FY2019の日本の国防予算は470億ドル。韓国は430億ドルで爆増中。

  Ben Werner 記者による2019-1-10記事「Mark VI Patrol Boats Sail 500 Nautical Miles in Record Transit」。
       「マーク6 哨戒艇」は、沿岸域(ただし港外)にて、船舶の護衛、船舶への乗り込み、船内捜索と拿捕(BVSS)作戦等に任ずる目的で建造されている米海軍の高速小型ボートである。
 カタログスペックでは航続力が600海里あることになっているが、米海軍は外洋長駆航海を試したことはなかった。
 このたび、グァム島所属の2隻が、じっさいに500海里近くを走ってみた。
 正確には456浬(845km)離れたヤップ島まで人員を運んだ。
 これで、パラオやミクロネシアもカバーできることが確認された。
 平均速力は25ノットだった。※高速コンテナ船並の巡航速度かよ!
 2018-10には、グァム所属の「マーク6」複数隻は、100海里走って、台風にやられたティニアン島とサイパン島に人員と資材を輸送している。
 「マーク6」の主機は、MTUの16気筒2000馬力ディーゼル「M94」×2基。それでハミルトンのウォータージェット「HM651」を駆動させる。
 乗員は通常5名。お客(乗り移り突入隊員)は、8人乗せられる。
 ※ストラテジーペイジによれば、北鮮西岸の公海上で密輸監視にあたっている日本、カナダ、豪州、ニュージーランド軍の哨戒機が、中共軍のジェット戦闘機からイヤガラセを受けていることが2018-12-19の時点で分かっていると。本当なら、なぜ報じられないのだ?
 次。
 Charlotte Jee 記者による2019-1-9記事「Opioid overdoses could be prevented by an app that listens to breathing」。
       全米にオピオイドが蔓延しており、毎日115人が死んでいる。
 オピオイドの筆頭はフェンタニルである。
 米国は「銃社会」といわれているけれども、じつは、年間の死亡原因別では、薬物が、銃器も自動車をも抜いているのだ。すなわち米国はダントツの麻薬禍社会なのである。
 ワシントン州立大学のチームはこのほど、オピオイド濫用者を死から救うアプリを完成した。これをスマホに組み込んでおくと、オーナーの呼吸音がモニターされ、過剰摂取で呼吸が低下~停止し、かつ本人が身動きもしなくなったといった状態をアルゴリズムが察知し、自動的に、家族に通報してくれる。
 これを、フェンタニルだけでなく、ヘロインやモルヒネの常用者でもテストし、有効であった。
 ただし、スマホの電池がなくなっていたら、アウトである。