「東風41」のバスが12個のRVを分離してしまうのは、発射から5分後である。

 これを見張るレーダーを置く場所がない。だから日本のレーダーが強化される。日本のためじゃない。合衆国のため。
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 Fox News の記事「Iran’s secret weapons-smuggling air routes to Lebanon reveald by intel sources」。
  イランの表向き民航会社が、ダマスカス経由(2018-7-9)、および直航便(トルコ上空飛行、2018-8-2)で、レバノンのヒズボラに精密機械の製造機械を届けた疑い。
 ボーイング747型機派生の輸送機で、中味は、短距離弾道弾の工作機械ではないかという。
 先週はロイターが、イランがイラク政府軍のために短距離弾道弾を供給したと報じた。イラク政府は否定した。
 ※イランのカネはどこから湧いてくるのか、じつに神秘也。トランプが拡大制裁したら、日本政府としてつきあうべきなのは当然だ。中共が漁夫の利を得るとか、そんなの世界向けの言い訳として説得力あると思ってるのか。
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 Jeffrey Lin and P.W. Singer 記者による2018-7-12記事「China’s latest quantum radar could help detect stealth planes, missiles」。
   ステルス機も探知できるとする「量子レーダー」。中共の軍用電機大手であるCETC社が、6-22に、高々度飛行物体については探知ができるようになったと吹かした。
 会社の目標としては、まずは成層圏での飛行機探知に用い、ついで、大気圏外の低軌道にも探知範囲を広げたい。
 ※米陸軍は2028までにハイパーソニック兵器を長距離砲代わりに用いるつもりでいるので、その探知は必要。
 簡単に言うと、光のビームが絡んだマイクロ波を上空に向けて発射し、跳ね返ってくるものを観察する。※そうではなく、地上サイトまで跳ね戻ってこなかったとしても、上空で何かにぶつかってビームが乱されたときには即時にその光量子の変動を地上においてリアルタイムに魔法の鏡のようにモニターができるという理屈なのではないのか? 双子同期的な量子の挙動現象を観察して。
 このとき、従来の電磁波ECMのように敵側が反射信号を細工しようとしても、光量子の場合は、発射した側で、細工の有無を確実に識別することができる。したがって原理的にECMされなくなる。
 光量子(フォトン)がぶつかった物体の表面が、いったいどのような物質であるか、それを地上で識別することもできる。プラスチック製のバルーンデコイとソリッド金属の見極めがつくので、ミサイル防衛に役に立つ。
 中共は高度2万mに浮かべる飛行船も考えている。
 これをプラットフォームにすれば、ハイパーソニック飛翔物体の接近を早期警戒できる。
 CETCは2016-9に、世界最長レンジ(といっても100kmだ)の光量子レーダーを建造したと吹かしていた。
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 Stephen Carlson 記者による2018-8-10記事「Bukkehave to provide Toyota pick-up trucks to Syrian allies」。
    「CJTF-OIR」は、イラクとシリアでISと闘っている地元勢力の合同機関である。クルド部隊や、イラク政府正規軍も含まれる。米国防総省は、日本で製造されているトヨタのハイラックスを、フロリダの改造屋「Bukkehave」社の手で「テクニカル(汎用軍用軽トラック)」に改造させ、 「CJTF-OIR」に供給することにした。