ネアンデルタール人はホモサピエンスが改善した武器の威力で絶滅させられたのか?

 人間未満の生き物は淘汰を待って進化する。だが人間にとってはそれでは遅すぎることがある。ネアンデルタール人のようになってしまう。
 何万年も、カラダやアタマが変化するのを待ってはいられない。そこで、淘汰によらない進化を、人間は道具によって可能にした。

 この競争に勝ち残るためには、現状で満足していたら淘汰されるだろうという「心配」ができなくてはならない。
 その能力で優った側が、勝ち組になる。

 しからば日本人は石器時代から第二次世界大戦まで、この能力をどのように示してきたか。歴史上のどのグループが、その能力を発揮することなく敗滅させられてきたか?

 それを論ずるのが拙著『武器が語る日本史』であります。
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