犬を抱いたオプティミスト、わんちゃんあるでと言っていた。

 Sean Quirk 記者による2020-1-6記事「Water Wars: Stare Decisis in the South China Sea」。
   2019-12-12にマレーシアは宣言し、EEZ限界からさらに続く大陸棚の延長部分であると主張する境界線を2倍に延伸。南シナ海の支配を狙う中共と真っ向から対立する、国連大陸棚委員会への申し立てである。

 インドネシアのEEZ内では、武装海警船の護衛付きでシナ漁船が濫獲しまくっており、インドネシアのコーストガードの退去命令を聞く気がない。インドネシア政府は中共大使を呼びつけて不法侵入を止めろと伝えた。

 次。
 ストラテジーペイジの2020-1-7記事。
   2019-10-26のバグダディ殺しの詳細がだんだんにわかってきた。

 彼に反発する、ライバルのイスラムテロ組織から、バグダディの居場所情報が、もたらされていたようだ。

 バグダディの2人の妻をイラク当局が逮捕したのも大きかった。この妻の片方は、伝書使として暗躍していたからだ。
 IS幹部のセイフハウスはどこにあり、どのように運用されるものなのかが、この女の口から、すべて、分かってしまった。

 セイフハウスを、定期的に、転宅していた。

 米国は、クルド人の手先を使って、バグダディが洗濯させるために出した汚れ下着の一部を入手し、そこから、バグダディ本人のDNAを、あらかじめ、採集していた。

 米軍は、バグダディが移動中のリアル座標までは把握できなかったが、どこかのセイフハウスに入って、まだそこからは出てきてない、という情報は、得られたのだ。

 9機のヘリコプターはトルコ領空からアジトに接近した。事前にトルコとロシアには根回しされていた。

 自爆したバグダディの首を切り離してヘリの中に持ち込み、簡易DNA判定機にかけた。
 そのあとで、胴体部分も拾い集めて、いっしょに水葬している。