また、今年はじめの露軍の志願兵に対する「入営祝い金」は、米ドル換算で6000ドルほどであったのが、今は平均2万3000ドルに跳ね上がっているという。
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「mil.in.ua」の2024-1-22記事「North Korea Sends Military Pilots to Russia」。
ロシアは北鮮空軍のパイロット養成を引き受け、しかも、そのパイロットを対ウクライナ戦争に使うつもりらしい。『ニューズウィーク』がすっぱぬいた。
すでに9月に北鮮人パイロットがウラジオストックに渡っていたという。
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Sofiia Syngaivska 記者による2024-10-22記事「Ukrainian Soldiers Face a New Challenge from Makeshift Drones that Approach their Targets Silently」。
「総力戦」の新局面。
ロシアの高校生と「職業訓練学校生」が、勤労奉仕の家内製手工業によって軍に献納し始めた、原始的な固定翼特攻ドローンが、ウクライナ兵にとっての無視できない脅威になってきた。
これら、手作りラジコン機は、軽質木材とアルミパイプで構成されている。そこに150グラム~200グラムのTNTと、その爆薬の回りにテープで巻きつけた20個強のスチール破片材料。
固定翼機だから、プロペラを回す電気モーターも、1個でいい。それを牽引式に、機首にとりつけてある。胴体なんか要らない。2本の長いアルミパイプが胴体代わりだ。
こいつが接近してくるのを、ウクライナ兵は「耳」で察知することができない。
というのは、ターゲットの手前700mで、モーターは停めてしまい、のこりの最終行程を、滑空で突入させるからだ。
この「音のしない空襲」をとつぜん受けた側では、パニックになること請け合いだ。
製作コストは、およそ300ドル。
まだ登場しはじめたばかりだが、これからすぐに何千機、何万機も製作されてくるのは、間違いない。
高校生を軍需生産に動員! これが現代の「総力戦」なのだ。
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Svetlana Shcherbak 記者による2024-10-22記事「Anti-Shahed Anti-Aircraft Drones: What Key Problem Ukrainian Developers Solve, and It’s Not About Speed」。
原理はクォッドコプターながら、胴体を縦長の弾丸型に整形し、ゆっくりと垂直離陸したあと、姿勢を横倒しにして、水平速力280km/時で飛翔する、特攻体当たりドローン。ウクライナ軍は、これに500グラムの炸薬を抱かせて、「シャヘド」に光学カメラでロックオンさせたあとは自律ホーミングによって体当たり撃墜してくれる新兵器に育てようとしている。今、開発の最終段階。
「シャヘド」は180km/時で飛来するので、それよりも速く水平飛行できることが、最低条件であった。
ウクライナのドローン開発集団「ワイルドホーネッツ」は、まず、時速160kmで連続3km、飛翔させることに成功し、最近では、瞬間的に325km/時を記録するまでになった。
似たようなコンセプトだが、サイズが2mと巨大な、Anduril社の「ロードランナー」は、1発が50万ドルもする。
ということは、「ワイルドホーネッツ」は、今の試作機に暗視サーマルカメラと「マシンビジョン」を付加しても、国際市場で競争力を持つであろう。
※このスタイルのドローンは、弾頭をATGM級に重くすることができないという、必然的な物理学的な制約を抱えている。だから、低空を低速で飛んで来る「シャヘド」の迎撃専任にするというのが、名案である由縁なのだ。
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The Maritime Executive の2024-1-21記事「China Puts Anti-Stealth Radar System on Strategic S. China Sea Island」。
中共は、パラセル諸島の西端に位置する「Triton」島上に、SIARレーダー基地を建設し始めた。
SIARは、対ステルス用のレーダーで、VHF波帯を使う。
ステルス機は、UHF波、Lバンド、Sバンドの敵レーダーをごまかすように設計されているので、それらより低い周波数には、ひっかかるとされる。
ただし、VHFレーダーは、テレビなどの放送電波がノイズになるので、その除去が課題だった。
すでにスビ・リーフと海南島には、中共はVHFレーダーを置いている。