3Dプリンターは、こんなときのためにあったのではないか?

 わたあめ機械のように「繊維の素」を投入すれば、不織布のマスクが立体的にアウトプットされてくるもの。でも、今からじゃ、間に合いそうにない。

 もっと急速量産&頒布できそうに思えるものは、「マスクの型枠紙」だ。

 つまり布マスクの「縁」になる部分だけを、厚紙で量産できるはず。学習雑誌の附録みたいに。
 購入者は、自宅にある不要な衣類・ボロ布を鋏でカットし、四周縁を、その厚紙枠の上にホチキスでとめるだけで、自作の使い捨てマスクが完成するだろう。
 もちろん耳かけ紐も、各人が輪ゴムの継ぎ足しか何かで自作するのだ。

 それも待てぬ人は、新聞紙をそのまま「巻き頭巾」にするのが便法になるはずだ。

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 JOSHUA KARSTEN 記者による2020-2-27記事「DODEA’s Bahrain School extends school closure as coronavirus cases rise in country」。
     ペルシャ湾で最大の米軍基地が置かれているバーレーンでは、すでに市民33人の新コロ感染が確認されている。
 同基地内のすべての公共学校は3月10日までの閉鎖を決めた。

 米軍人にして、中共、香港、シンガポール、タイ、マレーシア、韓国からバーレーンにやって来た者は、14日間隔離される。

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 Charlotte Jee 記者による2020-2-27記事「The US has its first case of “community spread” coronavirus」。
    外国に渡航してないのにもかかわらず米国内で新コロを発症した住民が1名、初めて確認された。誰からうつされたのかも不明。既知の患者との濃厚接触は無いという。
 これは、米国内コミュニティですでに感染の連鎖が起きていることを暗示する。

 確認されたのは加州サクラメントの病院にて。2月23日のこと。

 米国でも、検査設備の不足が、流行阻止の努力を妨げていると考えられる。