Seulkee Jang 記者による2021-12-24記事「Female North Korean soldier attempts to end her life after suffering from five separate sexual assaults」。
水曜日の『デイリー北鮮』によれば、咸鏡南道の第七軍司令部に電話交換手として勤務していた北朝鮮の1人の女性兵士が、5人の上官から5回にわたってレイプされたことを苦にし、自殺を試みて死の淵をさまよっている。
12月中旬現在、この女性兵士は軍病院に入院しているが、重態であると。
患者は大出血したのだが、病院に献血ストックが足りぬため点滴を受けられず、意識不明に陥った。
遺書はあり、12ページにびっしりと内部告発がしたためられてあった。
この女性兵士Aは17歳で入営した。そして6年間、電話交換手を務めている。
入隊して基礎訓練が終わるや、いきなりレイプされた。
狒々親父はキムという40代前半の政治将校(少佐)である。
この少佐、「面倒を見る」と約束しながら、みずから政治大学校への入校が決まると、音信を絶った。
二番目の狒々親父はハン中佐。動員課の次長だったという。みずからの事務室でAを手籠めにし、「面倒を見る」と言って隊内妾にした。
三番目の狒々親父はジョ大佐。政治大学校へ入校したいなら地下の事務所(戦時の指揮所なので地下壕構造になっている)に来なさいと呼びつけた。入室すると、大佐はパンイチで立っていた。会って2秒でいきなり性交命令。
しかしAは、こんなこともあろうかと、狒々の妻(同郷で知己であった)から携帯電話を借りて、いちぶしじゅうを密かに録音したのである。
大佐は5000北鮮ウォン札×100枚の札束を机上に置き、ワシのものになれば政治大学校の学費を出してやろう、ともちかけた。
Aが拒否すると、大佐はAの衣服を引きちぎった。
そして携帯電話を発見すると、大佐はAを殴打し、このことは秘密にしろと迫った。
ほどなくして、こんどは最初のレイプ男キムがまた現れた。キムは第七軍の総政治局の監査官に出世していた。
キムは、総政治局幹部の別なジョという上級大佐を連れていた。この上級大佐がAに、室内に残りなさいと言った。
そして上級大佐はAをレイプしようとしたが、Aの激しい抵抗に遭って、獣欲を満足させることはできなかった。Aは怪我をしたので、軍病院に入院した。
10月にAは、除隊が適当であると認められた。しかし軍は、Aが身体的・精神的にまだ不安定であるという理由で、次の年の2月まで除隊させないと言った。
そして党書記であり且つ病院に勤務する変態親父リョム少佐が、Aに睡眠薬を飲ませ、抵抗できないようにして、慰みものにしたのである。
目を醒ました彼女は自分の身体が変態にオモチャにされたことを覚り、落胆して自害を試みた。
軍はこの事件を調査したが、加害者たちはいずれも、停職とか転勤の軽い処分を受けただけである。
Aは12月20日に正式に除隊と決まったという。これで身分は民間人となったが、ただしまだ軍病院に入院中である。
北鮮軍としては異例だという。通常、12月に兵隊を除隊させることはないのだ。
※携帯電話はもっと多機能化することができる。電子マネー決済とか、そんなくだらない機能ではなく、真に人の命を助け、弱者にアドバイスし、悪党の犯罪の証拠を確保し、特権を笠に着る者の不正を糺し、行方不明者を捜索し、世の中を安全にする機能が、付け加わらなくてはならない。
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