都内か横浜近くの方で、ある実験企画のカメラ撮影を担当してくれる人を募集しています。まずご連絡ください。詳細をお話しします。

 JON GAMBRELL 記者による2019-6-19記事「US Navy expert: Tanker attack mine resembles Iranian mines」。
   第五艦隊の爆発物の専門家であるショーン・キド中佐。『国華カレジアス』から回収された破片や磁石をマスコミの前に示した。
 キドは強調した。『国華カレジアス』の損傷は、外部から飛来した物体によるものではない。
 『カレジアス』から回収された破片には、アルミニウムと複合金属が含まれている。
 米海軍の会見は、アブダビから210km北東にあるフジャイラ港で行なわれた。
 仕掛けられたリムペット機雷は、6個の永久磁石で船体にくっつけられる。そのうちの1個が現場に残留していた。イラン革命防衛隊が不発弾を回収するとき、その1個だけ残ってしまったのだ。
 この1個の磁石を船体から引き剥がすのに、米水兵はバールを使う必要があったという。
 円錐状の爆弾本体は、重さ90ポンド=42kg強。イラン革命防衛隊の息のかかった研究機関が製造しているものだという。
 このリムペット機雷をイランは、過去の軍事パレードで公開しているのである。一致は明らかだと木戸。
 爆発物をしかけたのが水線よりかなり上なのは、沈めようという意図がなかったからだ。
 検分したダメージは、飛来物によるものではない。リムペット機雷によるものである。
 指紋や手形も採取した。バイオメトリックから捜査が進むだろう。
 もう1隻のノルウェーの『フロント・アルテアー』も、『国華』と同じUAEの東海岸に現在繋留されているのに、そっちの調査がどうなっているのかについては、何の発表も無し。
 その前に5月12日に、4隻のタンカーが、やはりフジャイラの米軍軍港の近くで攻撃を受けている。これもイラン製のリムペットマインだったと分析されている。
 他方、イラク南部のバスラで19日、エクソンモービルの社員居住区にロケット弾(カチューシャ・タイプ)×1が着弾し、イラク人労務者3人が負傷。
 イラク国内には米兵5000人がいる。イラン系の民兵はそれに反発している。
 5月に米外交官のうち枢要でない人員はイラクから退避した。そのあとでバグダッドの米大使館の近くにミサイル1発が着弾している。
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 Tom Rogan 記者による2019-6-18記事「New acting Defense Secretary Mark Esper is bad news for China」。
        マーク・エスパーは軍需産業界の業界人であった。そして対支の姿勢はマティスやシャナハンより強硬である。
 5月のアトランティック・カウンシルで吼えている。
 米陸軍が、中共近くの島々の上に、長射程の精密誘導兵器を保持することが緊要なのである、と。
 米陸軍の長距離ミサイルでシナ軍のSAMや艦艇を動けなくしてやる。それによって米陸軍は、米空軍と米海軍を助けることになる。
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 Leo Shane III , Aaron Mehta , and Joe Gould 記者による記事「Five names to watch as Trump searches for his next defense secretary
      エスパーはレイセオン社のロビイストであった。
 いま56歳。湾岸戦争のとき、陸軍に所属していた。
 除隊後、ヘリテージ財団の幹部に就任していた時期もある。
 1998年成立のヴェイカンシー法、顕職空席規制というのがあって、ほんらい上院の承認が必要なポストが空席となっており、その職務を、代行の形で下位者が実質牛耳っているような状態を、大統領が無限に続けさせることはできない。もし大統領がエスパーを指名するなら、彼のDoD入りは政権発足時からで既に長いので、この規則により、上院の承認が得られるまで、ただちに現職を離れねばならない。