井△コーチはおしゃれひょっとこ?

 Kris Osborn 記者による記事「Air Force F-35 Integrates Precision-Guided B61 Mod 12 Nuclear Weapon」。
  F-35Aは本年中に、B61を運用できるようになる。
 FASによれば、Mod 12は、バンカーバスター・タイプである。
 最小で0.3キロトンにできる。最大だと50キロトンにできる。
 その中間値として、1.5キロトン、10キロトンにも切換可能。
 尾部に動翼を付加することで、GPS精密誘導爆弾にもなる。
 ※これがどれほどの威力を意味するのかは、来週発売の新刊『空母を持って自衛隊は何をするのか』の中に添えてある「核災害早見表」を参照してほしい。同書では〈北鮮が核を放棄するわけないだろ〉と断定しておいたが、当たったようだ。とにかくおもしろいので待ちきれない人は芳賀書店……ではなく書泉グランデへ入荷を問い合わすべし!
 今年発表されたNPRの中にも、B61を運用するF-35が欧州でロシアの侵略を抑止するための基礎になると強調してある。
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 Cipher Brief Staff による2018-5-24記事「Don’t Lose Sight of the Russian Threat to American Democracy」。
      18世紀の話だが、クリミア総督ポチョムキンがエカテリーナ2世の歓心を買いたいと思って、ドニエプル川沿いにフェイク村を急造させた。川を下って来る女帝の船にこぞって手を降った村人たちは、すぐにその村を解体してさらに下流へ移設。同じような「大歓迎」を何度も繰り返し演出したという。
 CIAの元中部ユーラシア部長ダネンバーグいわく。プーチンは少しづつ個人財産を蓄積し、今では凄い富豪になっている。それに倣って彼の政権の高官たちも同じことをしている。
 げんざいこれら高官たちとその子弟が自由に西側に旅行しては巨億の財産を分散隠匿している。これを禁じてしまう対露制裁が、有効なはずである。
 G-8はもちろん、G-20からもロシアを追放すべきである。
 国家ぐるみドーピングをしてきたことが明らかなロシアに、2018ワールドカップサッカートーナメントを主催させるべきではない。
 ちなみにプーチンは糟糠の妻とは離縁し、今は元オリンピック選手をセフレにしているのである。
 ※そしてロシアではホモは許されない。〇上コーチをベンチプレス200kgの腕で抱き締めることはできないのだ。
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 MARCUS FICHTL 記者による2018-5-23記事「Midnight curfew in effect for some soldiers in South Korea」。
   駐韓米軍の第二歩兵師団の将兵たち1万2000名は、深夜の外出を制限される。いつでも呼び出しに応じられるように夜間は室内で待機せよ。
 第二歩兵師団の90%の将兵は、4時間以内に点呼ができること。
 兵隊たちは、部署についていないときは「バトル・バディー」を維持する必要はない。 ※2人1組のこと。特に兵卒。それも若い兵卒……。
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 Tara Francis Chan 記者による2018-5-23記事「Pakistani military allegedly accessed data of US, UK, and Australian officials and diplomats」。
    アンドロイドのスマホからこっそりと全情報を吸い取ってしまうマルウェアを「ステルスマンゴ」という。iOSから吸い取る「タンジェル」というソフトもあり。
 フィッシングメッセージに罠が仕込まれており、それを開くと、アンドロイドのサードパーティのアップ・ストアにリンクして、ただちにダウンロードされてしまう。
 ステルスマンゴがいつ作られたかはわかっていない。しかし開発を指揮したのはパキスタン軍だ。
 フルタイムでアプリケーションソフトを書いている職人が請け負った。その男はかつてシドニーの会社に勤めていたことがある。その会社のバックにパキスタン軍があった。
 パキスタン軍は、同じパキスタンの政府高官、インド、イラク、UAEの民間人、政府高官、外交官、軍人にハッキングを仕掛けて、その情報や行動をスパイしている。IDカードの顔写真も取得できるし、月間予定も知り得るし、その人物が通例どの時間帯にどこへ移動するのかも把握できてしまうのだ。
 ※こんどの徳間の新刊では、〈大災害時に弱者のサバイバルに役に立つ携帯電話としては、どんな機能がなければならないか〉についても真面目に考察し提言しますた。