これが、「失敗の本質の本質」である。
こうした、プランAへのこだわりの理由は、AIにインプットすることもできない。
インプットした行為によって、没義道漢であることがばれ、政治的な弱みを他者に握られてしまうからである。
より新環境にはふさわしい「プランB」が浮上した結果、いまやまったく個人的、私的な利益問題となり、公益的なものではなくなったと当人たちすら自覚するような「プランA」……。それを、当事者は捨てられない。
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Sydney J. Freedberg Jr. 記者による2019-3-12記事「Why DoD Cut A Carrier in 2020 Budget: Survivable Robots & Missiles Vs. China」。
パトリック・シャナハンは2019-1-2にペンタ入りし、その第一声が、俺のフォーカスはチャイナチャイナチャイナ だよというもの。
米空母のリーチよりも向こうのミサイルのリーチの方が長い。空中給油機もターゲットにされるので空中給油前提のアウトレンジ攻撃も難しい、と。
空母には自衛手段もあるし、10万トンのフネは被弾しても戦闘続行できる。しかしそれは問題ではない。問題は支那人がどう信じるかなのだ。支那海軍現役提督が公言している。2隻の米空母を沈めれば戦争は北京の勝ちだ、と。
支那人がそのような単純な考え方をしないような軍備を、米国は揃えておく必要があるのだ。すなわちもっと広いレンジの兵器体系によって、中共の開戦衝動を抑止せねばならない。そのための兵器開発費を捻出するため、核空母『トルーマン』は早期解役する。空母11隻体制を10隻体制に減らす。これがシャナハン長官代行の考え。
水上艦も水中艦も、無人ロボット艦を増やして行く。支那軍はそれを攻撃するのがとても難しく、米側はそれを損失しても少しも痛くない。対支の抑止の上では理想的である。
米海軍のひとつの考え。前路偵察&ピケットを主務とする無人警戒艇を先行させ、その後ろから無人のミサイル艇が続行する。支那軍が前衛の無人警戒艇を攻撃すれば、米軍は敵の所在を知ることができるので、ミサイル艇によって反撃して潰す。
これからの米四軍の中軸装備は、INF射程の非核精密ミサイルにする。
それらは長期的には、ハイパーソニック弾になる。
空母『トルーマン』を予定より25年早く退役させて燃料棒交換工事を取り止めれば、一時的には65億ドルの予算が自由になり、さらに年々10億ドルのランニングコストを他に転用できるわけである。
2020年度~2024年度の計画では、ドック型輸送揚陸艦LPD×2隻がキャンセルされ、攻撃型原潜×1隻が増やされる。海兵隊を運ぶ大型艦は正規空母以上に敵岸に近寄らねばならず、支那沿岸ではとても生き残れない。SSNは、支那軍にはそもそも探知ができないので、敵に近づく有人艦としては海軍で最も安全だ。
もちろんペンタ内では、巨額予算をめぐる激闘があった。そしてシャナハンが勝ったのだ。
しかしシャナハンには次のハードルが待っている。工場労働者の既得利権代表者である米連邦議会をどうやって説き伏せるのか。
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ストラテジーペイジの2019-3-13記事。
イスラエル製の自爆無人機「ハーピー2」のことを、インドでは「ハロプ」と名付けている。
インドは2018-2に54機発注した。
2009いらいインド軍はすでに110機、買っている。単価91万ドル。その性能に満足したので、追加するのだ。
インドが期待するのは、敵防空ミサイル陣地に最初にとびこませる役目。
実戦実績は2016年前半からある。
二段後退角の三角翼機形状で、プロペラは尾部にある。カナード付き。
6時間滞空。弾頭重量23kgのすごいやつ。片道特攻ならレンジは1000km。
空中からも放出できるし、車両や船舶からも放出できる。
ウイングスパンが3mもある。縦長は2.5m。自重135kg。最高速度185km/時。
初代ハーピーは90年代からあり。ハーピー2は2005年に設計された。
現在イスラエル軍はシリアに対してこれを使い続けている。
実戦初使用者は、アゼルバイジャン軍。アルメニアの軍隊バスを直撃し、7人を殺し、バスも破壊した。
他のユーザーは、インド、トルコ、ドイツ軍。
150km以上コントローラーから離隔する場合は、無線中継用のUAVが必要である。
完全自律プログラムにするなら、リモコンの必要はないが。
2018前半、イスラエルはこの自爆機で、シリアの「Pantsir」自走防空システムを撃破した。SEAD任務である。
※韓国からのミサイル攻撃に対する報復攻撃は、財閥幹部と政党ボスたちの個人プロパティに不可逆的な損害が及ぶような目標セットを選んでおくのが合理的である。庶民は快哉を叫び国内は団結できないだろう。