水中ロボットをハントする水中ロボットの開発にすでにロシア企業は着手。

 Bill Gertz 記者による2020-6-24記事「China hypersonic EMP threat」。
    EMPの専門家によると、EMP弾頭は高度60マイルで爆発したときに地上に与える害を最大化できる。その高度は、ハイパーソニック兵器の飛翔高度と同じである。
 ハイパーソニック飛翔体は、最初にBMによって打ち上げるものと、スクラムジェットエンジンの巡航ミサイルとして発射するものと、2通りある。中共は両方開発している。

 弾頭は、最小サイズの核弾頭。

 ロシアはINF条約にまた違反する気である。海軍艦艇から発射されるカリブル巡航ミサイルを、ありふれた外見のコンテナに入れて、陸上からも発射しようというのだ。

 もちろん偽装商船上からもそのコンテナを使えば発射できる。ロシアはそれをイランや北鮮にも輸出できる。
 カリブル・クラスの射程のミサイルを地上に配備することは、INFで禁じられている。しかしプーチンは2019-2からそうすると公言している。
 ただしまだそれが生産されたという証拠がない。

 カプスティン・ヤールのミサイル試験場では、INF違反品ではないと主張するために、新種の巡航ミサイルを射程500km未満で飛ばしている。じっさいには500km以上、飛ぶのだ。

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 CAITLIN DOORNBOS 記者による2020-6-25記事「Report reveals miscommunication, missteps in handling of USS Theodore Roosevelt virus outbreak」。
    クロザー元艦長の評判が下がった。彼は海軍が発したソーシャルディスタンスのガイダンスを守らず、それが艦内感染を拡大させたのだ。

 『TR』がダナンに寄港したのは3-8のこと。
 そこで米大使館が知らせた。2人の客が新コロ陽性と判明したホテルに、39人の水兵もいたと。
 『TR』はその水兵たちを艦内隔離した。
 しかしクロザー艦長はその後、艦内のソーシャルディスタンスの確保をなおざりにしていた。
 海軍省は3-12に、ガイダンスを示達した。軍艦内で、6フィートのソーシャルディスタンスを守らせること、密集させないこと、など。

 しかし、4-3予定の上陸のためにグァムに向かっていた『TR』艦内では、ほとんどそのガイダンスが守られていなかった。艦長は、作戦行動中の空母はそのガイダンスを守る必要はないと勝手に判断していたのだ。

 3-24、『TR』艦内で最初の3人の罹患者の発症。2名は航空系、1名は核動力系。
 そこで『TR』は行き脚を早めて3-27にグァムに着いた。

 着いた時点で33人が陽性だった。
 太平洋艦隊は、全乗員のテストが最優先だとした。
 第7艦隊は、全乗員を下船させるべきだと考えた。
 クロザーは、全乗員のためのホテル個室を要求した。4000室×2週間分の。

 3-28、陽性者は46人に増えていた。クロザーは、艦内隔離などしても無効であると信じた。

 陸上では、倉庫内に囲いを設けることで、全乗員をすぐにも収容できた。ところがクロザーは、《個室でなきゃダメだ!》と譲らなかった。そのため乗員は下船できなかった。

 クロザーは、艦内隔離が不成功におわったため、陸上でもそれと同じことになってしまうと心配したのだろう。

 ※後知恵だが、この時点で半舷上陸させるべきだった。

 クロザーは3-30に、太平洋艦隊、太平洋海軍航空隊、そして空母機動艦隊にEメールを発した。

 太平洋艦隊はクロザーに言われるまでもなく全乗員を下船させるためのすべてのオプションを吟味していた。クロザーの手紙は、役に立たなかった。

 そのEメールが4-1に『サンフランシスコ・クロニクル』に掲載された。
 よってクロザーは海軍長官代行の文官モドリーによって解任された。

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 H I Sutton 記者による 2020-6-26記事「Chinese Navy Submarines Could Become A Reality In Indian Ocean」。
  中共は、インド洋で作戦する中共原潜の補給拠点とするために、モルディヴ諸島中の1島、フェイドーフィノルフ島を、リゾート開発を表向きの看板にして、中共海軍基地に改造する気だ。

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 Joshua Learn 記者による2020-6-25記事「Plants Are Green Because They Reject Harmful Colors」。
    植物が緑色をしているのは、太陽光線の中の緑色のスペクトラムが彼らにとって有害なので、それを全部反射する必要があるためである。

 太陽光線の中でも緑色成分は、最も強烈なのである。

 植物も、過剰な光を受けると火傷する。緑色以外のスペクトラムには、ゆっくり対処すればいいのだが、緑色は強烈すぎて、ゆっくりやっている暇がない。だから最初から反射する防禦を身に付けておく以外、なかったのだ、というのが、もっかの一仮説。

 紫色のバクテリアがある。彼らの生存にとっては、紫の光線がいちばん脅威なので、それを反射するために紫色となっているのである。
 緑色硫黄細菌は、黄色味がかった緑色である。彼らの生活環境では、その色の光がいちばん迷惑なのだ。

 植物は太陽光線の強さによって、エネルギーを吸収する波長を変更する。陽射しが強いときは、紫寄りの光を使う。空が曇っているときは、黄色から吸収しようとする。