男はお化けになりやすい/管理人U

文字通り『最強』のお化けがいた。
人に害をなすお化けを封じる事ができるのは、生きている人間のうちで一人の男だけ。彼は自ら志願して、お化けをその身に封じた。

お化けを封じる事で彼はその力を得た。『最強』になった。
もっとも、封じるのが目的なので、何もしない。
『力を使え、力を使え』と身の内のお化けが囁く。彼は勿論それを選択しない。ずっと地下で一人、お化けを封じ続ける。

長い長い時間が過ぎた。

彼は、お化けの力で人に害をなす。

時間には誰も勝てない。結局は彼もお化けになった。
そしてまた、『お化け』を封じるため、新たに一人の男が選ばれた。

その繰り返し。ずっと、その繰り返し。

超天才マンガ家なるしまゆり氏の傑作『少年魔法士』のラスボス『人王(=男)』。その役割を説明すればこんな感じだと思う。

私は20代前半に消費者金融で働き始めた。
それからずっと『お金を払ってください』という仕事をしている。

現時点での小結論。

大金持ちは知らないからよくわからないが──お金に余裕のない独身で孤独な男はいつか、いずれ、おかしくなる。今は『普通』でもいつかは、いずれは、おかしくなる。

私は自分が独身だから、怯えている。

生涯未婚率は上昇し続けている。
その是非はさておき、年寄りでも若くても……理由はともかく、独身で孤独な男はどんどんおかしくなるのだ。
一体どんな生活を送ったらこんな面倒くさい人間になるのだ』と思う人格へと変容する事もしばしばだ。

家族がいる人間は、おかしな人間もいるのだがある程度の社会性を備えたアタマのおかしさに思える。
女性の場合も、正真正銘アタマが変な場合もがあるが、大抵の場合はそれなりの社会性を残しているように見える。
男は、どんどんどんどん変になる。

フランクに自分のおかしさを指摘してくれる相手は見つけなければならない。男は絶対に、そうしなければならない。

私もなるべく外に出ようと思う。一人でいるとお化けが囁いてくる。
どんどんかしくなっていく。どんどん『お化け』になっていく。
ちなみに私は自分が中年のお化けに成り果てたら、前歯がなくなるまで殴ってもらえるよう知人に頼んでいる。

ところで、驚くべき事にGoogle アナリティクスによればこのサイトの閲覧者の45%は女性である。
絶対そんなわけないだろうと思うが、もし本当にそうであれば55%のうち独身の男性は気を付けましょう。

男はお化けになりやすいのだから。

(管理人U)

SSD搭載のノートパソコンを買って正解・WordPressについてのメモ/管理人U

使っていたノートパソコンがあまりに古くなったので新調しました。

私はマシンパワーが必要な事はしていません。
ですので大したスペックでなくて構わないのですが、それでもせっかく買うなら内臓ストレージはHDDではなくSSDのものを選択しました。

これが大正解。

以前のが8年くらい前に買ったノートパソコン『VIAO』だったからかもしれませんが、びっくりするくらい起動が早い。
電卓並は言い過ぎでも、間違いなくプレステ2より早い。衝撃です。

選択は間違ってなかった。

WordPressには各種プラグインがインストールできる。
プラグインを有効化すれば『お問合せフォーム』を設置したり、『新着情報』を簡単に表示させられる。

このプラグインがクセモノ。
いや、個々のプラグインは良いのだ。が、相互に干渉して不具合が発生する事がある。

先日『カテゴリーやアーカイブをクリックしても真っ白』という不具合が発生した。プラグイン『New Adman』を有効化した直後だ。

同様の不具合が発生している人が書いた記事に従って、全プラグインを停止。それでも元に戻らない。
結局バックアップで復元。

改めて書いておくが、個々のプラグインはとても便利で良いモノなのだ。ただ相互に干渉して不具合が発生する可能性があるというだけ。
『干渉』は本当によくわからん。

プラグインをインストールして有効化する前には、必ずバックアップを取る事。そして、しばらく新しいプラグインをインストールする事はやめておこうと思った。

(管理人U)

潰瘍性大腸炎は青汁で治るのか?/管理人U

安倍首相は潰瘍性大腸炎だそうだ。私もである。

安倍首相の病気を揶揄する言説を以前雑誌で読んだ。すごいな、と思った。
ニパウイルス感染症やAIDSを公的媒体で揶揄する人間は文明国にはそうはおるまい。

潰瘍性大腸炎は難病指定されているとはいえ患者が沢山いるのである。
1億人に1人の病気などではないのである。

揶揄して、怖くないのかな?と素直に思う。
あなたの目上の人も患者かもしれないよ、と思うのだ。

私は6年前に会社の健康診断で再検査になって、病気が見つかった。
有難い事にそもそも症状が軽微だったし薬がものすごく効いた。

当時トイレは近かったが、まさか回答が『難病だから』だとは心底意外だった。今でもほとんど毎日お酒を呑んでいるが、単に呑みすぎだと思っていた。

『アサコール』という薬を処方された。症状が消えた。

もちろん、完治はしない病気なのだが、薬すら飲まなくなる程度に症状が消えた。

当時私は練馬区在住。東京都民。
都には難病医療費助成制度がある。この病気に対して支払う月の上限額が決められる。上限を越えれば還付される。
(もちろん、診断書も必要だし、通院歴の証明もいる。現在では助成制度は審査が厳しくなった)

加えて、練馬区はこれもまた手続きすれば月に15000円(15500円だったかもしれない)貰える制度がある。上記の助成制度の申請が通っている事が前提ではあるが、病院に行っても行かなくてもお金が貰える。

月に診察・薬代合わせて6000円程度しかかからないのに、私は15000円を毎月もらっていた。(4ヵ月に1度支給される)

症状を本当に感じなかったので病院にも次第に行かなくなった。
それまで貰った薬すら、結構な量が飲まずに残っていたのだ。

結局あまりにも通院していないので、4年後には助成制度の審査に通らなかった。当たり前である。

ただ、こんな手厚い制度もあくまで『23区』だから。
西東京市なら確か当時は月額7500円しか支給されていなかった筈だ。
すげえや23区!と思った。

けれども、7500円でもすごいのである。
現在住んでいる大阪市なんてそもそも一銭ももらえない。

半年くらい前にストレスが原因か症状が出たので病院に行った。
アサコールではなくもっと新しい薬『リアルダ』を処方された。

薬は効く。すぐに症状は消えた。

そして、完治はしない。

しかし、ネットを見ると『完治した』と書いてあるサイトをたまに見かける。

さかんに勧められているのが『青汁』だ。

ほんまかいな……と思ったが、私は一人暮らし。野菜不足は否定できない。
わけのわからない健康食品ならともかく、青汁なら有名だし悪いものでもあるまいと飲んでみる事にした。

果たして潰瘍性大腸炎は治るのか。
自らを被験者にした人体実験。

本当に『完治』するのだろうか。

ちなみに、すでに1か月くらい飲んでいるが『以前より調子が良い気が、する』。私はこの1か月間少し酒量を減らしている。だからかもしれないけれども。

(管理人U)

パタヤで思った、インド人はよくわからん。そしてマニラで思った、日中はそら衝突するよね/管理人U

1年ほど前、タイのパタヤは晴れていた。
東南アジア最大の歓楽街。

ビーチロードを歩く。
所謂 『立ちんぼ』 が海を背にして何十人も立っている。
いつもの光景。

犯罪被害を恐れて日本人はあまり『立ちんぼ』には声をかけないが、白人はそうではない。インド人も違う。私は海を眺めるため柵に肘をついた。

背後には女の子──20代中盤くらいか?
5人のインド人に囲まれて、その交渉に呆れた顔を返している。
インド人は1バーツ単位で値切ってくると聞いたが、その交渉術に辟易しているのだろうか?
いや、それだけではない。

彼らの交渉を背後に聞きながら、私はまた歩き出した。

パタヤでは必ず立ち寄る、ビアバーが蝟集したエリア。その一つでカウンター越しにビールを受け取る。
イスを回転させて海を臨む。ハイネケンに口をつけた。

声をかけてきた店員に挨拶を返す。
それから、私は尋ねた──「インド人って、沢山の人数で女の子に話しかけて、何がしたいの?」

栗色に染めた髪を肩で揃えた、タイ東北部出身らしい肌の白さ。女の子の瞳が、三日月形に歪んだ──インド人は皆でヤるのが好きだから。

それ、楽しいの?
「女の子は嫌がる」
表情が苦笑に変わり、そう呟いた。

白人でも2人組が立ちんぼに声をかけているのは見かける。
ただ、たいてい片方の男には既に女の子付いていたり、少なくとも今から探すのだろうと思えた。
インド人はそうではない。どう考えても、そうではない。

東南アジア最大の風俗街とはいえ、パタヤには家族連れも多い。
女に溺れた男が、薬に溺れた女がたまにホテルのベランダから落ちてくる街とはいえ、家族旅行を許容する明るさがパタヤにはある。

フェリーに30分も乗っていれば綺麗な海水浴場を擁するラン島もある。
それでも、中国人や白人の家族連れ、韓国人のカップルは目にするが、あまり日本人のファミリーは見かけない。

私は全くタイ通ではないが、それでもパタヤで日本人のプレゼンスが年々低下しているように感じる。
代わりにインド人が増している。水タバコが吸えるビアバーも増えた。
風俗店の看板にはインド人好みの濃いメイクをした女の子が微笑んでいる。

先ほど耳にしたインド人の交渉を思い出して──黒く揺らぐ海にまた目を向けた。
……日印同盟が可能とは思えんな。
壮大な感想を抱いてしまう。しかしね、彼らとは、なんというか、好みが違う気がするんだよ、生き方も女の子の好みも色んなものが。

コルカタのスラムのルポを以前読んだ。あんな地獄を許容する人々が、日本人と気が合うとは信じられん。まあ、だからなんだという話でもあるが。

数か月後、マニラに私はいた。

知人が待ち合わせ場所に指定してきたのは『エドサ・コンプレックス』。
風俗店が集まった、その為だけの施設だ。ただし、店の女の子も利用する食堂がある。

私は食事をしながら知人を待っていた。

長い黒髪、細い身体、明らかに日本人好みの顔をした女の子が私に微笑んで、店のドアの中に吸い込まれていった。

それを追うように、たぶん日本人の2人組が後に続く。だが、ドアから中に入れず、引き返してきた。

目の前を横切った食堂のオバサンに声をかける──「あの店は入れないの?」

「中国人の貸し切り。他の店からも女の子を集めてる」

欲望に正直だねえ。
「チャイナマネーだ。凄いね」──「有難う」
日本語でお礼を加える。
「アリガトー」
オバサンは私に笑顔とカタカナを投げ返して、テーブルに残された皿を片付けた。

店に吸い込まれる女の子を眺めていると──どう考えても日中韓の男が好みそうな女性ばかりだ。
中国人団体の『幹事役』は優秀だと確信した。

ここまで好みが似通ってたら、そりゃあ日中は倶に天を戴けんわな、と苦笑する。

知人からLine。画面を見て嘆息する。
『やっぱりエルミタ地区で呑まないか?』

配車アプリ『Grab』を起動させながら私は椅子から離れた。

車を待ちながら少し考えた。インド人と中国人、二大人口大国。
どちらも欲望に正直。
ああでなければならん、気もする。ああはなれない気も、する。

(管理人U)

復旧しました。/管理人U

30分ほど前から発生していたカテゴリー、アーカイブが表示されない不具合は復旧しました。

原因は新しいプラグインを有効化した事でどれかのプラグインが機能干渉したのだと思うのですが、不明。バックアップファイルで復旧させました。

トップページ画像が表示されてないと思いますが、本日中に戻します。


お騒がせしました。

(管理人U)

山口県 角島、佐賀県 祐徳稲荷神社、そして福岡県 金印公園/管理人U

かつてクラウゼヴィッツだかカントだかの『絶対~』の用法に対して、名著『軍学考』で兵頭先生は疑問を呈された。
『一体何が絶対なのだ?』と。

20年近く遅れて私も同じ疑問に至る──アニメ『Fate/Grand Order─絶対魔獣戦線バビロニア─』を観ながらだ。
一体、何が『絶対』なのだ?
※『軍学考』(掛け値なしの名著です)に書いてあったと記憶しているのですが、違ったり、そもそもそんな事は書いてない、とかだったらスイマセン。

それはともかく、私は福岡出身である。

福岡へ旅行する人によく聞かれるのが『どこを観光すれば良い?』だ。
『中洲の屋台』は大抵、彼或いは彼女の観光リストにはあるようだ。
『屋台は観光地か?食事する所だ』──と言いそうになるが、ではどこを観光すれば良いのか?

無いのである。リコメンドする観光地が福岡には無いのである。
付言するなら地元が福岡市内の私ですら、中洲の屋台には4、5回しか行った記憶がない。

例えばフィリピン・アンヘレスのアストロパーク北に点在する屋台ならば、300円あればそれなりに楽しめる。

しかし中洲の屋台は安いわけでも清潔でもない。
旨いラーメンや天ぷらなら屋台でなくて他にある。
率直に言って、行く理由が福岡出身の私にはわからないのである。

けれど、雰囲気なのだろう。
バンコクのナイトマーケットの屋台なら、私も雰囲気が好きである。

タラートロットファイ・ラチャダー ナイトマーケット※撮影 同行した知人

だから屋台へ女性だけで行くという場合『屋台で適当にオッサンに話しかけて下さい。ゲームです。奢ってもらえたら貴方の勝ちです。勝率は普通……』──彼女の年齢や容姿、性格に応じて率を変えて提案している。

夜に屋台に立ち寄るのも良かろう。メインの食事は、天神の大名近辺なら失敗の確率は低い筈だ。中洲のキャバクラや風俗店は、私はわからないが。

問題は昼である。普通観光は昼にするものだ。
福岡の東か西へ車で出る事を私は提案する。

どちらも朝9時頃福岡を出れば、昼食を楽しんで15時には戻れる筈だ。

東へ行けば山口県 角島。

山口県 角島

ここは結構有名だと思う。けれども角島には、言うては何だが何も無い。
しかし途中、下関で食事をすれば美味しい魚は食べられる。

西へ行けば佐賀県 祐徳稲荷神社。

佐賀県 祐徳稲荷神社

タイのドラマの舞台になったとかで、タイからの観光客が増えていると聞いた。
私が行った時には、タイ人は見当たらなかった。

公共交通機関で行けない事もないが、レンタカー使用を推したい。その方がストレスがないし、たぶん楽しい。

帰路に時間が余れば、福岡市東区の金印公園で海を眺めても良いかもしれない。

本当に何にもないが、金印(レプリカ)が置いてある。

春や秋には良い風が吹く。夜の街へ繰り出す準備も整う筈だ。

(管理人U)

『武器が語る日本史/兵頭二十八 著』を買ったよ。/管理人U

右や左の旦那様、兵頭二十八先生の御新著でございます。

武器が語る日本史

兵頭ファンとして正しくAmazonで予約注文。
一昨日に近所のローソンに届いていた。
仕事が忙しく、受け取りに行けたのが先ほど。

読み始める前にパラパラとめくってみる。
『平安時代に槍や鉾が日本国内の戦場から消えたことで誰が得をしたのか?(62P)』

平安時代に槍や鉾が消えた事を私は知らなかったが、仮に知っていたとしても『誰が得をしたのか?』と普通考えるか?

さすがは我らが兵頭先生である。

今からお酒を呑みながら読み始めます。

(管理人U)

フィリピン アンヘレス・スービック、パンダノン島/管理人U

クラーク空港から車で20分程度。
アンヘレス市自体は学生街ともいえるし、郊外には工場もある。
とはいっても、観光客にとってアンヘレスはやはり風俗街だろう。

アンヘレス ウォーキングストリート入口

当初はクラーク空港からスービックへ直行するつもりだった。
しかし風俗街を眺めながらお酒を呑みたくなったので一泊する事にした。

ウォーキングストリート内

ウォーキングストリートから西へ向かえば、昼も営業している店の多いプリメタ地区。
本当に『風俗のためだけ』に存在しているような一帯だ。
タイ パタヤのような観光気分は全く味わえない。

マニラに比べれば治安は良い。無論、裏道へ入ればそうとも言えないけれども。
白人を除けば韓国人が特に多い。彼らは風俗店や韓国料理屋も経営する。

アンヘレスは日本から行きにくい。
だから日本人観光客はあまり多くはない。
偶然話した26歳の日本人男性は、日本で働いた金でアンヘレスの売春エリアに沈没──を繰り返していると言っていた。
まだ若いのに良い趣味だ。私も26歳の頃そうしておけば良かった。

韓国人の力の強いアンヘレスだが、日本と縁のある土地でもある。
郊外のマバラカット飛行場は特攻隊が飛び立った場所。

特攻隊のモニュメント

カミカゼイーストはこの像の他、これといって見るものがない。
カミカゼウエストにも記念碑はあるそうだが、行くのに骨が折れすぎる。
私有地内に存在するため、入る事を拒否される事も多いそうだ。
私は途中で、行くのをやめた。プールで泳いでビールが呑みたかったのだ。

スービックにはSM シティ・クラークからバス。
オロンガポで降車。ここまで1時間半程度。
海の見えるエリアにはジプニーで向かう。

スービック。なんだか殺伐としている。

なんだか殺伐とした感があるが、それでも海があるだけで観光気分になる。

ぷらりと立ち寄ったホテル併設のレストランで昼食。
レストランの女性管理職がなぜかお酒の相手をしてくれた。
彼女だけアフタヌーンドレスを着ている。
他の職員は制服だ。
図抜けた美人。中南米との混血。

植民地人を使う行政官みたいな威厳はその所為かと、勝手に納得。

スービックは雨。レストランから海を眺める。

所変わってセブ島からボートで1時間程の距離にあるパンダノン島。

パンダノン島

やる事がなくてセブシティのオスメニア・サークルをぷらぷらしている時、ツアーを知った。
混成グループとなるが1人でも参加できる。

パンダノン島へ向かう途中で、初心者向けダイビングも少し体験させてもらえる。昼に到着して、夕方までずっと海を眺めて寝ていた。

いくつもの島の狭間を越えてやってきた風が心地よい。

もっと、ずっと寝ていたかった島。また行こう。

(管理人U)

大坂 十三、京都 嵐山そして四条大橋/管理人U

大坂観光で十三に立ち寄る人はそうそういないと思う。
東京 鶯谷ほどではないにしろ、ラブホテルばかりが並ぶ一角のある街だ。
風俗街という規模ではないが、大阪におけるデリヘルのメッカではある。

たぶん違法な中国人マッサージの店が、駅を中心に点在している。

行儀の良い街でない事は確かだ。

駅を出て、キャバクラが並ぶ通りへ向かえばファミリーマートが見つかる。

酒を呑むためのテーブルがある


店の前にはテーブル。
立ち飲みをしているオッサンをよく見かける。
横の小道はには中国人マッサージが並んでいる。
昼でも夜でも店の前を歩けば「全部(本番)できるよ」と声をかけられる。

食べ物屋は多い。
路地裏にはそこそこお洒落なお店もある。

淀川の向こうに梅田が見える。

ただ、川を隔てて望む梅田には大差をつけられている。

思いっきり肝硬変になりましょう、と言わんばかりの値段だが実際には欲しくもないのに一品頼まねばならない。薄味のビール。

しかし、十三。
京都観光に向かうのなら新大阪でJRに乗るよりも、十三から阪急電車を使う方がオススメだ。
JRよりも阪急電車の方が風情があるよ。
電車はこだわりのマルーンカラー。

私は京都に2年住んだ。もう住みたくない。
ただし、観光地として『見ドコロたくさん』なのは理解している。
東京を案内するよりウケは良い。

嵐山。もし貴方が一人なら、近所のコンビニでお酒を買って、座って橋を眺めつつ呑んでみよう 。

新大阪からJRで京都駅に行ったところで、結局嵐山や先斗町へ向かうのが普通である。
東西の本願寺を観る向きもあろうが、それだったら四条大橋から京都駅まで引き返しながら見ても良い筈だ。

四条大橋から鴨川を眺める

歩くのが辛いなら自転車だってレンタルできる。
外国人を案内するならレンタル着物なんて喜ばれる筈だ。

私のイチオシルートはまず嵐山を目指す。
そこでぷらついた後に電車で京都河原町へ向かう。
夜だったら先斗町で呑んでも良いし、昼なら昼で鴨川を眺めながら食事でも良い。

現在私は大阪に住んでいるので、暇つぶしにたまに散歩する。

住みたいとはもう思わないが、歩き疲れたらお酒を呑む所が沢山あるので、観光地としては年々洗練されていると思う。

JR新大阪駅と京都駅の間にある山崎駅には工場見学もできるサントリー山崎蒸溜所があるよ。

観光地として特化されすぎかもしれないけども。

(管理人U)

東京 中野(麦酒大学)、西荻窪と小説と/管理人U

兵頭先生が小説を執筆中だそうである。
どんな小説なのだろう。

ところで、私は一度だけ小説を書いた事がある。
『フランス書院文庫官能大賞』へ応募した。まさかの官能小説。
私は今に至るも一冊も官能小説を読んだ事がない。
にもかかわらず書き上げて応募。この蛮勇。
まさに兵頭流軍学の徒の鑑である。

一次選考は通過した。
たぶん、体裁が整っていれば一次選考は誰でも通過するのではないか。

マニラ湾の夕陽に包まれて、ヒロインに看取られながら主人公が死ぬラスト。
『官能小説ってこんなんだっけ?』と思ったが、そもそも読んだ事がないのだからいまだに答えを知らない。

だけど、結構良い作品だった気がするんだけど……自画自賛。

定期購読雑誌(電子書籍だけど)は『SIX SAMANA』だけの私である。
一次選考に通過しただけでも万々歳だ。

もっとも、定期購読ったって『Kindle Unlimited』に入っているから個別に買っているわけですらないけど。

小説、本。
東京には本が似合う街が多い。神保町は無論だろうが、中野だってそうだろう。
私がイチオシする街は中野からJR中央線で10分程度の西荻窪。

しかし、今回はただ一つのお店をもって中野をおすすめしたい。

麦酒大学。

キリンラガービールを注ぎ方だけで13種類の味わいへ変えるという離れ業。
神業と言い換えても良い。

上記のルポが秀逸だと思う。
知人に連れられて入ったのだが、びっくりした。
一時期は2週間に一度くらい通っていた。

注ぎ方だけでキリンラガービールをコロナビールの味わいに変える『爽快注ぎ』は衝撃だった。

食事も美味しい。(食べかけの写真でスイマセン……)

泡だらけのビール。アルコールは泡に多く含まれているそうだ。知らなかった。

13種類の全てに共通するのは驚きと、美味しさ。

変わり種のホットビールなんて文字通り熱したビールも、美味しいのである。

このお店があるだけで、私は中野を推す。
19時以降に入るなら予約は必須である。

中野は他にも良い店が多い。

偶然東京で連絡を取った、謎の女と麦酒大学で呑んだ事がある。
2軒目は小さな居酒屋へ入った。
彼女の何が謎といって、中学校の同級生の筈なのに、私自身も含めて名前を憶えている人間がいないのである。

2人で呑んでいたのだが、目の前にいるのに実在を疑ってしまう雰囲気の女。

仕事は昼は事務員。夜は政治家相手の占い師。
高級ホテルの一室で政治家相手に占いをしているのだという。口コミだけで予約が入るという。
……『さあワタシを怪しんでちょうだい』と言わんばかりの自己紹介である。

胡散臭い事この上ない。

私の隣に座っていた20代前半の女の子2人組に彼女はやたらと話しかけた。
赤の他人だ。

しかし職業『占い師』。女の子は話に乗ってくる。
私も会話に加わって女の子のうち1人と連絡先を交換した直後──女が私の両の眼を覗き込んだ。

自分ですら忘れた記憶を見透かすような真っ黒な瞳。

「U。オマエがこの娘と付き合う事はない」
室温が下がった気がした。
カウンターの向こうで焼き鳥を焼いていた店員の手も止まったように思えた。
彼女は続けた。
──「だが、この娘の向こうには、無限の出会いが待っている」

何の出会いもありませんでした。

愉快でインチキくさい連中もぷらぷらしている中野。

3軒目で西荻窪まで行くのも新宿に出るのもすぐである。

西荻窪。焼肉屋とバーが沢山ある。私が大好きな街だ。

良い街だと思う。
吉祥寺よりも私は西荻窪や中野が好きだ。

吉祥寺。ハモニカ横丁入口の有名店『ポヨ』
通りを眺めながら呑むモヒートは沁みる。ローストチキンも旨い。

一生暮らしたいかと問われると、もう少し静かな所が良い気がする。
だけれども、お酒好きなら良い街だと思う。中野も、西荻窪も。

(管理人U)