SF映画『ソイレント・グリーン』は2022年の設定だった……。

 Defense Express の2022-6-8記事「Ukrainian Deminers Learn to Neutralize Explosives in Kosovo」。
   ウクライナの郷土防衛組織は複数の女性をコソヴォに派遣して、地雷や不発弾の信管除去手順を習得させている。
 25日間のコースが用意されている。

 コソヴォにはセルビア軍が大量の地雷を埋めて行った。2001年に。セルビアはロシアのお友達である。

 国連はこの地雷除去をサポートしており、以来、コソヴォは不発弾処理の国際的な学校のようになっている。

 ウクライナ郷土防衛組織はキエフ管区だけで6月8日までに1万2500個の不発弾をすでに無害化した。

 ウクライナ全体で、2月24日以降、12万9417発の不発弾が安全化された。このうち1983発は航空爆弾である。

 カナダにも地雷処理の信託機関があり、ウクライナ人の処理担当者の教育のために200万ドル使う。

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 indomilitary の2022-6-8記事「Surprise, Legendary Amphibious Tank PT-76 Joins in the War in Ukraine」。
  まだ噂の段階だが、ロシアはいよいよ「PT-76」をモスボール倉庫から引っ張り出してきたという。設計は1959年に遡る古物である。

 旧ソ連時代の水陸両用軽戦車「PT-76」は、露軍においては2010年に御役御免となったものだが、モスボール保管されていたものがあると見られている。

 それがウクライナ戦線へ引っ張りだされてきたというSNS書き込みが6月7日にあった。

 ただし今のところ現地で撮影された車体は無い。

 ※雑報によるとイルクーツクからは列車で続々と軍用車両が西送されている。ブリヤートあたりはモンゴルがバッファーになっているから、もう軍備はからっけつにしてもいいという判断をしているのか。