Jane Mayer 記者による2024-12-1記事「Pete Hegseth’s Secret History」。
ウィッスルブローアー(内部告発者)が、ヘグセスのどうしようもない前歴を暴露した。
こいつには、常に酔っぱらって勤務するという病気があり、女癖も底なしに悪い。それで、ふたつまでも、NPOの重役会から放り出されていた。己れの享楽のために所属機関の金を流用する、業務上の背任をやらかした疑いまである。
ヘグセスはFOXのホストになる前に、「Veterans for Freedom」ならびに「Concerned Veterans for America」という2つの、非営利の、退役軍人支援提言団体を運営する職に就いていたのだが、そこから放逐されていたという。※こういう団体は同時に、選挙運動サポーターにもなるものである。
「Concerned Veterans for America」の総裁だった期間は 2013 ~ 2016。
2015年にはルイジアナのストリップクラブでステージに上がってダンサーたちと醜態を示したという。
当時、既婚者であったにもかかわらず、ヘグセスはNPOの女性スタッフたちの尻を常に追いかけまわし、女子職員を「パーティ・ガールズ」と「非パーティ・ガールズ」に二分して扱っていたという。
2015-5にNPOのオハイオ州公務出張中に彼は朝からバーでメートルを上げ、「イスラムは皆殺しだ!」と連呼していたという。
上院軍事委員会のブルメンソール議員(コネチカット州選出、民主党)は、アル中の国防長官に核戦争の指揮権やドローン爆殺の裁量権は与えられませんな、と苦言を呈している。
1989年に、テキサス州出身の共和党の上院議員、ジョン・タワーが、上院軍事委員会によって、セクデフ就任を否決されたことがあった。やはり理由は、酒癖と女癖である。同郷のブッシュ(父)大統領による引き立てだったが、党派はかんけいないのだ。
「Concerned Veterans for America」を解職されたのは2016-1。表向きは飲酒問題だけが語られているが、組織の資金を私的な酒色の濫費に充当した咎が内々に処理されたのではないかとも疑われる。
ヘグセスはプリンストンの学生だった2001に陸軍のROTCを受講している。大学では政治学専攻。
次。
Seth Robson and Hana Kusumoto 記者による2024-12-2記事「US stealth fighters will arrive in northern Japan in 2026, local official says」。
米空軍はF-35Aを三沢基地に48機配備し、今の36機(2個スコードロン)のF-16はいなくなる。この更新完了は2026年を予定する。
※これは2027に中共が台湾を侵略するという予定シナリオを念頭している。
F-16は2025夏から逐次に、三沢を去るはず。
三沢にはすでに空自のF-35Aが2018から所在するが、さらに陸上施設の増築が必要になるであろう。
沖縄の米空軍は、今の48機のF-15C/Dを、36機のF-15EXで更新する。
また岩国の米海兵隊航空隊は、「F/A-18 スーパーホーネット」をF-35C型で更新する。
また在韓米空軍は、そのF-16のアビオニクスを刷新して第五世代機に近づけ、同時にA-10を御役御免にする。
次。
Joseph Trevithick 記者による2024-12-3記事「AI-Enabled HX-2 Kamikaze Drones Now In Production For Ukraine」。
ドイツのメーカー「ヘルシング」社が、ロシアの「ランセット」とクォッドコプターを組み合わせ、半自動で標的に突っ込むロイタリングミュニションを完成。これから4000機ほど量産してウクライナ軍にくれてやる。
社内名称は「カルマ」。
推力は電動。
全重12㎏。飛翔速度は220km/時。レンジ100km。
単価は数千ドルだという。
※クォッドコプターを浮揚させたあとで空中にて横倒しにして、そこから巡航させることができるなら、やがてATGMの価格破壊になるだろうという予測は数年前からなされていた。最大ハードルは、垂直離陸させる方式にすると弾頭重量を十分には強大化できないこと。「カルマ」の発進方式は公表されていない。おそらく自力で垂直離陸する方式ではないのではないかと疑う。
※もっと余談。1957から西ドイツが開発した「MAMBA」という最初期の対戦車ミサイルが十字翼で、しかも垂直発射コンセプトだった。このコンセプトを捨て難く思っていた人がいて、それがイスラエルの「HERO」を経てランセットになっているのではないかと私は疑う。この想像が当たっているとしたら、「カルマ」もロケット推薬でまず上昇させる仕組みではないか?
次。
Sofiia Syngaivska 記者による2024-12-2記事「russia Develops Low-Cost Shturm-ST Kamikaze Drone with Chinese-Made Components」。
露軍が繰り出した新型特攻ドローンは、なんと20万ルーブル=2000ドル。
滞空60分可能。ペイロードは5kg。
機体構造は発泡樹脂。そのフォームをグラスファイバーでコーティング。
※こういう努力をいちばんしなければならないのは台湾人のはずなのに、台湾からこういう製品が出てこない。このままでは、いまのゼレンスキー政権と同じ運命が2027年に待っているだけだろうね。
次。
Jonathan Spicer 記者による2024-12-3記事「Syrian opposition leader says Lebanon truce opened door to Aleppo assault」。
シリアの反アサド軍は、1年前からアレッポ攻略を計画していたのだが、あたかもイスラエルと共闘しているように見えてしまっては迷惑なので、それで、こんどのヒズボラとイスラエル間の停戦がなされるまで、不本意ながら、わざわざ、その攻勢発起を延期してきたのであるという。
次。
Mike Watson 記者による2024-11-30記事「The Pentagon’s New Mission: Buy More Weapons To Buy More Time」。
インド-パシフィック・コマンドの司令官に就いたばかりのサミュエル・パパロ提督の問題意識。
米国産の弾薬をウクライナとイスラエルに補給しなくてはならないことから、今もし中共との戦争になれば、太平洋域での弾薬はまったく足りない。
ロックマートとレイセオンは、そのミサイル製造ペースを2027年までに2倍にする計画。熊プーは2027年に台湾を解放せよと軍に要求している。
パパロの認識。ドローン(レプリケーター・プログラム)は、中共の侵略を止めるだけの力はない。しかしドローンによって時間稼ぎをすることは可能である。2027年までにはまだ時間があるから、米国は弾薬サプライチェーンの拡充を巻き上げろ。