できればそれは火薬を使わずに上空に投射できるものであることが望ましい。なぜなら、大都市の防空に使うものなので。
また、これを、105ミリ/120ミリの砲弾バージョンにもして、高仰角をかけられる戦車砲からも投射できるようにすると、旧来の、もはやほとんど最前線に出すことが不可能になったストック戦車の再利用価値を上げることができる。
純然たるバネの力で大型のブーメランを投げ、そのブーメランが、設定されたタイミングで、上空でばらけて網に変わるという仕組みは考えられないだろうか? この大型のブーメランに、光学センサーと「マシンビジョン」基盤を仕込むのは、たやすいだろう。
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Gaurav Sen 記者による記事「How Taiwan Must Prepare To Face Chinese Drone Saturation」。
中共からの無数の無人機による飽和攻撃を凌ぐためには、台湾は、低価格の「対UAV兵器」を揃えなくてはならない。
現況、台湾国産の「天弓3型」SAMや、米国から輸入している PAC-3 は、高額すぎて、ダメである。一瞬で飽和されておしまいだ。
先日の印パ紛争。パキスタンですら、300機から500機のドローンをインド領空内に送り込めている。
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Frangis Najibullah 記者による2025-7-6記事「Kabul On Course To Be World’s First Capital To Run Out Of Water」。
アフガニスタンのカブール市に人口が集中しすぎて、上水の給水がまもなく絶対的な不足水準に陥ると予想される。そうなったら、首都なのに水道の水が出ないという、世界初の失敗事例になる。
同市の地下水の水位は、過去10年で30m、低くなった。
同市の上水は地下水頼みなので、このままだと、2030年までに給水ができなくなって、大量の流民を生ずるだろう。
現状でも、住民は「水屋」から有料で飲用水を買い求める必要があり、「飲み水か、食い物か」のシビアな選択を迫られつつある。
カブール市の人口は、2000年には200万人だった。今は600万人を越えている。※イランも今年の1月からすでに45万人のアフガン人難民を追い返したそうだ。
※「上総掘り」について細かく説明してくれている動画がYouTubeに公開されていて、それを視たことがあるのだが、ある特有の地盤層(地下構造)でないと水は自噴してくれないのだと理解することができた。あんなにも完成したノウハウがありながら、それを海外の半沙漠地には適用できないというのは、残念なことだね。
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ストラテジーペイジの2025-7-7記事。
インドは83機ある「テジャス1A」を、イスラエル製の電装品でアップグレードする。レーダーもイスラエル製のAESAにする。
インドが欲しいのが、イスラエル製の「I-Derby ER」というアムラームもどきで、これによって古いロシア製の「R77」を更新したい。長射程のAAMがこれからの空戦の鍵であることは、先回の衝突で証明された。
インドは、げんざい、世界最大の、イスラエル製兵器のバイヤーになっている。
AMRAAMは自重152kgで、だいたい距離160km飛ぶ。これが長射程AAMのベンチマーク。
R77はそれより重いのに、射程が70km以下。
ダービーERは、AMRAAMより軽いが、交戦レンジ100kmあるので、性能としては十分だ。
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雑報によると、ロマン・スタロヴォイトの射殺死体はモスクワ市内の屋外駐車場で7月7日に発見されている。元交通大臣は、自殺したのではなく、「処刑」され、その後からプーチンが、あたかもまだ生きているかのように「解職」を発表した。