二つの窪地が並ぶ高地を探し、その片方の窪地に巨大溜池を掘り、もう片方にベルトコンベヤーで排土を捨てる。その溜池から低地の谷までダクトを通して、中間点で水力発電する。

 この流儀なら、工費は最小で、わが国の水力発電量は無限に拡大して行くことができる。
 いままで活用されていなかった山岳資源や豪雪を、国民の生存と地球温暖化阻止のためにフルに活かすことができる。

 この工事のためのコンクリート製造の過程でも、二酸化炭素を「マイナス」にすることができる(既報)。

 全国の衰退地方の失業者は完全に吸収され、この工事と発電所に必然付随せねばならないサービス産業が新しい経済活動も生む。

 山岳歩きしかすることがない全国のヒマ老人どもは、ただちにこれに適した豪雪高山や多雨山系をSNS上で報告して欲しい。

 また、捨て土に「一手間」を加えることで、僻地山間にエディブルな植物の自生帯を創出する方法についても、諸賢の知見を募りたい。

 次。
 Paul Barrett 記者による2021-11-2記事「 Trump’s Truth Social platform could make millions ? or go bust」。
   トランプが立ち上げた新SNS「トゥルース・ソーシャル」のテスト版。

 TSのバックに存在するのは、「トランプ・メディア&テクノロジー・グループ」社だ。同社のHPでトランプが挨拶している。

 面白いことには、トランプじしんは大文字でツイートするのが好きだったのに、このTSでは、大文字の過剰使用は禁じられるそうだ。

 大統領選挙で負けたあと、トランプは自分のブログを立ち上げたが、閲覧者数が伸びず、1ヶ月でそれを閉鎖している。

 トランプはこのTSで大いに稼ぐつもりでいる。しかし諸企業からの広告出稿を得るには、その前に、大量の閲覧と投稿がなければならない。

 2020選挙でトランプに投票した人のうち63%は、TSを閲覧するだろうとアンケートに回答している。バイデンに投票した人でTSを閲覧したいと考えているのは15%だ。

 右派系のSNSとしては、Gab、Parler、GETTRが既に存在する。トランプはそれらをTSに吸収して支配したいと思っているだろうが、うまくいかないだろう。

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 Lawrence Chung 記者による2021-11-2記事「Taiwan hints US military is training 40 of its marines in Guam」。
  あらたに判明した事実。

 グァム島に、米海兵隊用の新しい訓練基地がある。台湾軍の海兵隊は、1個小隊(40人)をそこに1ヶ月派遣して、訓練させてもらっている。

 これは台湾国内における米軍との合同訓練とは、別の話。