J.P. LAWRENCE 記者による2020-1-31記事「Army developing binoculars that can identify far-off faces in the dark」。
米陸軍のリサーチ・ラボがデューク大学と合同で開発中の暗視双眼鏡は、手持ちサイズながらも、暗夜に500ヤード離れた敵人の顔面相が、あらかじめリストアップされているテロリスト等の人定データと一致するかどうかを、AIがすぐに判別して教えてくれるというすごいものである。
センサーの仕組みは基本的にサーマル赤外線イメージ頼りだが、その解像度をムチャクチャ向上させないと、顔認識など無理だ。
開発は2018年にスタートしていた。今の調子だと、あと数年内に、試作品の野外テストができるだろうという。
顔面識別をごまかす敵側の妨害テクニックを克服する方法も、併行して研究が進んでいる。