高緯度地方の冬が長いのはしょうがないが、その冬を暗くしてはいけない――というのが「勝手にソーラーライトを愛好する会」(会長兼会員総勢1名)の固い信念である。
ニトリやトイザラスの店頭に、今年は、クリスマスシーズンにあわせた多球イルミネーションでしかもソーラーパネル給電式というタイプの、これといったものは出ていないように見受けられた。そうした発光商品は何かの理由で廃れてしまったのだろうか? そこでネットで検索したところ、〈100球ひとつながりで1980円(送料込み)〉というおそるべきスペックのものがヒットした。ウェブ上では「イルミネーション ソーラー LED 充電式 100球」という商品名である。
いったいどんな電池とパネルを使えばそんなスペックが可能になるのか?
物は試しだ。さっそく、「シャンパンゴールド」(要するに黄色と白熱電燈色の中間。わたしは先年から青色数十球の別商品をテストし続けており、防犯機能を考えるとやはり青系が良さそうなのだけれども、敢えて違う色を選んでみた)を発注した。銀行での振り込み手数料340円と併せ2320円である。
大分県の「おとぎの国」というショップから、それは届いた。九州から北海道まで日本列島を縦断して宅配便で現物が輸送されてくる。その手間を考えると、じつに安い。
商品に添付されてきた説明書の標題は「ソーラー充電式LEDイルミネーション 100球」となっていた。
さっそくパネルの裏蓋の螺子を外して充電池は何かと確認したが、あっと驚いた。単3でも単4でもなかったのだ。偏平な長方形電池が1個、フィルムで貼り付けてあって、印刷文字から、充電容量1400ミリアンペア、電圧3.7ボルトと知られる。ニッカドなのかニッケル水素なのかは不明だ。わたしはエネループに交換してやろうと考えていたのだったが、こいつは素人が電池だけ交換できるような製品ではなかった。電極にはコードがハンダ付けされている模様だ。
電球が連なったコード部分の長さは、わが狭小なる貸家の北壁から南壁までの長さを優に上回って余り有り。木柵のレールに沿って這わせれば、点灯時には、街灯光が届かぬ真っ暗な地面もぼんやりと明るくなり、近くの人物の影をくっきりと浮かび上がらせるほどだ。もし夕暮れ時から夜明け時まで点滅を持続してくれるならば、これは防犯用としても優れているだろう。
点滅のパターンは選ぶことができる。高緯度地方の冬の「夜」は、午後の16時台から午前の07時台までと、やたらに長い。常時点灯モードでは、なまなかなソーラー電池は、とても夜明けまではもたない。しかし点滅のインターバルをたっぷり取る設計として、電池も1400ミリアンペアくらいの容量にしておけば、100球をひとばんじゅう明滅させることができるんだということを、この商品は、げんざい証明しつつある。
ソーラーライトがこのように進化を続けていることをまのあたり確認できたのは、嬉しい収穫であった。
以下、余談。
IOCは作戦上手だった。「モタモタやっているなら、日本に冬季五輪の会場を分散させようか?」、とブラフをかますことで、無気力な韓国側に発破をかけた。そのような提案を決して受け入れられないのが韓国人なんだと、世界はもう分かっているようだ。この習性を利用して、F-35の整備工場のためにいくら韓国政府に醵出させるかが、ロッキードマーチン社の弁護士たちの腕の見せ所となるだろう。