BBCの2018-11-26記事「Tension escalates after Russia seizes Ukraine naval ships」。
ウクライナはアゾフ海に面する2つの港から穀物、鉄鋼を輸出し、また石炭も輸入している。
2003年のロシアとウクライナ間の条約で、ケルチ海峡およびアゾフ海には両国の領海が設定されている。
アゾフ海はケルチ海峡で黒海とつながる。ケルチ海峡の東岸は露領である。西岸はロシア軍が2014から占領中のクリミア半島である。
今年3月にウクライナが、クリミアから来た漁船を拿捕した。
その直後から露軍はケルチ海峡を出入りするウクライナの船舶をすべて臨検するようになった。
このほどウクライナの3艇(砲艇×2、タグボート×1)が事前通知した上で黒海からアゾフ海に入ろうとしたら露艦がラミングしてきて、しかもタンカーで前路を塞いだ。
露軍は銃撃を浴びせかけ、ジェット戦闘機×2とヘリコプター×2を繰り出し、ウクライナ船舶を鹵獲した。
ウクライナ人乗員6名が受傷。
ウクライナは戒厳令を施行。
これが従来のロシア流と違うのは、プーチンは自らの悪事の後では常に「始めたのは敵側だ」という宣伝を打つのだが、今回はそれが出ていない。
※堂々たる侵略国家のロシアと2島協定など結べばどうなるか? わが愚かなる外務省は交渉の過程でかならず「密約」を結ばされてしまうだろう。ロシア側は日本外務省の過去の愚行をすべて把握している。日本については「密約」がとても有効であることを熟知している。好機到来、利用せざるべからず。結局、竹島密約や尖閣密約と同じことになるだろう。常に一方的に日本側だけが不利益を蒙り続ける、期限無制限の「手鎖」がまた一つ増えてしまうのが、今から見えているのだ。しかも外務省はその責任を絶対に取らない。密約を結んでも罰せられない戦前さながらの法慣行に味をしめている連中だ。モラル無き外務省に日本の未来図を規定させてはならない。
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ストラテジーペイジの2018-11-26記事。
中共がタイ政府に、クラ地峡を横断してアンダマン海と暹羅湾を直結する運河の開鑿工事を再提案している。工費は300億ドルになるはず。
この運河がもしできたら、タンカーは、マラッカ海峡を通航するのとくらべて航程を2日短縮できる。
現在のマラッカ海峡の通航料金は、大型船で10万ドル以上である。
しかしこの運河ができると、マレー半島の南部と北部を結ぶ道路交通は細る。その橋は、満潮時に最大の高さの船を通せる構造にせねばならず、やたら高価である。よって架けられる数はすくなくなる。そこがボトルネックになる。
パナマもスエズも、同じ理由で、橋は2本しか架けられていない(スエズの1橋は鉄道橋)。パナマにはもうひとつ建設予定。スエズにはトンネルも1本あり。
タイの観光収入の多くはマレー半島南部から得られているので、タイはこの橋をどうするかで悩むことになるだろう。
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Charlotte Jee 記者による2018-11-26記事「Volvo is going to use autonomous trucks to haul stone out of a mine in Norway」。
石灰石鉱山からトンネルを5km走って岩石を搬出してくる大型ダンプカー。
ボルボ社はこのトラックを無人運転化する。
豪州ではもう以前から無人運転の超巨大ダンプが、露天掘り鉱山で動き回っている。