ふだんは小型擲弾を投下しているマルチコプターで、暗夜に、味方の負傷兵を救出したという動画がSNSに出た。

 撮影されたのは今月だ。
 サーマルビデオにて、上空から、まだ生きている味方(宇軍)の兵士を確認。

 すぐにもう1機のドローンを差し向け、そいつの足元に、「熱いお茶」のペットボトルを落としてやる。

 ペットボトルに巻かれたボール紙には、手書きされたメッセージが。「匍匐してこのドローンの後について来ることができるのなら、片手を挙げろ」。
 ペットボトルには、いっしょに、使い捨てライターと、ミニ懐中電灯も、付属させた。

 この兵隊は、味方が待っている場所まで移動することができた。

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 ストラテジーペイジの2024-1-20記事。
   米海軍は2024年に、必要な二等水兵レベルの艦隊勤務要員が2万2000人不足する見通しである。

 軍艦内の寝台の数を「billets」という。これが今、米海軍ぜんたいで、14万5000である。すなわち14万5000人の水兵がいないことには、そもそも持っている軍艦をすべて動かせないわけである。ところが水兵は2万2000人足りない。定員の16%が揃わない。となると、一部の軍艦は動かせないし、また一部の軍艦は、メンテナンスや修船のスケジュールが、大幅に遅れてしまう。

 これは世界的な傾向である。若者は時間の価値を意識する。洋上で狭い船室で連続3ヵ月も過ごしたくない。それは貴重な人生の時間の無駄遣いではないかと思うわけである。だから、給料を上げても、それがインセンティヴとして訴求しない。

 そこで米海軍は、新造の巡洋艦は1艦を100人で動かせるように、また、新造の空母も1艦を5000人で動かせるようにしたがっている。どう考えてもその人数では、十分な「ダメコン」ができそうには思えない。

 ※今後は軍艦も、変わった物が増え「ダイバーシティ」の時代になるだろう。ひとつ考えられるのは、艦内にホテル客室並の船室が200くらいもあって、三等水兵といえども当直でない時は個室で衛星放送のTVドラマを見放題になるという「住環境」を提供するもの。

 ※千歳のラピダスに建設の人手をすべて吸引されている結果、室蘭では24年度に予定していた「イオン」モールの新設移転工事の開始が2027年度にずれ込むという。どうもこれから先、「二階建て」以上の大きな建物を造ろうという計画は、すべて難しくなるんじゃないかと予感する。テント張りやプレハブ倉庫みたいな平屋の広い建物を、ずらりと並べる工夫をするしかないのではないか? たとえば横一列に壁と壁を繋ぐように並べることで、全天候環境の提供も可能になるのではないか? 空き地面積だけは恵まれてるんだから、あとは工夫次第だろう。

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 Boyko Nikolov 記者による2024-1-14記事「MiG-31s cripple Ukrainian production of 155mm and 152mm shells」。
   どうやら12月13日に露軍は、キンジャル・ミサイルを使ってウクライナ領内の重要な砲弾工場を破壊することに成功したらしい。そこでは155ミリと152㎜の砲弾、その他を製造していた。

 ※EU諸国は2024年中に、155ミリ砲弾の製造力を日産4000発にするという。中でも英国は、マスプロ量を8倍にするという。韓国と日本も砲弾生産量を拡張中だという。

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 2024-1-20記事。
   ポーランドが宇軍に供給している「ウォーメイト 3.0」という固定翼のFPV自爆ドローンが、露軍の自走SAMである「Tor」に命中する動画がSNSに出ている。Torのレーダーは回転していた。

 メーカーは、WB Electronics 社。
 「3.0」バージョンは、モーター音を特に静かにした。そして、最終の急降下特攻のフェイズでは、プッシャー式のプロペラを畳んでしまう。動力降下はしないのだ。

 ※タラントゥル級コルベットが桟橋脇で着底している衛星写真がSNSに出ている。宇軍のUSV(無人爆装特攻艇)の戦果は確認された。ただし運用者が変わっている。「Atesh」と名乗るクリミア住民の反露レジスタンスがリモコンしたのだという。ところで先日DJIが発表した荷物運搬マルチコプターは、遠く離れた「第二のパイロット」にリモコン操縦を引渡すスイッチがついているという。その機能を応用するなら、まずウクライナ支配地の海岸から「半没」モードで敵軍港に向けて無人艇をアプローチさせ、沖合いに達したところで完全浮上させ、同時に先行潜入挺進隊員がリモコン権を引き継いで、場合によっては、目視誘導によって敵艦を襲撃させるという、リレー式の長距離オペレーションも可能になるはずだ。

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 AFPの2024-1-20記事「Russia to debate seizing property from army critics」。
   土曜日にロシア下院議長が発言。来週、ひとつの法案が提出される。露軍について「フェイク」の話を広めた者は、誰であれ、その全財産を没収する、とするもの。土地も含めて、まる裸にする。

 すでに議会内では法案について翼賛しているという。

 ※これはイイ。ロシア国民は、まずプー之介の全財産を没収できるわけだ。