サーマルサイトは要するに高額なので、富裕国しか大量装備させられない。

 Owen Amos 記者による2020-1-16 記事「Why are Chinese fishermen finding so many ‘submarine spies’?」。
     江蘇省の11人の漁師が、3つのスパイ無人機を網にからげたというので当局から賞金を貰った。中共テレビが報じた。

 これはいまにはじまったことではない。2018年には18人の漁師が、9機のスパイドローンを捕獲したとして褒賞されている。

 その賞金額はすごいもので、50万元=7万2000ドルである。平均的シナ人の可処分所得のざっと17倍。

 江蘇省の海岸線は1000kmもある。対岸には韓国や沖縄がある。

 同地域の専門家、アレグザンダー・ネイルによると、網にひっかかったUUVはおそらく米海軍や日本の自衛隊が放ったものであり、可能性としては台湾からのこともあろうという。

 昨年、インドネシアの漁民が、中共製のミサイルのような形のUUVを網にかけている。海水調査用のUUVと見られる。

 いまや中共の周辺海域はUUVだらけになりつつあるのか。

 次。
 Barbara Starr 記者による2020-1-17記事「Saudi Arabia has paid $500M toward the cost of US troops in country」。
     サウジアラビア政府は、同国内で活動する米軍のために支援金5億ドルを、昨年12月に払っていたことがわかった。

 先週、トランプは、フォックスニュースのインタビューに答えて、サウジはすでにこの決済のために銀行に10億ドルをデポジットしていると話した。

 湾岸戦争にさいしては、サウジなどGCC諸国は360億ドルの米軍軍事費を負担している。