アニメスタン

 もしモスクワが外務省と大手メディアの中にロシア派工作員を扶植することに長年成功し続けているなら、日本で日本語投稿によるSNS工作などに資源を割く必要はこれっぽっちもない。
 米国のテレビ局、大新聞はずっと反露的だ。国務省の権勢は指導部の中で圧倒的ではない。だからロシアは合衆国に関しては、SNS工作に注力する必要がある。それしか工作の方途――とりつくしま――がないからだ。
 日本ではその必要はぜんぜん無かったのだと察しがつくようになった。安あがりで、現に成功している「突破口」に、彼らは全チップを突っ込んでいるだけなのだろう。