米陸軍は、155ミリの自走砲を万能「高射砲」化するための、新型弾薬等を開発してくれる企業を、公募開始した。

 拙著『自転車で勝てた戦争があった』のために筆者兵頭に代って山の中での改造プッシュバイク「実験」をひとりで敢行してくださった「Kurobe356」さんが、ひきつづいて、貴重なベトナム語動画からの翻訳編集の作業も進めてくださっています。

 最新の地道な成果は、
   https://www.youtube.com/watch?v=a6nndN__gMI&t=609s
    をごらんください。
 「【切り抜き動画】字幕追加版 ベトナム人民軍における押し歩き自転車の運用」を視聴することが可能です。

 これは参照価値の高い動画です。

 兵頭仮称「2018年型」=前後T字支柱付きの(すなわちカンバス地のハンモック式ストレッチャーに包んだ仰臥患者2名の運搬にも対応した)弾薬等運搬自転車(別動画によれば荷重300kgまでも対応可) の実用上の具体的な注意点が伝わってくるでしょう。

 たとえば積載した複数の弾薬箱の全体の重心を考えないと、前輪が浮き上がってしまうようです。

 ちなみに独特の「一本竹棒担架」で負傷者を担送することをベトナム軍内では「槍渡し術」と呼んでいるらしいことを、少年向けに解説されているベトナム語ウェブサイトの機械翻訳から、承知できました。

 次。
 AFPの2024-7-15記事「Austria pivots towards mountain bike tourism as Alps warm」。
    オーストリーのアルプス山地には、夏になると、ロープウェイを乗り継いで、かなりの高所まで観光客がマウンテンバイクを持参することができる。
 というのはそれらロープウェイは冬のシーズンには、スキー客を高所へ運び上げる。とうぜん、スキー板収容スペースがある。そこに、マウンテンバイクを置けるわけだ。

 ヨーロッパ諸国は概して土地が平らなので、日常の自転車交通には適しているのだが、レジャーとして下り坂を楽しめるようなリゾート地はすくない。だから、全欧から、ここにマウンテンバイカーがやってくる。

 かつて、欧州の山岳リゾート観光地は、夏と冬と、おなじくらいに稼いでいた。
 しかし新コロ流行のおかげで、冬の客は消滅。
 新コロ克服以降も、夏場が冬場よりも繁盛するパターンが続いている。これに対応しなければならない。

 夏場のオーストリー・アルプスでは、訪問バイカーの人数は、ハイカーに次ぐ。その比率が漸増を見せている。

 山岳リゾート側の今の対応は、遅すぎた。とっくの昔にやるべきだった。
 というのは、近年、欧州アルプス域の冬の降雪量が減る傾向が続き、スキー場としての未来は細くなっているからだ。

 オーストリーの問題は、リゾート地のまわりに私有地が多く、地主が余所者のマウンテンバイクを拒絶していること。今、政府がそれら地主たちを説得して、夏場にトレイルを開放してもらえるように交渉しつつある。

 私有地への不法侵入は、オーストリーでは、最大730ユーロ=800米ドルの罰金に該当してしまう。そして地主たちは、その科料を数千ユーロにまで増やせ、と要求している。
 ※それだけ無法者による害が多いのだろう。

 スポーツレジャーで年々、大金を稼ぎ出せるチャンスがあるのに、それをこのようにして排斥している国は、オーストリー以外にはない。

 マウンテンバイクのワールドカップは2001年に創設され、その最初の開催地はオーストリーであった。
 現在同国内には24箇所以上の「バイク・パーク」や「トレイル・センター」が造られている。

 バイカーを快く思っていないのは、土地所有者だけではない。狩猟家と、ハイカーも、自転車野郎どもを迷惑だと思っている。
 その事情はスイスでもほぼ同様だ。

 次。
 Howard Altman 記者による2024-7-14記事「Ex-FBI Agent’s Analysis Of Secret Service’s Actions Surrounding Trump Assassination Attempt」。
   狙撃犯がその屋上によじのぼった倉庫建物は、「アメリカン・ガラス研究所」の所有物件だという(WP紙報)。

 またAPによると、ローカル警察官が1名、犯人の架けた梯子に登り、犯人に迫ろうとしたが、犯人がライフルを向けたので、すぐに梯子を降りて退散。その隙に犯人は射撃を始めた。

 その直後、シークレットサービスが犯人を射殺した。

 この倉庫建屋はシークレットサービスの警固圏外に位置し、その警備は地元警察が担任していた。しかし、会場を狙撃できる可能性のある近傍の建物屋上等に、そうした不審人物がアクセスしていないことを監視する責務は、シークレットサービスにある。
 その確認の人手が足りなかったというのなら、地元警察や連邦職員に、とうぜんに助勢を依頼せねばならなかったはずなのだ。

 元シークレットサービス氏いわく。演説会場だけでなく、移動車列を直視してライフル射程で要人を狙撃可能な「高所」があれば、すべて人を配してカバーしておくようにしておかねばならない。警固圏外でもかんけいない。われわれの現役時代はそうしていた。

 だが会場の回りが高所だらけの場合、現実には、警備は薄く拡散するしかない。そこでこんなことが起きる。
 1999年にシアトル市にクリントン大統領が入った。現地では、WTOに抗議するデモが不穏だった。シークレットサービスの狙撃手は、ある高層ビルの、閉まっている窓の内側から外を見ている、無線機を持った2人の男が、大統領に対する脅威であると思った。じつはその2人は警察官だった。

 次。
 Washington Examiner Staff 記者による2024-7-15記事「Secret Service rejects accusations that security was diverted from Trump to Jill Biden’s rally」。
    日曜日のトランプの警固が手薄になったのは、ピッツバーグでジル・バイデンを警固するために人員を割いたからだという一部の声を、シークレットサービスは、否定した。

 ※陰謀論が噴出するのが無理もない情勢だが、ある雑報はこう指摘する。クルックスは過去、SNSに政治的な投稿をしたことが一度もない。マニュフェストを書いている痕跡もなく、犯行声明も無し。

 ※数多い雑報の中でなるほどと思わされたのは、あの「国旗」の存在。本来、あんなものを要人の演説会場に置いてはいけないのだそうである。なぜなら、スナイパーはそのはためきを見て、現地の風向と風速を推し測ってしまうから。

 次。
 Jonathan Snyder 記者による2024-7-15記事「F-35Cs, Ospreys to replace Super Hornets and Greyhounds at Marine base in Japan」。
   月曜日に米海軍発表。
 岩国基地の海軍のF/A-18は、F-35Cで更新する。
 また、岩国基地にある空母用の固定翼輸送機「C-2A グレイハウンド」は、オスプレイ(CMV-22B)で更新する。

 グレイハウンドは今、15機、残っている。

 岩国に同居している海兵隊は、F-35Bを2個飛行隊、もっている。

 ※雑報によると、Thomas Lockely は、彼のこれまでのSNS投稿をすべて削除してインターネット空間から姿を消したという。彼は「ヤスケ」の広宣人である。しかし2015にウィキペディアが引用する学術論文を勝手に書き変えたと批難されている。