今ビッグサイトでやってる対テロなんちゃら展で発電機とか蓄電池、オフ-グリッド系のパンフを集めてくれる方を募集。

 Kyle Mizokami 記者による2018-10-10記事「The U.S. Navy Is Hiding Aviation Accident Data」。
    従来、米海軍は、交通事故から飛行機事故まで全部、サイトで統計を公表していたのだが、それを部外には公示しない方針に転じている。転じた時期は2018-1-22から3-18のある時点だ。データには海兵隊員の全事故も含まれる。
 もっか、この統計を閲覧するには「一般アクセス・カード(=CAC)」が必要である。このカードは、現役軍人、予備役兵、政府契約者、ペンタ雇いの文民のみ、発給してもらえる。したがってマスコミも軍事評論家もアクセスできない。
 これについて最初に報道した『アトランティック』の記者は、海軍戦闘機の即応状態があまりに悪いのを世間に隠そうとしているのではないか、と。
 ロシア、中共、イランは、そのデータを見ながら、開戦作戦を立てるはずだから、それは隠したい。
 次。
 Alexander Moore 記者による2018-10-9記事「Is It Time to Kick Out One Leg of the Nuclear Triad?」。
    ICBMを残している限り、米本土は、カウンター・フォースのターゲットであり続ける。米国はICBMを全廃してもさしつかえない。
 ICBMは金喰い虫でもある。オバマ政権が署名したICBM近代化計画。ミニットマン3の後継となる「GBSD」の開発と取得のために、これから30年間に1400億ドルが必要で、さらにその運用経費としては別に1500億ドルかかると見積もられている。
 ほとんど犯罪的な金額だろう。
 ICBM有効論者の主張のひとつは、その基地が敵の真弾頭数百発を吸収してくれることは無駄ではない、というもの。暴論だ。
 いまではICBMの精度の方が、トライデント2より低い。
 ロシアの経済力は、いまやベルギー+オランダと等しい。