さすがに1月下旬の気温。

 Franz-Stefan Gady 記者による2020-1-20記事「India Test Fires Intermediate-Range, Submarine-Launched Ballistic Missile」。
    インドが中距離SLBM「K-4」の試射に、1-19に成功した。

 民航機への事前警報であるNOTAMは、ベンガル湾で3400km飛ばす予定であることを公示していた。

 このSLBMは最大で3500km飛び、弾頭重量は2トンという。
  ※インドの実力では、2トンの余裕がないとキロトン級の核弾頭を載せられないという事実は重要である。インドよりずっと後から核武装している北鮮がそれより軽くコンパクトに水爆をまとめられるものかどうか、常識で判断することだ。

 不明な点。インド国産のSSBN『アリハント』の船殻径は10.4mである。それに対してK-4の全長は12mある。収まらないのだ。
 水中発射試験は、原潜からではなく、水没させた筏状構造物からなされたのではないかという疑いが晴れない。

 インドの開発当局によれば、K-4のCEPは40mだそうだ。
  ※試射は何度も失敗したり、説明なしに延期されたりしてきた。CEP以前の信頼性が、ぜんぜん足りぬと見るべきだろう。