バカ売れ御免! 空母を持って自衛隊は何をするんじゃぁぁぁ!?

 JOHN HUDSON 記者による2018-6-1記事「The US is trying to find a discreet way to pay for Kim Jong Un’s hotel during the summit」。
    北鮮は三代目一行の泊まるシンガポールのホテルとして1晩1人6000ドルかかる「Fullerton」を望んでいるのだが、そのカネがないために、米国に出してくれと要求し始めた。
 しかしそれをおおっぴらにやればまるで北鮮が乞食みたいなので、外形的にはシンガポール政府がめぐんでやったようにする、との合意ができつつあるという。
 平昌五輪のとき、韓国政府は、ひそかに、2600万ドルを北鮮に与えて、北の応援団一行らを「ご招待」していた。
 また北鮮選手22人の遠征費用は「IOC(国際オリンピック委員会)」が支払っていた。
 2014年に国家情報局長のジェイムズ・クラッパーが囚人2名を連れ帰るため北鮮入りしたとき、北鮮は12コースの朝鮮料理をクラッパーに出したが、その代金をしっかり徴収した。
 タフト大学の研究者いわく。こんな悪いしきたりは金大中が作った。北鮮はICBMを開発できるのだけれども、国外出張するカネは無いので、外国がそのカネを負担せよ――という言い分が、2000年代前半よりこのかた、通るようになった。
 ※トランプは、米国は北鮮復興のために1銭も払わんでいいとかつぶやきながら、さっそくご一行の出張費用をまず拠出してやるわけか。米国納税者の税金から。
 北鮮の保有する旧ソ連製輸送機はシンガポールまで3000マイルもの航続は無理なので、中共国内に一回、着陸して給油する必要がある。それを避けたければ、これまた、他国から大型旅客機も無料でレンタルしますってか?
 次。
 LEONID BERSHIDSKY 記者による2018-6-2記事「US should move forces in Germany to Poland」。
   ポーランド政府が、20億ドル出すからドイツ駐留米軍の一部をポーランド領内に常駐させてくれんかと米政府へ誘いかけている。
 米軍はさいしょからポーランドに駐屯している方が、バルト三国がロシアから侵略されたときにいちはやく最前線に駆けつけられる。
 いま、ドイツ駐留米軍は3万5000人。1985年の25万人にくらべれば減ったが、ドイツの納税者はこの規模の負担も厭がっておる。
 2008年度の数値だが、ドイツは米国に駐留負担費として6億700万ドル=5億2100万ユーロを支払っている。
 しかしランド研究所の試算では、建設費、基地従業員への年金支払いなど関連費目を加算すると、2009年のドイツ政府は米軍関係費として5億9800万ユーロを計上していると。
 いまドイツは宅地不足。米軍が出て行ってくれるなら、そこを宅地にできるので嬉しい。
 ロシアはこれまたNATOのロシア国境へのにじり寄りだとして非難することだろうが……。