こうなったら陸自もＦＨ70を送るべきなのでは？　欧州の特許だろうから、誰からも文句は来ないよ。あと、昔の107mm迫撃砲や81mm迫撃砲は倉庫にまだあるのか？　あるなら送っちまえよ。

　さらに雑報。
　ブリヤンスクの鉄道線路爆破に使われたデモリッション爆薬がわかった。ロシア設計の「ＳＺ-６」といい、5.9kgのＴＮＴが入っている。ケーシングは長方体で、四隅にキャリングハンドルがある。寸法的に、レールの内面にピタリと貼り付けることができる。

　※ゲパルトの供与は、スティンガーの供給が間に合わないと見通されたために、その必要が浮上したと思う。米軍からの強い依頼だと思う。

　次。
　Tyler Durden 記者による2022-4-26記事「World’s Top Ship Manager Urges NATO To Escort Commercial Ships Through Black Sea」。
　　　　黒海には６ヵ国が海岸線を接している。
　ウクライナ戦争が続くあいだ、この海の北半分の海面を、貨物船が航海できなくなると、世界の穀物の五分の一、カロリーにして12％が、世界市場へ供給されなくなってしまう。

　大手商船会社「Ｖグループ」の社長は、黒海では西側諸国が軍艦で貨物船を護衛してくれと要望している。

　特に、ブルガリア、ルーマニア、トルコの海軍に期待する。いずれも沿岸国、且つ、ＮＡＴＯである。

　ウクライナの領海には、位置非公表の機雷が多数、敷設されているので、エスコートが必要だという。

　※ベトナムの補給用自転車だが、写真をみると、「押し」専用のすごい「ガレージ改造」が施されている。ハンドルではないところを楽に支えて歩いて行けるように考えてあるのだ。これは是非、陸自の補給廠から人を派遣して学んで来なくてはダメだ。オーウェンスタンレー越えや、インパール作戦だって、これさえあったなら、補給に苦労はしなかったのだ。そのくらいの大発明だ。

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