ロシア黒海艦隊旗艦の巡洋艦『モスクワ』、ネプチューン対艦ミサイル×2が直撃して炎上中。

 なぜイスラエルは、ナゴルノカラバフでの「ハーピィ」「ハロプ」の活躍をあまり宣伝したくなかったか?

 それは、一般的なロシア人の対イスラエル感情を悪くするからである。戦争している相手でもない者を、むやみに挑発したり怒らせても、一文の得にもなりはしない。かたやトルコ人は、ソ連が昔からクルドの分離派を支援していた等の因縁があるので、いまさらロシア人から好かれようなどと思ってない。それゆえTB2を大宣伝して勝ち誇るのである。しかしそのように宣伝されてはロシア人も「TB2だけは落してやるぞ」と燃えることになる。これが生身の人間の感情だ。

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 Tyler Durden 記者による2022-4-13記事「Americans Are “In Charge” Of The War Says French Journalist Who Returned From Ukraine」。
    仏人ジャーナリストは現地で目撃した。ウクライナで、諸外国からの義勇兵の入国管理を、かんぜんに米軍軍人が仕切っていた、と。

 オースチン国防長官の4-10ツイートによれば、ウクライナ兵はスイッチブレードの使い方を、ミシシッピ州のBiloxiで習い覚え、これよりただちにウクライナへ戻る、と。

 この戦争の初日から、すでに、英軍のSASと、米軍のデルタは、ウクライナの要所に存在していた。

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 Emily McPherson 記者による2022-1-25記事「’Why are there prawns in the pool?’: Baffling creature pops up after Sydney rains」。
  豪州は今、夏季であるが、異常豪雨のため洪水に見舞われている東海岸地方では、小さなエビのような生物を自宅の庭でよく目にするようになった。全長は1センチもない。

 これは、芝生クルマエビという。
 ほとんどのエビの仲間は水棲なのだが、これは珍しい陸棲のエビなのだ。

 ふだんは、土中や、餌となる朽ちた木の葉の裏などを好むため、人目につくことはほとんどないそうだ。
 しかし洪水が続いたせいで、土中にはいられなくなり、浮上して大拡散したのである。

 このエビには毒も病気もない。無害である。
 敵から逃げるときは、蚤のようにジャンプする。

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 2021-4-12記事「Marin: Finland needs weeks or months, rather than years to sever energy ties with Russia」。
   フィンランドのマリン首相いわく。わが国の電力の独立(すなわちロシア依存をゼロにしてしまうこと)は、早ければ数週間で達成できる。1年以上かかることはない、と。

 フィンランドの電力網は、スウェーデンやエストニアとも連接している。

 フィンランドのエネルギー源の特徴は、「薪/ウッドチップ」燃料の比率が全体の28%もあること。次が石油で21%。原発は19%を生み出している。風力と水力は6%。天然ガスも6%。石炭も6%。国外からの輸入電力は4%。ピートも3%を生み出している。

 ただしウッドペレットは輸入もしていて、そのうちロシア産が88%である。
 これは自国産の木材で切り替えられる見通し。

 フィンランドは、天然ガスについては、輸出国である。なんとロシアに売っているのだ。
 天然ガスを液化するプラントは、まるごと船の上に積載したものがあるので、売り先をエストニア等に変更するのにも、機動的に対処できそうだ。

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 Seth Robson 記者による2022-4-13記事「Giant Ukrainian cargo plane touches down at US air base in western Tokyo」。
    ウクライナ国旗の色に塗装された巨人輸送機「アントノフ124」(ルスラン)が、ダラスからヨコタに飛来した。大型のコジェネ機材を運んできた。機体は米軍がチャーターした。

 横田基地からは先日、自衛隊保管のヘルメット、防弾ヴェストなどが、ウクライナへ空輸されている。

 今次戦争の劈頭、ロシア軍のミサイルで破壊された巨人機は「アントノフ225」(ムリヤ)で、もっと大きかった。
 それが消滅したことにより、「アントノフ124」が現在、世界で二番目に大きい輸送機となっている。

 運んできたコジェネは、天然ガスを燃やして10メガワット発電し、排熱も余すところなく利用する。よって省エネ。もし東京がブラックアウトしても、基地内の電力供給は停止しない。

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 Joseph Trevithick 記者による2022-4-12記事「Ukraine Situation Report: Slovakia Donating MiG-29 Fighters Is Fine By The U.S.」。
   スロヴァキア政府は、その保有するミグ29をウクライナに譲与可能である。その穴埋め装備の資金を米国が手当てしてくれるのならば。
 米政府はその線で話を進めている模様。

 ※雑報によると、チェコ製の8×8の152ミリSPは、すでにウクライナ入りしている。