防災ジャンプ

 Garrett Reim 記者による2019-6-4記事「Jordan military tries to sell off ‘knock-off’ Chinese drones」。
     ヨルダン王国の陸軍と空軍が、まとまった数の手持ちの航空機を売却したいとネットで表明。
 そのなかには、輸入してまだ間もない、中共CASC社製の CH-4B 無人機〔プレデターもどき〕が6機、含まれている。
 7月1日まで買い手の入札を募るという。
 同時に出品されたのは、エアバスC-295輸送機×2機、CN-235輸送機×2機、C-130B輸送機×1機、BAEシステムズのホークジェット練習機×12機、MD530軽ヘリコプター×6機。
 このヘリコプターは平均31年も飛んでいる古物のはずである。
 かたや無人機の方は2年前に買ったばかりで新しい。しかし2018-11にヨルダン空軍はメディアのインタビューに答え、その性能が不満であるので早くも解役を検討していると語っていた。
 米国がMTCR規制を厳密に適用するため、プレデターやリーパーは、すでにミサイル技術を有している国に対してしか輸出ができない。だから中東諸国はパチモンのシナ製にでも手を出すしかないのである。
 ※モチノキは東北中部より南でしか植栽できないと図鑑にはあるが、近所の川縁の陽当たりの良い場所にモチノキの雌木としか思えない古木が約7mの高さに聳えていて、毎年ヒヨドリの天国になっている。この時期に北海道で枝じゅうに赤実が観察されるような植物は天然では無いはずなので、たぶん内地から移入して植えられたものだろう。また、近辺に同類の樹木が見当たらぬことは、大きくなった成木は越冬できても、実生の幼苗は越冬できないことを示唆しているように思う。