館に亡命を申請した。

 ベラルーシ人のスポーツ選手を支援するグループ〔選手組合のようなものか〕いわく、彼女の生命は危険にさらされていると。

 あらかじめ録画されたメッセージビデオがインスタグラムに投稿されている。ベラルーシ・チームの役員から、本人の意思に反して帰国せよという圧力を受けたので、最初、国際五輪委員会に助けを求めたという。

 この選手は短距離のスペシャリストで、月曜日に200mに出場する予定だった。しかし、役員から、これまでやったことのない400m×4リレーに転ずるように言われたという。

 この選手は羽田からイスタンブール行きの飛行機に搭乗する予約がされていたが、搭乗せず。
 あとから、空港に、日本外務省の職員がやってきたという。

 IOCと、ベラルーシのNOCとは、以前から悶着がある。
 ベラルーシのNOCは、ルカシェンコ父子(大統領アレグザンダーと息子ヴィクトル)の長年の支配下にある。しかしこの2人は、東京五輪を見物することがIOCによって禁じられているのである。

 というのは、ベラルーシの選手たちからの申し立てが昨年8月の大統領選挙以降、ある。
 この選挙が不正であると声を挙げた者たちに対して、父子が報復や脅迫をしている、と。IOCは、それについて調査中である。

 チマノスカヤ選手は日本の警察によって安全な場所に保護されている。そこからオーストリー大使館に亡命を申請するだろうという。

 チマノスカヤ選手はすでに金曜日、100mの予選は走った。タイムは11.47秒でその組の四位。したがって、決勝には進めなかった。

 次。
 『ガーディアン』の記事「Team GB’s Frazer Clarke gets boxing medal shot as furious opponent stages sit-down protest」。
    国技館でおこなわれた、スーパーヘヴィー級の男子ボクシング準決勝戦。
 英国のフレイザー・クラーク選手が、フランスのムラ・アリエフ選手に勝ったのだが、アリエフは判定に不服で、リング上で1時間以上も座り込み抗議。

 この試合、第二ラウンドでストップされた。
 アリエフいわく、レフェリーは俺に何の警告もしなかったのに、いきなり反則減点とは酷いと。

 クラークの両眼窩が切れて出血したのはアリエフがバッティングの反則をしたからだとレフェリーは判断した。

 ミクストゾーンにてクラークいわく。アリエフとは過去5回対戦しているが、そのうち4回は、今回同様に目の周りを切られたと。

 アリエフはサウスポー。

 ※別な階級だったが、モロッコ選手がNZ選手の耳に噛み付いたという「おまえはタイソンか」事件も起きている。もう五輪の拳闘試合はヘッドギア着用と決めたらどうなんだ? 女子は着けているだろう。

 次。
 Caitlin O’Brien 記者による記事「How World War II led to the invention of super glue」。
    1942年、イーストマンコダック社の研究者、ハリー・ウェズリー・クーヴァー博士は、銃砲の照準器に使える透明プラスチックの研究をしていて、偶然に、強力接着剤(スーパーグルー)を発見した。シアノアクリレイトという分子である。

 しかしあまりに強力なので却って扱い難く、10年以上も顧みずにいた。
 戦後、クーヴァーは、ジェット戦闘機のキャノピー素材にできる、耐熱ポリマーを模索していた。

 そして過去の発見を再評価することになった。
 シアノアクリレイトを使えば、圧力をかけたり、熱したりする必要なく、半永久に部品がくっつく。
 1956年にそれは特許になった。

 商品とするに際し、初めは「イーストマン910」と名づけていたのだが、後に「スーパーグルー」に。

 そしてベトナム戦争中、このスーパーグルーが切創の応急手当に使えることが確かめられた。外傷を負った兵士の表皮に衛生兵がこれをじかにスプレーすれば、とりあえず止血になったのである。

 皮膚に炎症を起こさないように工夫し改良した製品は1998にFDAから公式承認された。液状絆創膏として。「ダーマボンド」「トラウマシール」などの商品名がつけられている。

 次。
 洪水時代、そして大雨時代が来ている。
 「傘」の新製品が求められると思う。
 「傘」には、もうひとつ、何か、機能があるとよい。
 今の傘は、雨が降らぬときは無駄な「死重」になってしまう。それではよくない。
 常に「持っていてよかった」と思える「安心の道具」に昇格させるがよい。

 たとえば「浮き輪」機能 は、どうだろう。
 傘を畳んだ状態で、浮力を発揮してくれるのだ。
 これにより、もし急に大水に襲われても、しばらくは漂流することができるだろう。

 傘の石突部分は、小さな「L字の鉤」であると、尚、良いかもしれない。
 とっさの場合に、傘を、強力な引っ張り手鉤として使えるのだ。

 押しても曲がらない素材は傘としては重くなりすぎるだろうが、引っ張ってもバラけない靭強な素材は、同時に軽量に仕上げることも十分に可能である。値段は張るが、付加価値だ。

 石突部分がL字形で、心棒も取っ手も一体の構造となっていれば、たとえば、水路などに落ちた他人やペットや物品を引っ掛けて引き寄せる道具にもなるし、自身が高所に這い登らなければならないときにも、それを使って、助かる場合があるだろう。


米軍はアフガン撤退後のCASをF-117にさせようとしているのではないか?

indomilitary の記者による2021-7-31記事「SDV-1000V Hybrid Submarine ? Above and Below the Surface, Mainstay of Ginseng Country’s Frog Troops」。
 韓国の会社が、特殊部隊を運ぶ高速ボートでありながら、そのまますぐに潜航もできてしまう、特殊装備を開発した。

 インドネシア海軍に所属する「コパスカ」は、訳せば、蛙部隊コマンド。
 インドネシア版のシールズだ。この隊員を奇襲的に任意の島へ送り込むため、セベラル年前にスラバヤ工科大学(ITS)が、「クロック」(鰐)というハイブリッド艇を試作したことがあった。

 「クロック」は、水上ではハイドロフォイル艇となり45ノットを出す。そのうえ、深さ10mまでの潜航もできた。しかしプロトタイプで終わっていた。

 今回、韓国企業「Komarine」(釜山にあるコリアンマリン社)が、このコンセプトを引き継いで、完成度を高めた「SDV-1000W」に結実させた。韓国軍のフロッグマンを敵に察知されずに派遣できる。

 水上ではディーゼル機関、水中では電池モーターで走る。水上を電池モーターで静かに走ることもできる。
 水上最大速力35ノット。水中では6ノットを出す。
 電池はリチウム・ポリマー。
 水上航続距離は200カイリ=370km。

 お客は10人載せられる。シートは衝撃緩和機構付き。
 ペイロードは最大1.5トン。

 C-130でこの艇ごと海上に落下傘で落とし、そこから高速モードと隠密潜水モードを使って、敵が見張っている海域を奇襲的に機動し、コマンドー隊員を上陸させることができるのである。

 次。
 JULIE WATSON 記者による記事「Families of Marines, sailor killed in AAV sinking incident to sue vehicle manufacturer」。
   2020夏にAAV7の訓練事故で溺死した米軍人たちの遺族が、メーカーの「BAEシステムズ」を相手に訴訟を起こした。

 弁護士によると、8人の海兵隊員と1人の海軍水兵は、45分間、AAV7の中に閉じ込められてしまった。
 4人の海兵隊員は、体重をかけてハッチを開けようとしたが無理だった。
 弁護人いわく。もし、ハッチが、内側へ開けられるような構造になっていたなら、隊員たちは、2分間もあれば水中へ脱出できたはずであると。

 ※これが潜航艇であったなら、内開きのハッチという選択は難しいかもしれないが、考えてみれば、AAV7は潜航艇ではない上、大波浪に叩かれながら進むシチュエーションも考えにくいのだから、内開きでもよかったわけか。水中でロックを外せば、水圧で自動的にハッチが開くだろう。

 なおBAEシステムズ社は、海兵隊と3億6600万ドルの契約を結んで、AAV7の後継の新型水陸両用兵員輸送装甲車を72両、製造する予定だが、そのハッチもやはり、AAV7と同じように、外開き式である。
 〔したがってもし水没した場合、水圧のために、とうてい人力では外側へ開くことはできなくなる。〕

 次。
 ストラテジーペイジの2021-7-31記事。
    5年前、アルゼンチンのEEZで密漁していた中共のトロール漁船をアルゼンチンのコーストガードが撃沈し、船長以下5人を海から拾い上げて逮捕した。中共はこれに文句をいわず、後で、こっそりと、船主に補償したようである。

 中共の海賊トロール漁船800隻が蝟集してくるのは「ショートフィン・スキッド」(大西洋烏賊)の好漁場。みんなAISを切っている。

 ※イカを釣るのではなく網で獲るのか……。

 GDPの3.5%を漁業で稼いでいるアルゼンチンとして、到底、看過できる犯罪ではない。

 中共海賊の手口はこうだ。まずアルゼンチンの地元漁民がイカを追いかけて集まっている海面を、そのAIS情報を頼りにつきとめる。そして夜間、EEZ内に突入してトロール網で烏賊を根こそぎに捕獲し、夜が明けないうちにEEZ外に逃れ去るのだ。もちろん、自船のAISは切っている。

 AISを切るだけではシラを切れない場合の用意として、中共漁船は、GPSを騙す電子妨害装置も備えている。これは中国では比較的に安価に買えるものらしい。この欺瞞装置を使うと、AISトランスポンダーのデータは、船がじっさいにはアルゼンチンEEZ内に居るのにもかかわらず、あたかも公海上に所在しているような内容に書き換えられて送信される。

  ※関係ないが、2018年から米国では「Robotic Swimming Lure」というものが売られている。その前から、高級玩具として、魚そっくりの、泳ぐロボットが市販されていたのだが、ある人が、それにルアー針とテグスをつけたらどうだろうかと発想した。これが大成功。塩水でも問題なく、深度10mまで設定できる。間欠的に泳ぐので、不自然なパターンは示さず、いかにもホンモノらしい。充電式の電池は2時間くらいもつ。大小2サイズあり、大きな5.25インチ型は44ドル95セント。小さな2.6インチ型は、39ドル95セント。そこで考えたのだが、玩具サイズの無線操縦ボートと、この「魚形ルアー水中ロボット」を組み合わせれば、ヒット直後に垂直にルアーを引き上げるので「根がかり」することもないじゃないか。その玩具ボートをいわば「浮き」と看做し、その玩具ボートにテグスをつけておいて、頃合を見て岸からリールでたぐりよせれば、一丁あがりだ。ボートには下方視察カメラもつけるとよい。テグス経由で信号を受け取れるだろう。


火の用心の不寝番動哨は2人一組にするべきなのか……。

 Thomas Newdick 記者による2021-7-30記事「Fatal Attack On Tanker Off Oman Blamed On Suicide Drone: Report」。
    イスラエルが運用している原油タンカーが自爆ドローンの攻撃を受け、2人死亡した。場所はオマーン湾。

 殺された乗組員2名の国籍は、英国とルーマニアだという。

 トラッキング記録によると、被害船の『M/T Mercer Street』号は、7-21にタンザニアのダルエスサラム港を出港。UAEのフジャイラ港を目指していた。そしてオマーン沖152海里で被弾。

 このタンカーは2万8400グロストン。リベリア船籍だが、オーナーは日本企業である。

 タンカーを運営していたのは、ゾディアックマリタイム社。ロンドンに本拠があるが、その会社を所有しているのはイスラエル人の富豪、エイヤル・オフェルである。

 『エルサレム・ポスト』によれば、被弾時に、同タンカーは、空荷の状態であった。

 この攻撃がドローン×セベラル機によるものだと匿名で語ったのは、APの取材に応じた匿名の米国高官である。

 殺された英国人は、水夫ではなく、雇われた武装ガードマンであった模様。アンブリー社という、海賊対策の人員を民間船舶のために派遣するサービス会社に所属している。
 ルーマニア人の方は、船員らしい。

 被弾後、タンカーは、米海軍の軍艦に護衛されて、14ノットで自航して安全な海域へ出たという。

 ※イランの射撃選手がIRGC(イラン革命防衛隊)のメンバーだと報道されている。IRGCは言うなれば第二次大戦中のドイツの「SS/武装親衛隊」。国家に所属する国防軍ではなくて、一政党たるナチスが所有する、党の私兵である。また中国人民解放軍も国家の軍隊ではなく、一政党にすぎない中共党の私兵である。昔のドイツや今のイランは、国防軍とは別建てで私兵が幅を利かしているわけだが、中共の場合は、政党私兵である解放軍だけがあり、国家の軍隊はまったく存在しないのだから、すさまじい。

 次。
 The Maritime Executive の2021-7-30記事「Two Killed During Attack on Israeli-Managed Product Tanker off Oman」。
    攻撃されたイスラエルのタンカーは4万9000dwt で、7月19日にダルエスサラームを出た。
 7-31にフジァイラ港で石油を積み取る予定だったので、船倉は空だった。

 無人機攻撃を受けた時点でタンカーはインド洋北部、オマーン沖にあった。

 イスラエルのテレビ局「チャンネル13」は、この攻撃がイランのドローンによるという政府高官のコメントを引用。

 げんざい、同船は、AISを切っている。

 イスラエルメディアによれば、死んだルーマニア人は船長であった。
  ※ということはブリッヂ直撃か。


女子78kg級柔道で初めてサウジアラビア選手がイスラエル選手と対戦したが……。

 従来、湾岸イスラム諸国はイスラエル選手との対戦はどの大会でも拒否してきたのである。
 なお、サウジ政府は試合後ただちに、これはわが政府がイスラエル政府と親密になろうとしているからではない、と声明を出した。

 ※こんなことをずっと続けてきた国際スポーツ機関。

 次。
 Nathan Jeffay 記者による2021-7-29記事「Experts: Third vaccine dose for elderly might not help, but it won’t hurt either」。
   イスラエル政府が、60歳以上の老人に対しては三発目の「ブースター・ショット」(ファイザー)を打たせると言っていることにつき、専門家は、「効き目はなさそうだが、害もないだろう」という立場。

 またある人いわく。国内にまだ110万人も、1射も打ってないやつがいるのだ。こいつらに残らず打て。政府はまずそれに注力しなさい、と。

 ※ひとつ間違いないことは、こうやって先行して大規模に試してくれれば、データが充実するから、それが人類のためになる。

 次。
 Vithushan Ehantharajah 記者による記事「‘I’m in a race that’s probably not clean’: USA’s Ryan Murphy doubts Olympics after Russian wins gold」。
 競泳の男子200m背泳ぎ決勝レース。前回リオ五輪チャンピオンのライアン・マーフィ(米)は今回はロシア選手に負けて銀におわった。とうぜん、このロシア人はドーピング・チートをしてるんじゃないのかという疑念を抱く。

 ※国ぐるみ組織的にドーピングしていたと認定された連中がどうして大挙して大会にやってくるのか、みんな、おかしいと思っている。


キッシンジャーが長生きし過ぎているために北京は大迷惑していると思われる。

 シナ人は密約を、相手が死んだあと10年くらい、維持する。角栄との密約も、そうだった。

 ところがキッシンジャーはまだ生きている。これから死ぬとして、さらにそこから数えて10年間も、対米攻撃用の戦略核を自粛(ニクソン政権時代にとりかわされたと考えられる米支密約)していた日には、いよいよICBMを増強しなくてはならんというその時点で中共が、干からびた「高度高齢国家」になり果てており、米国と戦略核軍拡を競う体力など、出てこない計算だ。
 それでは困る。

 だから焦ってICBMサイトを2箇所、建築にかかった。これで「視覚的」な対米パリティを目指し、その立場から「軍備管理条約交渉」のかけひきに臨む。おそらくキッシンジャー氏が老耄の境域に入ったという情報も得ているのだろう。

 詳しくは自著で書きたいが、ここで簡単に予言しておくと、中共は「三本柱」を諦めた。不可能だからだ。
 いままでは、「ナンチャッテ三本柱」でよかった。
 しかし「巨浪」は射程が延びず、聖域にするつもりだった渤海湾にも米UUVが入ってきてしまうとわかった。

 そこでもうあとはICBMでなんとかするしかないと結論された。
 新基地の場所はロシア国境から1000km未満にすれば、ロシアの「短距離核ミサイル」の射程内なので、「対モスクワ用じゃありませんよ」という明確なメッセージになる。

 見かけの対米パリティは大事だ。というのは戦前の日本は、ワシントン&ロンドン条約で、海軍が対米パリティを貫けなかったので、シナ人が一挙に増長したと観察した。同じことが起きる。中共がアジア諸国を有効に脅迫するためには、戦略核において(見かけの)対米パリティが確保されねばならないのだ。だから今から、「見える」サイロを大増強する。2040までに実質パリティにするのが目標だろう。とりあえず今はサイロと弾頭だけを増やすだろう。ロケットは製造しない。これならキッシンジャーに対する密約破りにはならない。

 2019以降、中共が「ラーンチ・オン・ウォーニング」ドクトリンに切り替えると叫ぶ米国人がいるが、支那人を知らないこと甚だしい。

 日本政府はとりあえず、米支核戦争になったときに大量に飛来する放射性の降灰からわが国の住民の健康をどう守るのか、中期~長期計画を策定しなければならないと思う。

 次。
 Seth Robson 記者による2021-7-29記事「Olympic golf contest gets a helping hand from members of US military community」。
    埼玉県「霞ヶ関CC」で開催されているオリンピックのゴルフ。
 これに在日米軍関係者2名が協力している。

 パトリック・バウマンは米空軍が運営する「多摩丘陵ゴルフ・コース」に勤務するプロ。
 ジョン・スティラバウアは、沖縄の海兵隊が所管する「タイヨー・ゴルフ・コース」の運営マネジャーである。

 五輪の国際TV放送のために無線でいろいろと案内してやったりするのが、この2人のボランティアの内容だ。

 次。
 indomilitary の2021-7-28記事「First Fly in 2023, Baykar Makina Releases “MIUS” Design, Jet Engine Combat Drone with Stealth Scent」。
    アキンジだけではない。バイカルマキナ社はさらに野心的な攻撃型ドローンを開発中である。

 『ジェーン』の7-26記事によれば、「国産無人機システム」=NIUSという計画名で、単発ジェットエンジン搭載の準ステルス形状。

 諸元は、ひとつも公表されていない。
 推定だが、最大離陸重量は3.5トンから4トンのあいだだろう。
 ペイロードは1.5トン。ボムベイ内に格納もできるし、機外吊下もできる。

 技術部長のセルジュク・バイラクターシュみずからビデオ・ブレゼンテーションしている。本機は、AAMによる空戦ができる。ロイヤル・ウイングマンの役もこなせる。

 最近のトルコのやることは、端倪できない。「フカシ」だと思っていては、後れをとるだろう。


「脱炭素」を本気で実行するなら、もはや「自転車化」しか、ありませんぜ。

 Tom Bell 記者による2021-7-28記事「5 tech talking points from the Olympic cross-country races」。
    伊豆MTBコースで、男女のマウンテンバイクレースが終わった。

 最新のMTB機材は、サスペンションが普及。今回の五輪MTBレースでは、ほとんどの選手が、フルサスペンション、もしくは、すくなくともリアにはサスがある自転車で参加していた。

 このトレンドは男子で先行し、女子選手もそれに倣いつつある。

 たとえば、ウクライナのヤナ・ベロモイナ選手は、2016リオ五輪と、東京大会のテストイベントでは、米国製のイーグル・ハードテイルの自転車で参加。しかし今回の本番では、フルサスペンションに切り替えてきた。

 男子で優勝したピドコック選手は、サスの沈み巾が100ミリある「BMC フォーストローク」に乗車。フルサス仕様である。

 女子で優勝したヨランダ・ネフ選手は、カスタム塗装した「トレック・サーパーキャリバー」を使った。このメーカによると、「構造サスペンション」により、60ミリの沈み込みがあるという。フルサスとハードテイルの中間的なもの。

 前回優勝のニノ・シュルター選手は、メーカーのスコット社がスポンサーについている。今回は新設計の「2022 スコット・スパーク」に乗った。フレーム内に隠れているが、リアは100ミリ、沈み込む。

 次の目だった新機軸は「ドロッパー・(シート)ポスト」/「ドロップ」だ。これは、目の前の地面が急坂かそうでないかによって、選手は自転車を降りることなく、即時に座面の高さを随意に変更できるメカである。ハンドルにあるボタンを左手親指で押すと体重によりサドルは思い切り沈み込む。次にハンドルのボタンを押せば、スプリングにより、サドルは高い位置に戻ってくれる。

 2016年リオ五輪のMTB競技では、こんなメカを搭載した自転車は未だ見られなかった。

 コース途中の大ドロップ難所や、「ロック・ガーデン」区間に、こいつが重宝する。
 草地で滑りやすい平地で高速急カーブをしなければならないときも、座面ドロップによって重心を最低にすれば転倒しない。

 ネフ選手の自転車のドロップ制御は、ワイヤレスの電気管制。「ロックショックス・リヴァーブ AXS」という製品を組み込んである。

 マテュー・ファン・ダー・ポール選手は、このドロッパー・ポストを拒んでいる稀有な選手だ。
   ※だから散り桜でひとりだけ自爆したのか。とすれば、自分の選択の愚を認めるのは、厭なことだろうな……。

 今回は、各選手とも、大きなスプロケット・ギヤと、目の詰まったチェーン・リングの組み合わせを選んだ。
 伊豆のコースは、距離的には短いが、急坂に満ちている。となれば、大きなギヤ・リングを選択するのが当然だ。

 ピドコック選手は、ドライブ・トレインに「シマノ XTR M9100」を選んだ。銀メダルのマティアス・フリュキガー選手も同様。
 ネフ選手はSRAM社の「イーグルXX1」である。

 各選手は、チェーンの目も、普通より細かいものにしていた。ローギヤを重視するなら、それが正解である。
 MTBはふつう12段変速だからチェーンが外れる危険もつきまとう。その対策として、特殊なパターンのチェーンが工夫されてはいるのだが、最新の技術をもってしても、バンピーなテラインでチェーン脱落を100%防止することはできない。今回、女子のロアナ・ルコント選手(仏)の自転車でそれが起こり、彼女は6位に甘んじた。

 今回のクロカン自転車レース、男子のときは地面が乾燥して土埃がすごかった。が、次の女子のときは、雨後であったので、俄然、泥だらけで滑りやすいコンディションに……。

 そこで何人かの女子選手は、自転車の中心フレームのダウンチューブ下面に、特殊な「泥落としアタッチメント」を貼り付けていた。
 これは、表面が黒いダクトテープで、それに波状の蛇腹皺を寄せて、ドミノ板が荒く並んだような形状をつくっただけの簡単な工夫ながら、すこぶる有効。
 これによって、前輪が跳ね上げた泥がフレームに当たっても、付着・堆積することはなく、すぐ剥がれ落ちてくれるのである。

 この工夫は、前回のワールドカップでも、試していたチームがあった。

 タイヤ選択も大事だ。空気圧、ケーシング、巾、溝パターンが、レースの成果を著しく左右する。
 これはレース当日の路面状況に合わせなくてはならない。

 女子レースのときはダート路面だから、スリップを防止できるスパイキーなトレッド選択がベターだった。
 ただし、そうすると「転がり抵抗」は増えてしまう。痛し痒し。

 岩でビヨンビヨン跳ねるようなコースでは、タイヤの空気圧は少し高めにしとかないと、まずいだろう。

  ※この記事のような解説が本番実況ではまったく聞かれることはなかった。いかに日本で自転車文化が成熟とは程遠いかを痛感するのである。


リトアニアから2万射分のアストラゼネカが、台湾に向けて輸送中。

 Alex Wilson 記者による2021-6-28記事「Japanese firms sign $225 million deals to maintain Ospreys for Navy, Marine Corps」。
  米軍が日本の2企業、「日飛」と「スバル」に、太平洋戦域のオスプレイの整備を委嘱する。2億2500万ドルの契約が結ばれた。期間は5年+。最長で2030-12-31まで。

 両社が請け負うのは「デポ・レベル」までである。バラバラ分解整備までやる。

 日飛は1950年代から米軍修理を請け負っていた。2019-6以降は厚木基地に近い大和市の工場で、F/A-18スーパーホーネット、H-1ヴェノム/ヴァイパー、MH-60シーホークなどもメンテナンスしている。直近7年間で5200万ドル以上。

 スバルは自衛隊の木更津基地内に社の格納庫を持っており、そこで自衛隊のオスプレイを整備してきた。

 次。
 ストラテジーペイジの2021-7-28記事。
    7-4に比島軍のC-130が墜落し、乗っていた96人のうち54人が死んだ。
 機体は中古品だが2500万ドルの価値があった。米国内で完全に整備された上で、フィリピン政府に軍事援助として進呈されたもの。比軍はそれを6ヵ月しか飛ばしていない。

 比島軍は、南部のイスラム分離主義ゲリラの掃討作戦を、休む間なく、続けている。だから輸送機も酷使される。

 事故機に乗っていた兵隊の半分は、新兵教育を終えて、南部の前線に、交代要員として送られるところであった。

 次。
 Brett Tingley 記者による2021-7-26記事「Jet-Powered Coyote Drone Defeats Swarm In Army Tests」。
 「コヨーテ ブロック3」というレイセオン社のドローン兵器。

 実験にて、10機からなる敵ドローンのスウォームを、非物理的な怪力によって墜落せしめたという。
 それが電波なのかレーザーなのかは不明。

 しかも「コヨーテ」は何度も呼び返して、繰り返しの使用に堪えるのだという。

 相手にした10機のドローンだが、同じものではなく、大きさも機能も異なるものであったという。

 「コヨーテ3」には、附近の敵UAVを察知する「Kuバンド」のレーダーも搭載され、それは360度を見張るものであるという。
 ※これでおおよその見当がつく。AESA技術を応用したマイクロ波の一点集中による妨害だろう。

 「コヨーテ」は、運搬チューブから発射される小型UAVである。プラットフォームは選ばない。水中のUUVからでも発射ができる。

 「コヨーテ ブロック1」は2007年に初飛行した。
 プッシャー式のプロペラ。主翼と尾翼は折畳式。

 「ブロック2」は2018年に外見が公表された。
 ロケットブースターや、小型ジェットエンジンが試されている。
 エンジン推力は自在に変えられるので、空中での機動性が高まり、身をかわそうとする敵機を俊敏に捕捉できる見通しがついたという。

 「コヨーテ ブロック3」は2021-3に仕上がった。しかしペンタゴンはその全貌の公表を制限している。
 ペンタゴンは当初、低コストの巡航ミサイル、つまりロイタリング自爆機が欲しかったのだが、別な欲も出てきたようだ。


ニュージーランドの性転換チート選手は、下馬評ではせいぜい3位だろうとのこと。

 中共の巨漢女子が優勝候補らしいので。

 次。
 Ziyu Zhang 記者による2021-7-27記事「Tokyo Olympics: Adopted from China, Canada’s Maggie MacNeil wins gold and Chinese social media laments its one-child policy」。
    女子100mバタフライで金メダルを取ったカナダの選手は、中国の一人っ子政策にひっかかって養子に出されたという過去を持つ。

 月曜日、カナダに最初の金メダルをもたらした21歳のマギー・マクネイル選手。

 2位が中共の選手であった。わずか0.05秒差で。

 マクニール選手の実の両親は、江西省の九江(おそらくクソ田舎)に居住している。彼女は2000-2にそこで生まれた。

 しかし0歳で孤児院送り。1歳のとき、その孤児院から、実の妹とともに、カナダ人(オンタリオ州ロンドン市居住)に貰われた。実の両親は、弟1人を得るまで、こうするつもりだったのである。農村では、それが普通であった。

 マクニール選手は2008年から水泳を始めた。さらに米国のミシガン州立大学へ。

 2019年に光州大会で、世界記録保持者を負かして優勝。55.83秒だった。

 なお中共では2015年から「2人子政策」に、また2021年からは「3人子政策」に緩和している。

 「1人子政策」は1980年に策定されたのだが、その背景には、1959年から1962年にかけての毛沢東の失政による数百万人の国内餓死者の記憶がある。

 産児制限を無視した両親には多額の罰金が課せられる。2020年には、7人の子を作った四川省の両親に対して、71万8080元=11万米ドルの科料が申し渡された。

 だから「1人子政策」のもとでは、女児を出産した場合、すぐに孤児院の門前に捨てられた。

 中共の公式統計によると、2021年の最初の3ヵ月において、19万人の孤児が加算されているという。
 ちなみに2012年の孤児は57万人だったと。

 中共は1991から、国際養子縁組プログラムを受け入れている。
 この制度を通じて、11万人の孤児が、中共から海外へ貰われていった。ほとんどは米国へ。

 米国務省の統計によると、1999から2020までのあいだ、中共から8万2456人の孤児が貰われていると。そのうち82.14%は女児であると。

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 Barnaby Lane 記者による記事「The Filipino Olympic weightlifting sensation will be given $660,000 and 2 houses for winning her country’s first-ever gold」。
    比島に初のオリンピック金メダル(なおかつ五輪記録)をもたらした女子55kg級グループAの重量挙げのディアス選手(30歳)。

 この手柄により、帰国すれば、3300万ペソ(米ドルにして66万ドル)と、2軒の家を貰えるという。

 彼女は五輪開催前の7ヶ月間を家族から離れてマレーシアで特訓していた。これは新コロに罹患しない用心であった。

 練習機材が泣かせる。竹の棒の両端に、水を入れたタンクを吊るしたもの。それを使っていた。

 貰えるコンドミニアムの1軒は米ドルにして28万ドル相当の豪邸。これはシナ系フィリピン人の富豪からの個人プレゼントだ。

 ちなみにディアス選手は2016リオ大会では銀メダルだった。


F-35B×2機が、カミナリに打たれた。ライトニングだけに。

 Matthew M. Burke and Mari Higa 記者による2021-7-27記事「Lightning strike damages two F-35B stealth fighters over western Japan」。
   場所は枕崎(鹿児島県)上空。沖縄へ向かう途中であった。7月13日のことだという。

 2機は、岩国基地の海兵隊航空隊所属機である。
 被雷後、すぐに岩国に着陸した。

 修理費用が250万ドル以上と見積もられるため、これは「クラスA」の やらかし(mishap)に分類される。(損害200万ドル以上もしくは1人死亡以上がクラスA)。

 火曜日には海兵隊の「AH-1Z ヴァイパー」(普天間基地所属)×1機が機械的故障を検知し、串間(宮崎県最南端)に不時着。2機で新田原へ向かう途中だった。

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 Courtney Mabeus 記者による2021-7-26記事「Chinese Navy Using Commercial Car Ferries to Launch Amphibious Landing Craft」。
   中共軍が、民間のカーフェリーの船尾ランプから26トンの水陸両用戦車「ZTD-05」を洋上に吐き出して自航上陸させるという訓練をCCTVに報道させた。

 このカーフェリーは1万5560トンのRoRo船『Bang Chui Dao』号である。以前にもシナ軍の輸送艦として演習時に徴傭されている。

 同船は1995年に建造された。全長が2740フィートあり、旅客なら1200人運べる。軍隊輸送に使うなら、この1隻で、1個機械化歩兵大隊を運べる。

 自動車運搬船は、船尾(真後ろ)にランプドアを設けるとは限らない。しかし中共はどうやら、民間海運会社を指導して、自動車運搬船のランプドアを船尾に設けさせ、なおかつ、そのランプの先が海面以下にまで潜り込むような設備にさせたいようだ。このようにすれば、本船を微速前進させながら、水陸両用車を沖合いで次々に吐き出せるだけでなく、沖合いで揚収することすらも可能になる。おそらく本船がその実験船なのである。

 中共は、オースティン長官がシンガポール、ベトナム、フィリピンを歴訪するタイミングに合わせて、このような宣伝映像をリリースしたのであろう。

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 Mitch Phillips 記者による2021-7-26記事「Triathlon-Boat ahoy! Men’s race start messed up by floating cameras」。
     男子トライアスロン決勝のスタートで朝6時半の号砲が鳴ったときに東京湾のスタート台のすぐ前でウロウロしていたボートは、「メディア・ボート」であった。
 スタートは、やりなおしになった。

 トライアスロンでは、選手たちは最初に1500m、海を泳がねばならない。
 しかるに、56人の選手のうち半数は、100mほど泳ぎ出したところで、また、戻れと言われた。

 スタートは、10分遅れで、やり直された。

 この決勝で金メダルを取ったノルウェーのブルメンフェルト選手に、競技終了後にインタビューしたところ、彼は最初のスタートがやり直しになるだろうと察知して、ウォームアップのペースしか出しておらず、したがってこの混乱による悪影響は無かったそうである。

  ※ノルウェーのウェアは、濡れると地肌が透けて見える、とんでもデザインでしたなぁ。事前に分かっているはずなのに、敢えてあれを着用するのか……。

 銅メダルのニュージーランドのワイルド選手も、冷静に対処できたという。

 だが16位になった豪州のバートウィッスル選手は、1回目のスタート直後の混乱で他選手に鼻を蹴られて負傷してしまった。

 国際トライアスロン協会は、今回の不手際の原因について、何の説明もしていない。
 選手から見ていても、メディア船とスターターとの間には、一切の通信が無かった模様。

 メディア船はOBSという。オリンピック・ブロードキャスト・サーヴィセズ。

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 Patrick Blennerhassett 記者による2021-7-26記事「Tokyo Olympics: triathlon false start throws racers for a loop, including Hong Kong’s Oscar Coggins ? ‘something went wrong’」。
    スタート台の左端に居た、21歳の香港のコギンズ選手の証言。メディア船は、スタート前の選手56人全員をパン撮影するために横切っていたと。それは、トライアスロンでは必ずやることなのである。

 ところがそのメディア船が離れていないのに、「位置について」の予令が来た。そして号砲。

 早朝の6時半スタートとしていたのは、東京が暑かったからである。当日は、33度になった。選手はまず海を1500m泳ぎ、ついで40km自転車を漕ぎ、最後に10km走る。これがトライアスロン。

 優勝したブルメンフェルトはゴール後に嘔吐し、車椅子で運ばれたが、コギンスはこのくらいの暑熱には慣れていて、もっと暑くなればじぶんが有利になったと思っている。香港は東京よりも暑いのだ。彼は12位だった。

 ちなみに9月17日には早速「中共国体」がある。だからコギンス選手はすぐにシナに飛び戻り、2週間の隔離を経て、さらにレース前の1週間の監視期間に備えなければならない。

 ※BBCが、オランダの自転車優遇環境を特集していた。それによるとオランダでは、自転車対自動車の交通事故が起きた場合、自動車側に無過失の証明義務がある。ラウンドアバウトでも自転車優先。またとにかく国内には屋内駐輪場がいたるところにありまくり。特注の大型自転車でも心配はいらない。誰も置き場に不自由せぬのである。自転車専用レーンは、2台以上が余裕で並走できる幅になっている。これがとても重要なこと。