今こそ「ビッグ・データ実験」への参加を呼びかけるによい時だ!

 大半の日本人がまだ新コロに罹患していない。この人たちが、みずからの自由意思で、それぞれ1つの「仮説的予防手段」を、これから毎日、自主的に工夫もしくは実践する。そして3週間後に、新コロに罹患した自覚があるかどうかを、SNSにめいめいで書き込んで貰う。

 それをビッグ・データとして掬い上げて整理をしたら、意外な「予防薬」「予防手段」が発見できる可能性が大だと思う。

 たとえば、朝起きたときから寝る直前まで、粉末の「龍角散」を1匙ずつ数度、服用し続けたなら、それをしない人たちのグループと比べ、新コロに罹患する率に、有意の差が生ずるだろうか?

 上記の《粉末の龍角散》の部分を、たとえば「ポビドンヨードの喉スプレー」「うがい薬」「生薬の入っていないただの飴」等々に置換して、めいめいが、以前から使っていて副作用もなく、今回も予防になるんじゃないかと思ったものをじぶんで選び、それを3週間、試し続けてみて、その結果を、公開的にネットで報告するのだ。

 運が良ければ、最短時間で、特効的予防法の発見に至るかもしれない。

 この実験は、ネットへの自由な書き込みが国家によって恣意的に禁圧される中国のような政治的後進国や、無理に罹病率の低さを誇ろうというバイアスが高い自意識後進国や、すでにおびただしく新コロが蔓延中の先進諸国では、あまり望みがない。日本が、世界のラスト・ホープになっていると信じられる。