地面から残雪がどんどん消えていく! まだ1月なのに? 野鳥は春が来たと勘違いしている。

 ストラテジーペイジの2020-1-24記事。
   中共の二つの造船所、CSSCとCSICが2019末に合併した。これらの会社はもうなくなって、新しく、CSGにまとめられた。

 造船業界ライバルの韓国も2019に大手2大造船所を合併させている。

 ※中共も韓国も、燃費の良い舶用エンジンは日本やドイツから輸入しなければならない。こいつらが船舶を造れば造るほど、先進国のエンジン屋は儲かる。中共海軍艦艇のエンジンについては詳しく知らないが、ウクライナ侵略の咎で経済制裁を受ける以前のロシアにはドイツから軍艦用エンジンが売りまくられていた。

 造船業界は、2008をピークとして、世界的に、長期の不況である。
 中共の造船所は、政府から軍艦を大量に受注することで、保っている。しかし人手不足はどうしようもない。それが賃金を上昇させる。

 ※もともと異なる派閥の共産党の利権であった2大造船所を統合したというのは、たいへんな力技で、危機感の強さが分かる。今後の予想をしてみよう。「海警」用の7万トン級警備船が発注されるんじゃないか? 戦艦『大和』サイズの巡視船だ。エンジンは中共国産のディーゼルとするから、Maxでも13ノットくらいしか出せない。だが、それでいい。なぜなら、そのフネの用途とは、尖閣領海にいつまでも居座って日本にイヤガラセをすることだからだ。長期の居住性が備わるなら、航洋性能など、どうでもいいのである。いまどきの巨大船舶は、ガラのわりには、人手を要しない。だから高賃金の罠に手足を縛られることなく、国威を発揚するであろう。造船所の経営も安泰だよね。