ウクライナ軍のドローン操縦手は、敵のマヴィックがホバリング静止するのを待って、落ち着いて「爆撃」している。
※これからは、すべてのドローンが、「12オクロック・ハイ」や「後上方」を見張る魚眼レンズを備えるようになるだろう。もちろんその「確認」も、AIが自動で常続的にしてくれなくては……。人間のオペレーターには、頻繁にそんな確認をしなければならぬ精神の負担が、重すぎる。
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JON GAMBRELL 記者による2024-9-30記事「Yemen’s Houthi rebels claim shooting down another US-made drone」。
フーシが月曜日に、また「MQ-9 リーパー」を撃墜したと言っている。今回は、SAMを使って落としたことを証明するためのビデオまで添えている。
イスラエルは、フーシが同国をミサイル空襲して来るのに反撃して、先週末にホデイダ港を報復空襲した。
フーシの運営するオンライン報道媒体「アルマシラー」は、MQ-9を撃墜したと主張。先週末。
さらに、残骸の映像も。どうやら「MQ-9」の一部らしい。
ジェネラルアトミクス社製の「MQ-9 リーパー」の値段は、1機が3000万ドルくらいするといわれている。
※43億1000万円強。昨日の円ドルレートで。
「MQ-9 リーパー」は、高度5万フィート=1万5240mまで上昇できる。いったん離陸すると24時間は降りて来なくてもいい。
リーパーの運用者は、米軍とCIAである。どちらも、何年も前からイエメンの上空へ飛ばしている。
フーシがイエメンの首都サナア市を占領したのが2014年。その後、リーパーは、2017年、19年、23年、24年と、ときどき、撃墜されてしまっている。
ことしの9月にフーシがリーパーを2機、撃墜していることを、米軍は認めている。
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Boyko Nikolov記者による 2024-9-30記事「Taiwan’s power surge: 100 Harpoon AShMs already in Kaohsiung」。
ついに台湾に、陸上発射型ハープーンのシステムが、100セット、搬入された。これはしかし、台湾が前から大量注文していたうちの、手始めにすぎない。
台湾の『自由新報』によれば、9-27に、高雄港に荷揚げされた。
2020年に台湾は、ハープーンの「ブロック2」を400発、モビルラーンチャーを100両、レーダーを25基、しめて22億4000万ドルで注文し、同時に、巨費を投じてそのための新基地の造成に着手した。その注文品の納品が開始されたのだ。
2026年までにハープーンが128発、搬入される。残りは2028年までに。
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Bill Gertz 記者による2024-9-27記事「Taiwanese military report says China lacks full invasion force」。
台湾国防部の年次報告書で、中共軍には侵攻能力はまだ無い、と。
5月の中共軍の演習では、海警船に「臨検」をさせるというシナリオが初めて登場。中共が「ブロケイド」を真剣に考えていることがわかった。
ウクライナがロシアにあれだけの抵抗ができるということが、中共軍上層には意外であった。それで、台湾征服も簡単にはできないと考え直すようになったそうだ。
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Lisa Rein and Devlin Barrett 記者による2024-9-30記事「VA staff got into Vance, Walz medical files, sparking investigation」。
やっぱりというか、退役軍人庁の内部の阿呆どもが、JDヴァンスとティム・ウォルツの治療歴記録等を不正に漁ろうとして、司法捜査対象になっている。
※「サタデイナイトライヴ」の政治家のものまねは、カマラの鼻声を筆頭に、相変わらず凄いレベルだ。「By The Way Biden」は、いちばん笑った。とうぜん、そこをネタにするよね。しかし番組としては共和党を応援する結果になってはいかんので、バイデンねたは、しつこくはできない。TV枠芸人さんには、ストレスが溜まっていそうだ。それと、気付かされたこと。4年前はトランプねたが面白かったが、今年は面白くない。トランプの老耄衰弱の臭いを、コメディアンたちが敏感に察してしまっている。ある意味、「逆ハゲタカ」か。
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Brian McElhiney and Alex Wilson 記者による2024-9-30記事「New liberty rules ban Japan-based troops from off-base drinking establishments after 1 a.m. 」。
火曜日から、在日米軍の兵隊たちは、深夜の1時以降、基地城下町の酒場には立ち入り禁止となる。
※これは日本の衆議院選挙の投票行動への影響を考えた臨時の措置だと思う。またアルコール絡みの性犯罪でも起こされた日には、反米野党が躍進してしまうからね。
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ストラテジーペイジ の2024-9-30記事。
インドは今年じゅうに、最初の国内設計SSNの建造を起工し、目論見としては、2032年に就役させたい。