「地ージス」の用地選定が最初から甘すぎたことがハッキリした。
ブースターが地元に落下するのは昔の「ナイキ」だって同じなのだが、「地ージス」の場合は、移動展開式ではないので、そのサイトから試射・訓練ができなくては意味がない。そこに気がついていなかったとは、じつに迂闊じゃないか。
本州から陸続きのアクセスを重視したのだろうが、これは原発の立地と同じく、建設で楽をしようなどと欲をかいたら、最初から行き詰まるに決まっている話なのである。
奥尻の米国製レーダー部品の保守は、不便ながらも、ぜんぶ空輸で何とかしていたのである。それをサポートできるファシリティがすでにあったのである。
すでにある離島の分屯基地を活用すれば、工費はよけいにかかっても、政治的な不都合は最小になるのである。ひいては最短時間での運用開始につながる。地元島民からは歓迎され、しかも、あらたな夢がひろがる。
「地ージス」用の本格的なファシリティが仕込まれることによって、その離島は、もはや「僻地」ではなくなるからだ。そこには、追加の施設構想が、可能になるのである。
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Christian Toto 記者による2020-6-14記事「’Gone With the Wind’ is gone with the protests ? so what’s next?」。
『ワシントンポスト』紙が、コップ・ショー(TVの警官ドラマ)はぜんぶ止めちまえと騒いでいる。
『風とともに去りぬ』の次に槍玉にあげられる映画作品は、メル・ブルックス監督が黒人を起用しているおふざけ西部劇コメディ『ブレイジング・サドルズ』(1974)だろうか。
はたまた、シャイロックというユダヤ人イメージを定着させてしまったシェイクスピアも配信禁止されるべき?
ぶざまなアジア人のステレオタイプをはめこんでいたジョン・ヒューズ監督の『すてきな片想い/16 Candles』はどうだ? 1984年の若者映画なのに、なにもかもが古臭い。しかしまちがいなく文化が前進していることも、我々は認識するだろう。
アンチ・ヒーローのキャラであるジョン・ウィックは、一体、ロシア・マフィアを何人、殺してしまうんだ? しかし、これは西洋文明が長年かけて獲得した、表現の自由なのである。
検閲は、ダメ、絶対。ジョージ・オーウェルはそのために1冊、書いてるだろ?
※スラヴ民族の語源だって奴隷。漢字の「臣」も奴隷。古代ギリシャ哲学者は奴隷所有者。
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CAROL MORELLO AND MIN JOO KIM 記者による2020-6-15記事「US Embassy in Seoul removes Black Lives Matter banner, two days after it was unfurled」。
ソウルの米国大使館は、そのビル正面の壁に「ブラックライヴズマター」と書かれた垂れ幕を6-13から展張していたが、15日にひっこめた。
朝鮮戦争70周年を記念する「われわれは忘れんぞ」の旗を出したついでの掲示であった。LGBT応援のレインボーフラッグも、いっしょに出してた。
ハリー・ハリス大使が、連帯感の強調のためにそのバナーを展張させたのだが、あたかも、それらのプロパー団体に人々が寄付することを促しているようにも見えるので、降ろすように命じたという。全米の納税者から集められている公金が、特定機関のために使われているという間違った印象を与えてはいけないのだ。これ、公式説明。
しかしブルームバーグ・ニューズによると、国旗掲揚塔の米国旗の背後にBLMのバナーが見える構図が不愉快であるとポンペオ国務長官と大統領が不快感を表明したためだったという。
国務省職員はハリスの味方であり、ポンペオとトランプには抵抗しているという。
ハリスはツイッターに、BLMの旗とともに、マーチン・ルーサー・キングの仕事はまだ完了していない、などと書き込んでいて、BLM運動にはかなり同情的である。
ハリスは1960年代の米南部で育った。
昨年ポンペオは、在外米国大使館は、米国国旗を掲揚するその同じ塔に、レインボーフラッグを掲揚してはならない、と命じている。
そこで、たとえばソウル大使館は、それを建物外壁に張ることにしている。
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H I Sutton 記者による2020-6-12記事「Why The Navy’s Latest Narco Submarine Seizure Is A Big Deal」。
さいきん拿捕された2隻のナルコ密輸船(半没・高速型)の特徴が酷似しているので、南米のジャングル内で、同一設計により、密輸ボートが量産されているのではないかと疑う。
愛用されている船外機は「ヤマハ・エンデューロ」2サイクルである。航続距離、スピード、信頼性をすべて兼ね備えている。