誰でもできるのに、なぜかこれまで試みられていない企画を発見するなんて、もうテレビの世界ではありえないことなのだとずっと思い込んできたが、CS/BSの番組表をながめているうちに、偶然に気がついてしまった。
日本のあらゆる離島・無人島に空からドローンが近づき、一周空撮して、去る。それだけの構成の番組だ。
こういうのが作られたことは、かつてないと信じられるようになった。
声の解説は要らない。テロップだけでいい。
第一種漁港や第四種漁港等の重要施設、あるいはランドマークの紹介は、BSテレ東の「空から日本を見てみよう」のように、必要最小限、文字をインポーズすればよい。ところどころ早回しでワープさせるメリハリのつけ方も、同番組が見本になる。
もちろん地上波ではスポンサーはつかない。ケーブルTV向き。
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CAROL D. LEONNIG AND DAN LAMOTHE 記者による2020-6-5記事「How Mattis reached his breaking point and decided to speak out」。
マティス元国防長官をブチ切れさせた映像は、煙るラファイエット広場に立つ3人――大統領、現長官エスパー、そして迷彩戦闘服のミレー統合参謀本部議長(陸軍大将)――だった。
暴徒とは呼べぬ街頭デモをペッパースプレーで追い散らし、その広場にトランプが教会まで聖書を手に散歩してテレビに撮影させる。お供に従う「連邦軍」の2トップは、この追い散らしを黙認しているぞ、という演出だ。
※セント・ジョン・エピスコパル教会はしかし、デモの騒ぎで火をつけられて損傷しているのでは……?
マティスが長官だったときから、ミレーはトランプに阿諛追従する男だった。
ペンタゴン内では、エスパー長官は「イェスパー」だと陰口されている。大統領にノーとは言えぬ奴だと。
そして現在、ミレーはエスパーをバイパスして大統領の意向を直接に四軍に伝えるようになっている。シビリアンコントロールが米国において崩壊の危機にあるのだ。
※帷幄奏上権を握ったか!
マティスの矛先はエスパーには向いていない。ミレーが軽率だというのだ。
マティスとミレーの関係は、マティス辞任直前から、まずかった。
マティスはミレーをNATO司令長官に推挙し、次期統参長には空軍大将を推挙していた。ミレーは直接トランプに自薦して、トランプはマティス長官の意見を無視した。
※むかしアイゼンハワーは、部下は上司に3つの選択肢を呈示し、ボスはそこからひとつ選ぶだけでいいようにすべし、と言った。それが軍隊流であると。しかし海兵隊のマティスは上司に1つのオプションしか示さないのか? ちょっと倨傲だろ。
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David Kramer 記者による2020-6-5記事「Helium shortage has ended, at least for now」。
新コロのおかげでヘリウムの供給難が解消された。
ヘリウムガスの消費の10%は、パーティ用の風船。誰もパーティをしなくなったので、需要が緩和したのだ。
ただしこれでヘリウムの値段が下がるわけではない。値段はじりじりと上がり続けている。
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ストラテジーペイジの2020-6-6記事。
40ミリのグレネードランチャーからUAVを発射する新弾薬を、米陸軍が開発した。
GLAUSという。
ライフルのバレルの下にとりつけるM320ランチャーから撃てる。
しかし弾頭は縦長であり、重もも通常弾より大である。
固定翼UAVはカメラ付きで、ビデオ映像を、射手に送り返してくる。
リンクは2000mまでつながる。
滞空90分可能。高度は600mまで可能。
ちなみに現用の手投げ式のレイヴンは2kgのUAVで、常用高度は100~200mである。
GLAUSにはもうひとつのバージョンがあり、そっちは固定翼UAVではなく、超ミニヘリコプターになっている。滞空は30分しかできないが、建物の中を偵察できる。
GLAUSはまだ量産段階ではない。