イランが月曜日にラーンチャーの残骸写真を公開。13日にリモコンで発射した対戦車ミサイルには「スパイク」が含まれていた。

 解説記事は『ウォー・ゾーン』にある。
 「スパイク」の射角調節できる発射マウントには、赤外線カメラの視察&照準器も載っていた。これをリモートでモニターしていたらしい。

 テヘラン郊外とイスファハン市では、モサドが建物を1棟借り上げて、その内部で、未知の手作りの片道無人作戦機(電動プッシャー・プロペラ駆動)を組み立てていた。機体はベニヤ製で、小型のカタパルトから射出する。
 しかしこの無人機を6月12~13日にどこかから射出したという残置物証は未だみつかっていない。だから、こちらは使われなかった蓋然性がある。IDF高官の証言もそれを裏付ける。部品は何年もかけて密輸入したという。

 ※イラン国内では「飛行試験」が不可能だから、性能既知の「枯れた量産品」でなくては、失敗予期率が高すぎて、なんとも使いづらいわけだ。かといって「ハーピィ」のようなものをイラン国内に持ち込もうとすれば、どうやっても途中で目立ってしまうし、長く隠しておくこともリスクが高すぎる。その機体外殻は細かくバラすことができず、主翼も胴体も、素人目にも「無人自爆機」だと猜疑され得るからだ。ゆえに、ベニヤでガレージ自作……という流儀には、見とがめられたときの「言い訳のしやすさ」があるのだろう。

 次。
 High Intensity Focused Ultrasound =高密焦点超音波、略してHIFUと称する《皮下加熱療法》があるそうだ。それを使うと皮膚の表面が引き締まるのだという。その仕組みを聞いて思ったこと。自動車のフロント・ウインドウの裏側(車内側)から、ウインドウの外側表面に焦点が合うように調節したこの超音波銃(ペン形?)を適宜な動線を描くようにスウィープ(掃引)せしめたなら、厳冬期の北国の朝、氷結しているウインドウの表面を至短時間に解氷させられるのではあるまいか? 溝状に溶かし、氷霜をいくつかのブロックに刻んだところでワイパーを作動させれば、流氷のように脇へ寄せられるのでは? その超音波は、焦点距離よりも遠くへ行けばもう拡散する一方なのだから、人畜にも迷惑はかからんはずだよね。もし、その方式だと急な冷熱差でガラスが割れる害があるのであれば、1本のペンではなく、BCG注射のようなクラスター状の「筒先」にして掃引すればいい。さらに妥協をして、ガラスの表面ではなく芯層部に焦点を合わせ、低エネルギーで緩徐に加熱してやる方法でも、従来のヒーター頼みよりは、タイパは優るであろう。

 次。
 Oleksandr Yan 記者による2025-6-17記事「Israel destroys Iranian Shahed-136 drone launchers」。
   イスラエル領内に向けて「シャヘド136」を発射しようとしていたトレーラーをIAF機が空から破壊してしまう動画がSNSに出ている。
 ただし、そのトレーラーは、すでに無人機を放出してしまったあとだったかもしれない。

 6-17には、武装ヘリ(おそらくアパッチ)が後方からイランの固定翼無人機に追いすがって撃墜してしまう動画が出た。
 6-16には、イランの飛行場で野ざらしに駐機していた「トムキャット」2機を空爆して破壊した画像もリリース。※別記事によるとこれらの「F-14」はすでに飛行ができない状態で、そのため硬化掩体には収容していなかった。

 6-15には、イランが保有する唯一の空中給油機である「Boeing 707-3J9C」が空爆破壊された。

 ※もし『トップ・ガン 2』の公開よりも早くイスラエルがシビレを切らしていたら、イランには1機のF-14も無いわけで、映画の面白味は半減していただろう。トム・クルーズ氏は強運である!

 ※今次の対イラン戦争で、イスラエルが今のところ自粛していることあり。カーグ島などの原油の積出し施設や覆面タンカーを攻撃していない。バンダルアッバス港などに所在するイラン海軍の艦艇を攻撃していない。いずれも、撃破するのは易々たるものであるはずなのに、それを敢えてしていない。

 ※イスラエルはインドを仲間に引き込んだ可能性がある。じつはイスラエルが、トランプを尻目に、ロシアを潰しにかかっている可能性がある。2023-10-7のハマス奇襲の黒幕はFSBだったと確信できるようになったのか。そしてインドも、今年のパキスタン発のテロの黒幕は中共ではなくロシアだと察したのか?

 次。
 Taras Safronov 記者による2025-6-17記事「Ukraine receives MV-25 OSKAR, the latest French attack drone」。
  フランス製のロイタリングミュニションである「MV-25 OSKAR」をウクライナ軍は受領し、すでに使い始めた。

 「MATARIS」と称する一連のロイタリングミュニションがあり、それは4機種からなる。
 「MT-10」は二重反転の竹トンボ型で、レンジ10km。
 「MX-10 DAMOCLES」はクォッドコプター且つ固定翼で、レンジ10km。
 「MV-25 OSKAR」はレンジ25kmの固定翼特攻機。プッシャープロペラを電動モーターで回す。
「MV-100 VELOCE 330」はレンジ100kmの固定翼特攻機。超小型のターボジェットエンジンを背面に載せ、カタパルトから発射。時速400kmという。

 このうち「DAMOCLES」は2025-7から仏軍が運用開始する。

 「MV-25 OSKAR」は開発スタートから2年にして、ウクライナ戦線での実戦配備まで漕ぎつけた。試験実戦は2024-6であった。弾頭は対戦車型で2.5kg。

 おそらくルノー社がウクライナ国内工場で量産するのは、これらのシリーズであろう。