ゾンビがゾンビリしているよ

 Joe Pappalardo 記者による2018-10-10記事「China’s “Guam Killer” Is Forcing B-2s To Practice Strikes From Pearl Harbor」。
     米空軍は、3機のB-2爆撃機と、地上整備員200名を、8-15から9-27のあいだ、グァムからハワイ基地へ移駐させていた。これは中共軍に対して、グァムを東風26で攻撃しても無駄だぞ、というメッセージを送ったのである。
 ちなみにヒッカム基地がB-2を受け入れたのは、今回が初。
 ハワイには州兵空軍のF-22があるので、B-2とF-22の合同訓練も可能になった。
 ※ハワイを出発基地にするB-2に余裕をもって中共空爆をさせるためにはタンカーが出動する必要がある。そのタンカーをF-22で護衛させるのか。
 1機のB-2は、ウェーク島の滑走路上で、「ホット・ピット」――すなわち、エンジンをかけっぱなしにしたまま燃料を満タンに補充してもらう訓練を実施した。
 ※対支有事にはウェーク島にも散開しますよ、とデモしたわけだ。
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 Kyle Mizokami 記者による2018-10-12記事「The Entire U.S. F-35 Fleet Is on Worldwide Stand Down」。
       サウスカロライナ州ボーフォート基地近くで9月28日に海兵隊のF-35Bが墜落した事故を承けて、米軍および購入国のすべてのF-35が10-11から暫時飛行停止に。
 48時間かけてエンジン内部の燃料チューブを総点検する。悪いチューブとまともなチューブがあって、まともなチューブが取り付けられていたなら、無問題。
 ※14日の朝霞の観兵式でフライパスしたF-35は、まともなチューブが取り付けられていたのか。
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 Joe Pappalardo 記者による2018-10-13記事「The Social Media Crime Fighters at FireEye Are Helping Facebook Find Fake Accounts」。
      イラン時間の木曜日から金曜日にかけて書き込みが鈍るフェイスブックのアカウントは、イラン工作員によるフェイク人格である可能性を疑える。それはイランの「週末」に同期したパターンなので。
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 Joe Pappalardo 記者による2018-10-11記事「Ballistic Reentry: How Astronauts Survive a Failed Launch」。
      じつはソユーズの打ち上げ史の中では過去に3回、このたびのような「バリスティック・リエントリー」、すなわちカプセルによる上昇途中のロケットからの乗員の緊急生還がなされている。
 この緊急生還は、分離されたカプセルの姿勢を安定させるために回転をかける。乗員には甚だしい加速度〔減速の? それとも遠心力成分?〕がかかる。
 カプセルは大気圏への再突入のあいだ、確実に、耐熱底面を下にして落下し続ける必要がある。そのため、ライフル銃弾のように旋転を続け、それで姿勢を安定させるのである。
 たとえば2008のソユーズTMA-1のバリステック・リエントリーの際には、乗員は、6Gで上昇していた途中からカプセル脱出することになったが、再突入中は、8Gの遠心力に耐えねばならなかった。
 お客のひとり、ペギー・ウィットソンによると、回転がキツくて壁に押し付けられる感じになり、ほとんど呼吸も難しかったと。
 2008の別のお客、韓国人のイ・ソイェオン(♀)は首の筋肉と背骨を傷めてしまい、着地回収後、病院へ運ばれた。
 その後、システムはやや改善されており、今では7G以下の加速度まで抑制されているという。