「ト」形バトンの最も古い形は昔のエジプトに見られ、それは攻撃用ではなく、敵の白兵による打撃から「前腕(Forearm)」部の外側をガードするプロテクターであった。
人が本能的に前腕を挙上して自己の顔面~上体を守ろうとするときに、そこに木板製のプロテクターが握られているといないとでは、大違いであったろう。
今日、散歩者や登山者が携帯する杖に一工夫を加えることで、この前腕プロテクト機能を、兼帯させることは、可能ではないだろうか?
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「ディフェンス・エクスプレス」の2025-11-14記事によれば、13日にウクライナの挺進工作部隊が、ハバロフスク地方のソスノフカ集落付近でシベリア鉄道を爆破したと、ウクライナの国防情報局が14日に認めた。
この爆破工作により、北鮮からの武器・弾薬を満載していた貨物列車が脱線した。
ロシア国内ではいまのところ何の発表もなされていない。
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Taras Safronov 記者による2025-11-14記事「Ukraine Fires Long Neptun Missiles at Russian Targets Using New Launcher」。
射程が1000km、弾頭重量が260kgある「ロング・ネプチューン」巡航ミサイルは、タトラ・トラックに載せたコンテナ内から2発、発射できるようになっていることが、動画で公表された。
「ロング・ネプチューン」は、ブースター無しの状態での長さが6m、胴径は50センチメートルである。
※ISO規格をたしかめると、内寸の長辺が6m以上あるコンテナは、「30フィート・コンテナ」で、その内寸長辺は8.931mである。しかし、これが「20フィート・コンテナ」になると、内寸は5.867mしかないので、全長6mのミサイル(まして、ブースター付き)を水平に寝かせて収めることは難しいはずだが、ミサイルを最初から斜めにしておくなら収容できなくもなさそうだ。ちなみに「20フィート・コンテナ」の内寸の幅は2.33mで、これは「10フィート・コンテナ」から「40フィート・コンテナ」まで、すべて共通。
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Michael Schuman 記者による2025-11-13記事「China’s EV Market Is Imploding」。
この記事は、中共政府主導のEV政策がムチャクチャであり、業界全体の崩壊がもう確実になっていることを説明している。
数字の粉飾が堂々と横行している。共産主義体制では虚実かんけいなしに公表する数字がすべてだからだ。ディーラーは、メーカーから買った新車を、在庫のまま「売れた」と公表して、店頭では「中古車」と改称して投げ売り転売している。
資本集約型の自動車ビジネスは規模の経済性に依存する。だからこそ世界に大手自動車メーカーは数社しかないのだ。数十社以上も乱立した中共内の新興メーカーは、数社にまで集約・整理されなくてはならない。その生き残り競争に、もはやルールがない。
CSISによれば、中共政府は2009年から2023年にかけてEVセクターに2300億ドル以上を助成している。
どのメーカーも、これを切られたら消滅するしかない。地方自治体も、自動車メーカーを頂点とした雇用がなくなれば大失点だから、役人がこぞって、採算の取れぬ地場企業を支える決意なのである。そのためには、なんでもあり。
もっか、中共中央は、財政収入の3%を自動車販売への補助金に充てている。
しかるに2024いらい米政府は中国製EVに100%の関税を課し、事実上、中共製車両は米国市場からは締め出された。
中共市場全体が、かつての「日本型デフレ」から、抜け出せないのだ。
※なぜ最近の中共政府は「必死だな」と評するしかない状態に陥ったか。そこが推測しやすくなるもうひとつの有益な説明が、Lingling Wei、Amrith Ramkumar、Robbie Whelan記者による2025-11-11『WSJ』記事だ。それによれば、中共政府は国内のファーウェイをAIチップ製造主力に仕立てんものと、強権を発動中。しかるに西側との技術格差はおいそれと克服され得ず、SMICの技術を用いてファーウェイの先進的な910Cチップを製造すると、生産されるシリコン100個のうち95個が不良品で使えないという。NVIDIAの最上位チップ「B300」に匹敵するチップの米国生産量は、今年は中国の生産量の25倍であり、その差が縮まるどころか、来年には40倍に開くという。なのに中国人は口先では「米国をすぐに凌駕する」と虚勢を張り、その自家宣伝に中毒しているのだ。