『フィナンシャルタイムズ』によれば、今や韓国人の66%が、核武装をするべきだと考えている。

 Grant Newsham 記者による2024-7-10記事「Japan military hammered and war hasn’t even started」。
    自衛隊の新兵募集目標達成率は年々わるくなる一方である。ながらく、定数に20%届かない状態だったのが、一昨年は35%未達となり、昨年はついに50%未達となった。
 これではいかほど最先端兵器が買い揃えられたところで、軍隊としては機能すまい。

 地本のいいわけは次の如し。日本の人口は減っているのだ。民間企業との募集競争がむずかしい。組織内の醜聞が相次いだ。

 そんなのは真の理由ではない。ごまかすな。自衛隊に人が集まらないのは、自衛官が受けられる生涯待遇が酷すぎるからだ。入隊して内実を知った除隊者やその係累がその真相を世間に教えることは止められない。人は誰もガッカリしたくない。SNS時代の今、世の求職者は、あらかじめ、そんな暗部をすっかり調べて知ってしまえる。そのおかげで、ガッカリしそうな人生選択を、未然に回避できる。ただそれだけのことだ。それを当局側がごまかしつづけている。

 米海軍は映画の『トップ・ガン』で人を集めた。それに匹敵する自衛隊系の作品が、日本にあるか? ないだろう。

 募集事務所の建物入り口のデザイン。目立たない。話にならない。
 ヤクザの組事務所じゃないんだから。

 多くの自衛官の官舎では家族が夏にエアコンを使えない。電気代節約のために。
 将校は頻繁に全国を転勤させられるが、なんと引越し費用は個人持ちである(実質)。それじゃいつまでたっても貯金が増えないだろう。

 ※自衛官世帯の引越しだけを格安で請け負う民間企業を、自衛隊OBが創りやがれ、という提案を、私は20年くらい前にしたと思う。どうもイスラエル軍人とちがって、起業家精神が欠けているのよね。

 年金がまた酷い。自衛官の年金制度をもし米国内で米軍が広報したら、米軍に入営する者はいなくなるだろう。

 記者は現役の海兵隊将校だったときに、武官として東京の米国大使館に勤務し、リエゾンオフィサーとなって陸幕と連繋していた。
 東日本大震災に際し、陸自は、おびただしい死体を丁重に回収した。その献身的な活動の報いは何だったか? 公務員給与の一律引き下げであった。 ※たしか当時は民主党政権。

 日本政府はどうするべきか?

 みすぼらしい官舎は、あらためな。

 ※米軍式の普通のアパートでは、世間を納得させられないと思う。しかし、地下4層の広大な駐車場&倉庫を完備した「防災アパート」だと広宣することで、世間は納得する。中共が核攻撃してきたとき、そこが住民避難と地域医療の拠点になるからだ。

 自衛官と元自衛官は、現役の初日から、生涯にわたり、プロフェッショナルスキルを構築し続けるんだというところにフォーカスしろ。具体的には「GIビル」制度を採り入れろ。

 次。
 Mike Allen, Jim VandeHei 記者による2024-7-16記事「Behind the Curtain: Why J.D.」。
    イーロン・マスクは、疾うからヴァンスを推していた。

 世間は、ノースダコタ州知事のバーガンだとか、ルビオ上院議員がトランプの副大統領候補に選ばれるかと思っていたが。

 タッカー・カールソンいわく、ネオコンの醵金者たちはヴァンスが選ばれないことを念じていた。ヴァンスがウクライナ支援に反対していることは有名だったので。

 ※ヴァンスの反ウクの所論には2つの見方が可能である。ひとつ。それは「イスラエル・ファースト」の裏返しにすぎない。有限の資金はウクではなくイスラエルに使えというわけ。もうひとつ。ヴァンスはその半生を通じて、「ダメな奴には、政府がカネをいくら注いでもダメ」という諦観を得た。そのサンプルは、彼のヤク中の母親を含めた、ラストベルトの貧窮白人たち。ウクライナ政府の姿は、それに重なるわけだ。それに対してイスラエルは自力で攻勢に出ている。そこに見込みがある。

 2022年の上院議員選挙でヴァンスを応援するようにトランプを説得したのは、トランプの息子だった。

 トランプはヴァンスに続いて、若くて金を稼げるタイプの有能黒人と有能ヒスパニックも、閣僚級に起用するはずである。そのイメージで攻める。

 ヴァンスが幼児のときに両親が離婚。しかし母親はヤク中だったので、ばあさんの手で育てられた。婆さんは19梃のピストルを所持していた。

 ヴァンスは「GIビル」を使って、海兵隊除隊後に田舎のオハイオ州立大を卒業し、ついで東部名門イェール大の法学部でも学士号を取った。

 上院議員選は、初出馬にて、いきなり当選している。

 ヴァンスのアドバイザーは『ヒルビリー・エレジー』をネットフリックスにすることを強く推奨。TVドラマ化によって女性有権者を味方につけられるから。トランプは女にはウケないのでそこを補う。

 トランプが気にするのは、副大統領候補同士の討論会。カマラ・ハリスはトランプの訴追をしつこく衝いてくるはず。それに対する回答を、ヴァンスはすでに、これまでのケーブル・ニュースで、疲れを知らぬ熱心さと優れた滑舌で、示してきた。トランプはヴァンスによる弁護を全面的に信頼できる。

 ヴァンスは一時、シリコンバレーや暗号通貨を相手にする投資ファンドに在籍していた。トランプとしては、その伝手を使って、シリコンバレー界隈であらたな資金後援者たちを開拓できると見込める。

 次。
 ウィキの「Usha Vance」の項目を読んでみた。
   旧姓は「Chilukuri」である。

 1986年、サンディエゴ郡うまれ。
 イェール大で法学博士。
 ヴァンスと婚姻した2014までは民主党支持だったが、2022にはあきらかな共和党支持者。

 奥さんの一家がインドから米国に移住してきたのは1980年代だった。
 父親は、サンディエゴ州立大学で航空工学を教えた。母親は分子生物学と生化学の研究者。

 奥さんはイェールの学部を卒業したあと、英国ケムブリッジ大に留学して現代史の修士号を2010に取っている。
 そのあと2013にイェールのロースクールで博士号取得。イェール在学中に、中共の広州にある孫逸仙大学で米国史を教授もしている。

 2014~2015、DCで法務クラークとして巡回裁判所勤務。2017~2018には最高裁長官の事務所でクラーク。
 DCのローファームには2019-5に就職した。2024-7までそこに在籍。

 JDヴァンスと会ったのは、イェール法科大学院時代であった。
 この2人の共通の教官がAmy Chuaであった。 ※シナ系だから広州へ派遣できたのか。

 奥さんの宗教はもともと Evangelical なのだが、2019にカトリックに改宗している。
 奥さんは最高裁の保守系判事の下でクラークだったこともあるし、最も進歩派ラディカルである加州のローファームで修業したこともある。

 2020年に『ヒルビリー・エレジー』はTV映画化されており、そこで奥さんの役を演じたのは、フリーダ・ピントであった。

 ※7-16に熊プーが卒倒したとかいう雑報が散見される。どうせガセだろうが。