2023-11-22記事「Ukraine is Finally Catching Up to Russia in Artillery Power」。
10月13日、今次戦役ではじめて、宇軍が1日に発射した砲弾が、露軍のそれを、数で上回ったと発表された。
2022年の3月から4月にかけ、露軍は1日に7万発から8万発の砲弾を発射していた。
それが、去年の5月には、1日に6万発に減った。
そこから先が、急速な砲弾飢饉を示している。
露軍にとっての閾値は、1日に6万発の砲弾を射てるかどうかだという。それ以下では、もはや歩兵はその攻撃局面において味方砲兵から十分に火力支援を受けていないと実感するようになるという。
2023年1月、露軍は1日に2万発を発射していたが、すぐ、1日1万5000発に低下。
23年夏には、露軍は1日に1万2000発を発射している。
2023年の第4四半期において、露軍は1日に平均7000発の砲弾を発射している。それに対して宇軍は9000発だという。
この凋落には、ロシアのトラック不足も関係しているという。
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Defense Express の2023-11-22記事「Drone-Carrier Quadcopters Can Significantly Increase the Range of FPV Drones」。
親子マルチコプター。
新しいアイディアとは言えないが、誰も実用化してなかった。それを宇軍がまず実用化しそうである。
ざっくり数字を挙げると、大型のヘクサコプターやオクトコプターは、荷物を吊るして10km進出して、荷物をリリースしてまた10km戻って来られる。
これに対してFPV特攻機たる小型のクォッドコプターは、片道5km以内で使い捨てる必要がある。
FPV特攻機を単独で送り出す場合、レンジは5km弱にしかならないし、その時間内に敵目標を発見することに失敗すれば、機体はまるまる、無駄となる。
では大型マルチコプターに単機で特攻させればいいかというと、価額が10倍以上も違うので、割に合わない。それをハイペースで消耗させると、とうてい補充も利かない。
しかし親子マルチコプターのシステムとすれば、地上目標の捜索半径を数倍に拡大でき、したがってオペレーターは敵火から遠くに位置することができ、しかも無駄がない。目標を発見できなかったときは、子機ともども、戻ってくればいいからである。
そして、目標を発見できたときには、攻撃半径は15kmにも達するわけである。
良いニュース。いまのところ、FPVドローン戦力は、宇軍側が、露軍側の3倍、優勢である。数で圧倒できている。
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「Missiles from Iran」という記事。
「Noor」はペルシャ語で「トップ」の意味だという。ヌール・ミサイルは、中共の「C-802」対艦ミサイルのコピー品である。C-802も、エグゾセとハープーンの折衷コピー品である。
ヌールの弾頭重量は165kg、レンジは65浬。サブソニックの巡航ミサイルだ。
2006年にヒズボラがレバノン沖で「C-701」および「C-802」のコピー・ミサイルを発射し、イスラエルのコルヴェット艇『Hanit』に命中させた。供給したのはイランである。
噂ではロシア製の「ヤホント」(レンジ186海里)もヒズボラの手に渡っているというのだが、専門家の見立てでは、それはゲリラが運用できるようなシロモノではなく、発射されるとしたら、シリア軍かIRGC(イラン革命防衛隊)が直かに手伝っている場合だ、と。
イランがハマスにも地対艦ミサイルを供給した可能性は払拭できない。
2011年に、『ヴィクトリア』という貨物船をイスラエル軍が臨検したところ、船倉から50トンのイラン製の各種の武器弾薬が見つかり、その中に、「C-704」のラーンチャー(イラン製コピー)が2基、Nasr(C-704コピー品)ミサイル×6発が、含まれていた。それら荷物の届け先は、ハマスであった。
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John Vandiver 記者による2023-11-22記事「Army field-tests AI system that shields wireless network use from foes」。
ADSR=アドバンスト・ダイナミック・スペクトラム・レコナイサンス は、戦場で味方の旅団が用いる部隊内の無線通信を、敵が探知しにくくなるように、AIがいろいろアドバイスしてくれるという機能。
思い出そう。ウクライナ戦争の初盤、露軍はスマホを無線機代わりにしていたので、大量のスマホ発信が続いている一点が夜の宿営地だとすぐバレてしまい、そこにHIMARSをブチ込まれた。
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Sean Carberry 記者による2023-11-21記事「JUST IN: Defense Department Selecting Initial Replicator Candidates in Coming Weeks」。
DoDがいよいよ「レプリケーター・イニシアチブ」の第一トランシュの候補機を選定する。全ドメインで数千機を一度に放ち、使い捨て消耗が可能な、自動無人機システムである。
このイニシアチブを推進しているのは、米国防副長官キャスリーン・ヒックス。※元CSISの上級副所長で、その前はオバマ政権の政策担当国防副次官だった。
11月21日、ヒックスは記者を前に語った。
どのメーカーに決まりそうかはさすがに、口走らないように慎重であった。
鍵はどうも、ソフトウェア開発 になりそうだ。
スウォーム運用なので。
※オハイオ級からトマホークをバカスカ射ちまくるタイプの大型原潜は、2030年より前に退役予定という。