ゾンビとは黒人モブの暗喩なのだ。対ゾンビ銃選びとは対黒人武装主義なのだ。

 なぜ米国市場のみ、ゾンビ・フィクションに根強い人気があるのか。
 すぐに射殺したがる警官が多い理由とともに、心理学者が指摘するべきなのに、なぜ指摘できないのか?
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 Sam LaGrone 記者による2018-11-19記事「GAO: Navy Lost 1,891 Days of Attack Sub Operations Waiting for Repairs; Spent $1.5 Billion Supporting Idle Crews」。
    潜水艦をやたら増やしてもメンテナンスが追いつかなくなるという、《他山の石》的なニュース。
 米海軍の核エンジンを直せる工廠は4箇所ある。
 しかし核空母とSSBNの修理が優先されているため、SSNがどんどん後回しにされ、修理の受注残がとんでもないことに。
 修理は新造よりもなお面倒なのだ。だから他の民間船渠では最初からどうにもできない。
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 Sandra Erwin 記者による2018-11-19記事「How much does a Space Force cost? Analyst lays out menu of options」。
     宇宙軍の予算規模についていろいろと数字を挙げて詳しく検討する記事がようやく出てくるようになった。
 CSISのトッド・ハリソンは、宇宙軍には最初の5年で130億ドルもかかる、と9月に批判している。
 しかし偵察衛星を管掌するNROの予算が秘密であるため、誰も試算には確信は持てない。※いかに空軍の総予算には闇部分が多かったか、だな。
 NRO分を除くと年間に113億ドルから215億ドルかかるのではないかという話も。
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 新大綱には、陸自の諸装備の「戦略レンジ」「戦術レンジ」を新国際環境に合わせて延伸することを、かならず一言、盛り込むべきである。
 この「レンジ」は、「リーチ」と呼び換えても可い。
 延伸する方法は、同一装備で航続距離や射程が長い「新型」に逐次更新する方法も無論選択され得るが、目下の時勢と国際環境が期待する着眼としては、むしろ異装備に転換し、内地から先島群島まですこしでも多くの陸自固有の戦闘力が「自力で躍進」して「戦闘加入」しやすくなるように、陸自の装備体系全体を見直し、再整頓することで「ゴール」を達成させる方途も、機宜に追求されるべきである。
 たとえば、トラック装備→「大型発動機艇」。これで内地から先島群島まで自力で部隊が水上機動できる。
 たとえば、MLRS→HIMARS。これで内地から先島群島まで砲兵を空輸できる。
 だが最も時代の期待に応え得る、コスト/パフォーマンス比の佳良な「異装備転換」は、AH→自重3~4トン級のターボプロップ単発複座偵察攻撃機 であろう。
 世界で最初にターボプロップ単発の複座の軽攻撃機を実用化したのは「スーパーツカノ」である。十数ヵ国で採用されているベンチマークとして、技術的にも「枯れて」いて安定感が抜群の同機(A-29A)を例に挙げる。
 一。比べ物にならない航続距離。
 A-29は片道飛行なら1300km以上。九州から下地島空港まで自力で到達して南西方面に「集中」し、そこから先島群島内の中小飛行場へただちに展開できる。シナ人スパイはすべての飛行場を観察しているから、この動きを示すだけで、敵の出鼻を挫く抑止力となる。戦わずして人の兵を屈することができる。下地島空港はこれまで「給油」なら軍用機に対して幾度もサービスしてきているので何の問題もなし。もちろん手前の沖縄本島やその周辺飛行場で給油を受けるのにも不都合はない。比較して、AH-64の航続距離は482km、AH-1Gは574km、AH-1Fは510km、要するに九州から沖縄本島へすらも一躍進では移動ができない。今日の国防が要求する戦略機動性をそもそも有してはいないのである。
 二。比べ物にならない戦闘行動半径。
 A-29のコンバットラディアスは550km。沖縄本島からでも尖閣海面を「制圧」し続けられる(ざっと430km)。いわんや先島群島内からなら何時間でも乱舞ができる(いずれも200km以内)。
 対するAH-64のコンバットラディアスは150km。下地からだと作戦できない(190km)が、石垣島北端からならばかろうじて作戦できるという感じ(142km)。しかし沖縄本島から石垣島までの530kmを飛んで来ることができない。こんなの使えない。選んだ陸幕は何を考えてたのか?
 多良間空港は以前はR/W=800mしかなくてスーパーツカノの着陸は無理だった(860m必要)が、今はR/W=1500mあるのでここも基地にできる。
 ちなみに壱岐空港はR/W=2000mあるが、そこからではAH-64は竹島まで作戦飛行できない(ツカノならもちろん余裕)。陸幕はいったい何を考えていたのか?
 三。比べ物にならない滞空時間。
 コブラは3.3時間。スーパーツカノの滞空時間は8時間24分に及ぶ。
 四。比べ物にならない対艦攻撃力。
 スーパーツカノはマヴェリックを搭載できる。もちろんヘルファイアも可能だが、できれば遠くから撃ちたいよね。島嶼に上陸した敵兵に対しては、レーザー誘導爆弾を投下できる。これもAHには無理。機雷撒布もできる。
 五。比べ物にならない国際貢献力。
 スーパーツカノは、インドネシア軍、マレーシア軍も使っているので、南シナ海にて一部ASEAN軍と完全一体の対支戦闘が可能になる。特にブルネイ防衛が磐石になるのでシナ軍は涙目だ。
 スーパーツカノは、米国務省がアフガン政府軍のCAS任務用機としても最適だと認定した。だから将来、中東やアフリカの国軍育成に陸自の教官を派遣できることにもなる。それは米国のバーデンを(金銭的にではなく)人的に分担することになるので、外務省も向こうで頭をなでなでしてもらえる。
 六。比べ物にならないコスト/パフォーマンス比。
 スーパーツカノの取得費は、高め見積もりで1800万ドル=20億3000万円。
 AH-1Zだと、3100万ドル=34億9000万円。
 古いAH-1は米軍には12億円くらいで納入されていたが、あらためて製造させれば今、そんな値段で済むわけがない。
 オペレーションコストは、1時間飛行あたり、スーパーツカノは500ドル以下。
 なにしろ自重3トン級の軽い固定翼機なのでメカニカルなストレスが小さい。大掛かりな整備部隊も要らない。
 七。比べ物にならない人的資源の節用&有効活用。
 スーパーツカノの失速速度は150km/時以下なので、自動車で高速道路を走ったことのある奴ならば着陸動作にはすぐ慣熟できる。
 石垣島から射って尖閣海面まで届かぬ砲兵なんて、整備しても何の抑止力にもならないから、どんどん規模を縮小し、その浮いた人員を、陸上自衛隊航空隊に回すのが合理的というものだ。
 AH×1機の値段でスーパーツカノを2機、維持できる。
 「キミでも固定翼機を操縦できる」と謳って募集すれば、素質優良な新隊員も集まるだろう。言う事なしだぜ。
 ――思うに陸自の航空戦力は、冷戦期の北方防衛は、AH-1でちょうどよかった。
 しかし南西防衛が大課題になった今は違う。
 攻撃型回転翼機(AH-1/64)を以てしては、内地から先島群島への戦略集中、増援がそもそも不自由であり、先島群島から尖閣周辺海域をエアカバーするには、事実上、役に立たない。
 そもそも九州から自力フェリーによって先島群島に随時臨機に集中展開ができないのでは、抑止力にならない。「戦わずして敵の兵を屈する」ことに貢献し得ない。
 結論。自重3トン~4トン級の単発ターボプロップ複座多用途軽攻撃機のみが、南西方面で「AH-1/64」の代役機能を果たし得る。そしてさらに、来たるべき対韓国有事でも、AH以上に大活躍してくれるはずだ。