インド初の金メダルは男子槍投げ選手だった。

 どうせ、どこも報道しないだろうから、ここで書いておく。

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 Joseph Trevithick 記者による2021-8-6記事「Everything We Just Learned About The Fatal Iranian Drone Attack On A Tanker」。
    セントコムが、先週オマーン沖でドローン攻撃を受けたイスラエル運営のタンカー『マーサー・ストリート』(リベリア船籍)に関して詳報をリリース。

 無人機の回収破片から、犯人はイランと特定された。

 敵は2021-7-29に2回、『マーサー・ストリート』を攻撃したが、失敗。
 7-30の3回目の攻撃で、乗っていた2名(英国籍とルーマニア国籍)を爆殺した。

 ※どうやらUAV×1機の攻撃を1回とカウントしているらしい。29日には2機が突っ込もうとしたが無被害だった。30日には1機に直撃されたようだ。

 近くに所在する空母『ロナルドレーガン』から、爆発物処理班がファスト・ロープで同船に降下し、破片を回収している。

 報告の梗概いわく。1機のUAVの衝突自爆により、直径6フィートの穴が、水先案内人室の天井に開き、室内は酷く破壊された。

 爆発物の組成は窒素系。RDX(高性能爆薬のひとつ)が検出された。

 回収された3機目のUAVの破片は、垂直安定板の一部を含む。証拠は、ずっと前から収集されているイラン製の自爆用ドローンのものとの類似を示した。イラン本土沿岸から、事件海面まで、このUAVなら十分に到達できるレンジであった。

 イランは2021-5に、デルタ翼形状の特攻ドローン「シャヘド136」のビデオ・フッテージを公開している。その現物は2020にイエメンで米軍が回収している。

 シャヘド136の航続距離は2000kmから2200kmにも達する。

 ちなみに、2019にサウジの石油プラントを攻撃した特攻無人機は、もっと小型であった。シャヘド136は、その戦訓から、機体をより大型にした改良品のようだ。

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 Evan Bleier 記者による2021-8-6記事「Why Don’t Americans Care Their Fellow Americans Are Winning the Summer Olympics in Tokyo?」。
    米本土における東京五輪の視聴率が悪い。NBC系のプライム時刻枠での比較だが、2016リオ大会のときよりも成人視聴者が関心を持っていないようである。

 なぜ視聴しないかを訊いた調査によると、28%の人は基本的に興味がないから。19%の人は、他にやることがあるから。14%の人は、米国のスポーツ選手を軽蔑していたり、競技の政治化に反発しているから。