国産対艦ミサイルは「無炸薬」で早く開発すべきだ。残燃料だけで「ミッションキル」は可能だから。

 速報。
 12月中旬以降、『米中「AI大戦」――地球最後の覇権は、こうして決まる』が並木書房から発売されます。
 この本の企画は10月13日に提案し、11月15日に脱稿。それから1ヵ月ちょっとで書店に並ぶわけで、2001年の9-11直後に書いた、ちくま新書いらいのスピード記録になります。正直、年内に間に合うとは思っていませんでした。並木書房さん、凄い!
 こんな時代ですから、出版だってスピード感が大事ですよね。
 次。
 ストラテジーペイジの2018-11-30記事。
   英軍は16機の「CH-47 チヌーク」を追加発注した。
 型式は「MH-47G」である。特殊部隊が運用する。
 英軍が受領するG型には「空中受油プローブ」は付いていない。しかし機体内には、空中受油をするために必要な配管が、既にしつらえられている。よって、後で予算がついたときに、プローブを増設することはできる。
 この英軍のG型は、機内燃料タンクも大容量。そのおかげで、最大飛行レンジは1380kmに達する。
 ※佐賀空港~那覇空港は815km。しかし陸軍知覧飛行場から沖縄までなら650km。沖縄本島から尖閣まで、長めに測っても426km。佐賀空港~与那国島西端で1206km。つまりCH-47は空中給油無しでも先島群島に陸自部隊を運べるポテンシャルがD型以降はもともとあった。空中受油プローブ付きなら往復だって余裕だった(佐賀空港~魚釣島西端で1059km)。それをことさらに「できない」と説明したのは誰なのか? その背後には米海兵隊最上層部の陰謀があったとしか考えられないではないか。失敗プロジェクトであるオスプレイとF-35Bを救うために日本のカネがむしりとられているのだと考えるとすべて話は整合する。美しい武器商売とはどのようなものか。ブラジルのエンブラル社はドミニカ共和国空軍のために2008年に8機のスーパーツカノを9370万ドルで売った。1米ドル=113円として、1機13億2350万円である(複座、チャフなし、レーザーデジグネーター無し)。しかも最初の2機は成約から1年で納品した。島国であるドミニカへの武器とコカインの密輸は、スーパーツカノの洋上パトロールのおかげで、ゼロになった。米軍からアフガニスタンに供与されているスーパーツカノには「リンク16」も実装されている。中共は気の利いたターボプロップエンジンを国産できない。したがって将来にわたって対抗は不能だ。それにしても2000年代前半にEMB-314が有用性を実証してから今日まで、富士重工は何をしていたのだろう? 韓国政府はとっくに重工三社の航空部門を強制統合して、対外競争力を確保させている。日本は自由主義国なので嫌がる会社を無理に統合させる必要はないが、気の利かぬ古い会社にいつまでも威張らせていると、国防が穴だらけになってしまう。
 G型の特別な能力。8人の兵隊を同時にホイストで収容できる。
 胴体左側面にはバブルウィンドウと機関銃架。右側面にはウインチ。
 米国以外でG型を調達するのは英軍が初。単価は2億1900万ドル(スペア部品、整備補助等込み)。
 英軍が2015に買っているCH-47の型式は「F」で、その単価は4000万ドルであった。
 現在、英軍が60機もチヌークを維持しているのには理由がある。
 アフガニスタンのIEDで英兵がやられまくった。
 2009年の報道で、米軍は兵隊200人につき1機の輸送ヘリを有しているのに比し、英軍は700人につき1機である。しかたなくトラックで移動するからIEDで殺されるのだ――と指摘されてしまった。
 「F」型の前は「D」型で、1982~94に500機も製造されている。
 ※川重はなぜオスプレイに反対する国内宣伝を打たなかったのだろう? この国の軍需産業の闇は深すぎる!