子供に人参を食わせるいちばん簡単な方法は、微塵に刻んでコメと一緒に炊いてしまうことだと認識す。

 ASSOCIATED PRESS の2019-6-8記事「Germany rebuffs US request for ground troops in Syria」。
      米国のシリア特使であるジェイムズ・ジェフリーが先週、ドイツ政府に対して、シリアで米軍が領導している反IS有志軍にドイツから地上部隊を参加させて欲しいと頼んだところ、ドイツ政府はこれを断った。
 ドイツはこれまで、イラク政府軍に対する訓練、航空偵察、および、空中給油の貢献を、同地域において果たしている。それは続行するが、地上部隊は送らない。
 ジェフリーの希望では、シリア北東部にて、シリア人の反アサド親米ゲリラを、補給と訓練と技術要員で支援して欲しいのだと。そして、米兵が今やっている仕事を部分的に肩代わりして欲しいのだと。
 次。
 Brian Everstine 記者による2019-7-4記事「USAF MQ-9 Presence in Eastern Europe Shifts South」。
        米空軍は、従来ポーランドのミロスラヴィエク基地から飛ばしていた「MQ-9 リーパー」の一部を、7月3日に、ルーマニアのカンピア・トゥルジー基地へ移駐させた。
 ルーマニアでは、契約民間会社の社員が、これら「MQ-9 リーパー」を運用する。その機体自体も、空軍の所有機ではなくて、会社の所有機だという。
 主にバルカン半島を偵察させる。
 この分遣隊(第52遠征作戦グループ)は2019-3-1からポーランドに送り込まれていた。部隊規模は機数を含めて秘密だが、大きなものではない。空軍の将兵が通信連絡や情報分析や部隊警護を行い、リーパーの操作はすべて契約民間会社が実施する。このような形態とすることで分遣隊の派出を機動化する。なお、リーパーはこの部隊に関してはすべて非武装である。
 この分遣隊は、それ自体がオフィスである12個のモビール・コンテナに所帯道具一式を詰め込んで引越しできる。NATOの基地内に間借りするのだが、NATOビルの中には入らずにコンテナで暮らし、敷地もフェンスで区切る。